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ジュナイパー・タチフサグマ/ムゲンゾーン考察


初めに

今回は自粛制限が解除され自主大会などが解禁されるということで、ムゲンゾーンの環境考察とジュナイパー・タチフサグマの考察をしていこうと思います。

*ここではカード名称に対して略称を持ちいます。

アルセウス&ディアルガ&パルキア→三神

よろしくお願いします。

環境考察

まず、ムゲンゾーンで強そうなカードを考える。

ムゲンダイナVMAX/ムゲンダイナV

悪ポケモンを並べるだけで簡単に火力が出せるムゲンゾーンの目玉カード、先行2ターン目に最大火力である270を出すことが可能、クロバットによる安定感も申し分なし。間違いなく環境トップに位置するポケモン。

クロバットV

デッキの強い動き(例えば、三神ザシアンの後1オルタージェネシス)の再現性や、デッキの安定感を上げるカード。どんなデッキにも採用されそう。

ジュナイパー

ポケモンV、GXからダメージを受けない特性は、サンムーンシリーズのフーパを彷彿とさせる。環境にいるV、VMAXに強く出れるので使い方次第では環境に食い込んでくるパワーがあると思う。

環境での使用率

tier1.

三神ザシアン、ムゲンダイナ

tier2.

小ズガ

tier3.

ジュナイパー、ボーマンダ、リザードン、マルヤクデ、タチフサグマ

大会で勝つためにはtier1、tier2に勝てるようにデッキを作成しようと考えた。環境上位のデッキはいずれもメインアタッカーがVポケモンなのでジュナイパーが刺さる。ジュナイパーをメインにし、ジュナイパーが刺さらないデッキに対してはサブプランをとれるようにしようと考えた。


ジュナイパーデッキ考察

ジュナイパーは勝てる対面には進化して、技を打つだけで勝てるしかし、環境にはそれだけでは勝てない対面があるのでそこに対して勝つためのプランが必要になるのでそのために何を採用するか考える。

まず、ジュナイパーが刺さらないポケモンをまず洗い出す。

tier上位から


ジュラルドン

三神ザシアンに採用される非エクのアタッカー。現在はあまり採用されていないが今後ジュナイパーが流行れば採用率は増えていく可能性がある。オルター+パワービーム140点でジュナイパーを突破できる。


フーパ(アサルトゲート)

ムゲンダイナに採用される非エクのアタッカー。後攻1ターン目に相手のバトル場のモクローを倒すことができるが、ジュナイパーが完成してしまうと草弱点ということもありジュナイパーに強く出れるカードではない。2体までなら先殴りされてもライフフォレストを絡めたジュナイパー1体で対応が可能。


・ズガドーン(火の玉サーカス)

ジュナイパーを倒せる非エクのポケモン。4枚入ってるので対策が必要。

環境デッキに採用される非エクポケモンを書き出した。次にこれらを対策する方法を考えていく。


ジュナイパーで見れないポケモンを対策する方法

1.違うポケモンで対策する

2.ジュナイパーで対策できないポケモンを全部倒してしまう。

この2つのアプローチで攻めていくことにします。

ジュナイパーで対策できないポケモンを全部倒してしまう方法でのアプローチ

コンセプトとしてはジュナイパーを倒してくるポケモンをジュナイパーが気絶した返しにガルーラで倒すと言うもの。しかしこのコンセプトだと複数枚非エクのアタッカーが入ってる場合ジュナイパーの供給が間に合わないことやズガドーンが無人発電所を採用することでアローラペルシアンを容易に突破出来ることが問題点だと思い没に、


違うポケモンで対策する

環境にいるジュナイパーで詰まないポケモンはすべて種ポケモンということもありタチフサグマで封殺できるのでは?と考えタチフサグマと組んでみることにした。

原案

なかなか好感触だったが、タチフサグマだけでズガドーンを対策するとなるとズガドーンGXのさくれつバーナーで状態異常にされそのまま押し切られて負けてしまうことがあったのでズガドーンGXを対策するためにビッグパラソルを採用した。


完成形

こちらが完成したリスト。前置きが長くなったので、採用理由の説明に。


採用理由

ポケモン:15枚

・ジュナイパー:3枚

デッキのメイン。試合を通して2体立てば十分なのでサイド落ち考慮の3枚。

・フクスロー:1枚

フーパやマニューラと殴り合うことを考えると複数体立てる必要があるため、安定して複数ラインをたてるために採用。

・モクロー(かくれんぼ):4枚

コイントスで1ターン無敵になれる。HP60の叫びモクローと迷ったが、相手に入れ替えられてしまうと効果がなくなるので相手依存ではないこちらを採用。ボーマンダを意識するならHP60のほうが優秀。ジュナイパーを使う試合では2体立てばいいので、後攻1ターン目or先行2ターン目にバトル場のモクローが倒されることとサイド落ちの考慮で4枚。

・タチフサグマ:2枚

主にズガドーン対面で使う。1体立てば完封できるので、サイド落ち考慮の2枚。また三神対面でも使う、その時も1体で事が足りる。

・ジグザグマ:3枚

タチフサグマを必要な試合で1体立てるためにサイド落ち+後攻1ターン目or先行2ターン目にバトル場のジグザグマを倒されてもいい様に3枚。

・クロバットV:1枚

ジュナイパーやタチフサグマを立てるときに足りないパーツを探しに行くために採用。デデンネと違って手札を捨てなくていいのが◎


グッズ:27枚

・クイックボール:4枚

このデッキは1ターン目に必ずモクローかジグザグマを並べたいデッキなので採用。

・ネットボール:3枚

クイック4枚だけではモクローを並べにくいと判断し採用。また、ジュナイパーを突破するアタッカーと殴り合うときに手張りが遅れてしまうと殴り負けしてしまうのでエネルギーサーチが欲しかった。

・進化のお香:3枚

進化デッキ必須カード、コストなし進化先サーチ。このデッキは進化すれば勝ちというマッチがあるので1ターンでも早く進化したい。

・ポケモン通信:2枚

ジュナイパーとタチフサグマを同時に使用する対面がないので手札の不必要なポケモンを戻し必要なポケモンを持ってくるために採用。

・お取り寄せパッド:4枚

元々この枠はダート自転車だったが、デッキの上2枚から選ぶより、コイントスが絡むが決まればサーチや飴に触れるのが非常に強力と判断しダートより優先的に採用。

・不思議なアメ:4枚

言わずもがな、2進化デッキなのでスピード感をもって進化したい。2ターン目にできる限り進化したい、複数体建てたいため4枚。

・ビッグパラソル:2枚

ズガドーンGXの炸裂バーナーでタチフサグマが突破されないように採用。タチフサグマを使用する対面では一体しか使わないのでサイド落ちケアの2枚。

・カウンターゲイン:2枚

基本的にこのデッキは序盤はサイドが負けるデッキなので採用。これがあると相手のフーパなどの非エクのアタッカーに殴り勝つことができる。

・ふつうのつりざお:1枚

ジュナイパーを3面立てる必要がある場合があり、ジュナイパーが3枚しか入っていないこと、モクローが進化前に倒されることを考慮してポケモンを戻すカードが欲しい。エネルギーも複数体ジュナイパーを動かすためには枚数が必要になるのでエネルギーとポケモンを戻せるカードとして採用。


サポート:12枚

・博士の研究:2枚

飴や進化先といったパーツを手にためたいデッキなので手札を捨てるドロソは相性が悪いと判断し、4枚から減らしていった。それでも強いドロソなので採用。

・エリカのおもてなし:2枚

縦引き最大8枚ドロー。手札を切らずにパーツを集めることができる。最近の環境はベンチをフルで展開するデッキが多いので採用。

・シロナ:4枚

飴や進化先といったパーツを手にためたいデッキなので手札を切ることなくドローできるシロナを多く採用。マリィと迷った枠だが相手を妨害するよりいち早く進化を建てに行くためにドロー枚数が多いこちらを採用。

・メイ:4枚

グッズ、エネ、ポケモンがこれ1枚でそろう。自分ポケモンが気絶した返しで必ず打ちたいカードなので必要な時に必ず打てるように最大枚数採用。


スタジアム:1枚

・ライフフォレスト:1枚

非エクのアタッカーの攻撃をジュナイパーが2回以上耐えるために採用。


エネルギー:7枚

・基本悪3枚、基本草4枚

タチフサグマ、ジュナイパーともに有色、無色で技を打てる。タチフサグマのほうが使用対面で建てる枚数が少ないのでエネルギーはこの配分。

・オーロラエネルギー:1枚

どちらの色にもなるエネルギーが欲しい場面があったので採用。入れすぎるとデンジャラスドリスで割られた時の裏目が大きいのでこの枚数。


不採用札

・ジラーチ

採用しているリストもあるが、特に必要だと思わなかった。採用すればアメなどに触りやすくなるのは確かだが、三神対面などでサイドをとらせてしまうのが嫌だったため不採用。

・ジュカイン、ジュプトル

ズガドーンの対策としてやサーチとして優秀だがズガドーンはビッグパラソルで対策可能であり、サーチとして使うならばターフスタジアムのほうがいいと判断し不採用。

・回収ネット

単騎を作りやすくなるカード、ジラーチを採用するなら相性がいいので採用したいがジラーチを採用しなかったので不採用。

・鳥使い

3ドロー前後ろ入れ替え。状態異常を回復できるが、そこだけでしか使えないのが弱いと判断し不採用。

・ボスの指令

ジュナイパーやタチフサグマを突破できるポケモンがいなくなると技を打ち続けるだけで勝てるため。ベンチのポケモンを呼ぶ必要がないと思い不採用。

・ターフスタジアム

おいておくだけでジュナイパーをサーチできるのはえらいが、混沌のうねりを割るのに1枚サーチを使うのが弱いと判断し不採用。


各デッキに対する立ち回り

tier上位のデッキだけだが簡単にまとた。


・三神ザシアン

デッキのアタッカーがすべてGX、Vで構成されているためジュナイパーで完封することができるが、ジュラルドンが採用されている場合がある。このマッチアップは基本的にはアタッカーが種ポケモンなので安定をとってタチフサグマで戦うのがベスト。
三神側がクロバットで殴ってくる可能性があるのでこの対面もパラソルを貼ったタチフサグマを建てたい。

*サイドが2-2-2、2-2-3でゲームが終わってしまうマッチアップ、サイド管理とベンチ管理が重要。


・ムゲンダイナ

基本的には一方的に有利なマッチアップ。ムゲンダイナに採用されている非エクのアタッカーはジュナイパーをワンパンすることができないのでライフフォレストなどで回復を挟み非エクのアタッカーを枯らすルートを目指す。


・小ズガ

アタッカーが全て種ポケモンなのでタチフサグマでつめる。ズガドーンGXの炸裂バーナーが混乱になり厳しいが、この対面はサイドを一枚づつでしか詰められないのでビッグパラソルをつけたタチフサグマをゆっくり育てる。


終わりに

僕は○○からダメージを受けないというカードが好きなのでジュナイパーというカード僕自身が思うベストな60枚に仕上げられたと思います。

このデッキはあくまでも僕個人の一案です。使う際は自身が思うようにカードを差し替えていただけたらなと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


✴︎カプ・レヒレの回答箇所を変更しました。





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