左官技術の体験/光る泥だんごづくり
ピカピカになるまでひたすら磨きます。
漆喰壁の磨き仕上げの技術を取り入れた光る泥だんごづくり。
教えてくれるのは、現役の左官職人さんたち。
弟子入り気分で、ひたすら磨きます。色付の漆喰を塗った最初は、マットな感じ。
漆喰塗ならこんな感じ。
園内の漆喰塗の建物は磨き仕上げまで行っているものはなく、「おさえ」という作業までです。
なので、光る泥だんごづくりはさらに上級な仕上げに挑戦しているのです。
さて、本当に艶が出てくるのかな、そんな不安が頭をよぎったりしながら
磨いて、磨いて、ちょっと飽きてくる。でも、まだまだ。
さらに、磨いて、磨いて磨き続ける。
ちょっと心が折れそうになっていると、やっと艶が出始める。
ここまで来ると、もっとピカピカにしてやろうと
折れかけていた心が、復活します。
そして、ついに艶のある泥だんごの完成です。
ビンの縁を使って磨いていく作業のあとは、フェルトを使って磨いていきます。磨けば磨くほどツヤ出てくる。そう、もう終わりはないのです。
もちろん上塗り材の塗り方、磨くタイミング、力の入れ方など
極めていけばいくほど、ピカピカになります。
職人さんが作ったお手本のピカピカさには、みんなびっくり。
これをきっかけに、伝統技術を受け継ぐ未来の左官職人が誕生してくれるといいな。
開催概要
光る泥だんごづくり
開催日:令和5年7月22日(土)・23日(日)
講師:藤田左官
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