安手の価値
00年代初頭、データなどから先制テンパイや和了率が高く評価され、鳴いた1000点や2000点の手もそれなりに評価されるようになりました。
そして押し引きも考慮され安全がある程度確保された仕掛けは更に高い評価を得ました。
インターネットの普及や、とつげき東北さんの『科学する麻雀』の出版などにより、巷では早仕掛けの安手を目指すアクションをする打ち手が多く見られるようになりました。
では、そういった打ち手が増えたことでそれまでの打ち手は淘汰されたのでしょうか?
そういった打ち手に負けた際に「スピードについていけなくて勝てない」と言うプレイヤーも確かにいました。
しかし、勝てないというのはそこが敗因ではないと思います。
そこを敗因とする人は別の要素で負けたのに、そこに敗因を見出しているだけだと思います。
ここから先は
2,086字
/
2画像
¥ 200
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?