面子傾向の考察その2

"相手によって戦略を変え、それによって勝利を得ることができる者は、天性の指導者と呼ばれるだろう”
『孫子の兵法』より

為末大さんのブログ「もし自分の特徴を知りたければシンプルな方法がある。それは友人10人に自分とはどんな特徴を持った存在かを聞くことだ。(私のパフォーマンス理論 vol.27 -ロールモデルについて-)」とあったので早速近しい人数人に私の麻雀の特徴を聞いてみたところ、圧倒的に多かったのが“やりづらい(いい意味で)”というような内容でした。
さて、この“やりづらさ”とは具体的にどういうことでしょうか?
今回はそんな“やりづらさ”という観点から話を進めて行こうと思います。

私自身、“やりづらさ”というものかなり意識しています。
やりづらいと言われる私でも勿論対戦相手に対して(やりづらい!)と思うことは多々あります。
しかし、やりづらいという体験は大きな糧です。
折角やりづらいという感想を持ったならば、そのやりづらさは具体的にどういうことなのかを言語化するべきです。
言語化しないことには対策を練ることも自分に取り入れることもできません。

ここから先は

1,531字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?