何も起きなかったけど、ただただ怖かった話
新しくアイテムを手に入れたので、実際の使い勝手をみるついでに旬な情報の確認をしてきました。
その旬とは、ホタルとササユリ。
今回はその時の話。
今年は全国的にホタルの出現が早いとのことなので、もしかしたらもう見れるの?という期待と、ササユリについては2週間ほど前に蕾の状態のをチラホラ見たのでそろそろではという予想をしていました。
山道を歩きながら見ていくと、早く咲いているのもあるけれど、やはりまだまだピークは先なようです。
歩いていると、そばの道からガサガサ音がするので注意深く観察すると、いました。
で、あとはチェアに座って日が落ちてホタルが飛ぶであろう時間を待ちます。
待ちます。
待っていたらふと、溜池の水辺に何かあることに気付きました。
ヘビ?
この頭のサイズにしては同の長さが長すぎやしないか?ボリューミーじゃない?なんて思いファインダー越しに観察していたら気付きました。
もう一匹いる。
じーっと観察していても、微動だにしません。
夕方で変温動物動物とはいえ、日差しはあるので動いても良さそうなのに動きません。
身体全体をみると、所々にハエがたかっているので、もしや亡骸なんか?なんて思うも顔の感じがフレッシュなので判別がつきません。
ボリュームからして2匹ではなく、もしかするともっと集まっているように思えたのですが、むやみに関わるのも躊躇われたので、確認はせずそのままに。
日も沈み、どんどんと暗くなってきて、あと20分ほどでホタルが飛びそうな時間帯になってきました。
カメラは既にセッティングをおえています。
でも、あと少しなんですが、どうもソワソワする。
なんかその場所にいたくない。
端的にいうと、こわい。
去年も一昨年も同じ場所でホタルを撮っていたのに今回はそこにいるのが危ない気がしました。
ふと思いたち、先程のヘビのいた水辺を見てみると、、、、いない?
確かこのあたりにいたはずなのにいない?
もしかしたら写真で確認したのが別の場所で勘違いたったかもしれませんが、それより前から嫌な感じがあったので、その場でのホタルを確認することなく撤退を決めました。
帰りの山道、大音量で音楽を聴きながら歩きましたが、ササユリの甘い花の香りがしたのが凄く印象に残っています。
何事もなく駐車場のあるスペースに辿り着いた時は心底ホッとしました。
実際に何か被害があったというわけではなく、ただの自分の思い込み、心的不安なだけだったかもしれませんが、こわい時は素直に予定を変更するのは大切です。
ちなみにふもとの方でもロケーションは微妙ですが、ホタルは確認出来るので今年初のホタルはそこで見れました。
50枚インターバル撮影を試しましたが、綺麗に飛ぶ軌跡がなかった為、確認だけで終わりましたが。
また無理せずホタルにチャレンジしてきます。
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