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ふたご座流星群の話

“一生分の流れ星は既に見ているから、まぁしょうがない”


今年のふたご座流星群は、良く観られるという8年周期の当たり年だったそうで、夏のペルセウス座流星群と共に、観測条件としては月の影響的に最高だったみたいです。

今回のふたご座流星群は、14〜15日にかけてが極大(ピーク)を迎える予定だったのですが、14日の仕事終わりに近隣の観測ポイントに出掛けるよりも、翌15〜16日に長野へ出掛けて観測しようと思っていました。

で、天気なんでこんなに悪いの?

直前の予報では長野が愛知よりも雨雲の停滞が酷かったので、愛知で観測&撮影をすることにしましたが、それでも条件が悪すぎて撤退してきました。

撤退時の思いが、冒頭に書いたあれ。

記憶が間違ってなければ2001年のしし座流星群の当たり年、流星群というよりも流星雨で、絶えず空に星が流れているといっても過言じゃない位に星が流れたあの夜に、一生分以上の流れ星を観ました。

人が一生で観る流れ星ってどれくらいなのでしょう?

多分あの夜だけで、1000個以上は流れ星を観ました。

…………ちょっと昔過ぎるので、これでも過小申告しています。

そんな夜空に出会ってしまうと、その後の星空に対する思いというのは変わってくるもので、平穏な夜空を眺めていても、ふとあの時の夜を思い出します。

流星群は諦めるとしても、またどこかで満点の星空を眺めるチャンスを得たいです。



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