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悔しい初戦

リーグ戦開幕。

 全ての標準を合わせてこの日の為にずっと準備をしてきた。結果は2–2。後半最後に同期の優大のゴールで追いついてチームとしては良い形で終わった。しかし、個人としては前半30分で交代。「悔しかった」その一言に尽きる。

 新チームが始動して約6ヶ月、リーグ戦を仮定した多くの練習試合、日々の練習、何もかも全てリーグ戦の為に準備してきた。直前の練習試合では、結果が付いてきて去年よりも明らかな手応えがあり「自分が試合出てチームを助ける」そんな思いで初戦に臨んだ。

試合立ち上がりは相手の良い所と文教の良い所が出ていたが前半10分に相手の綺麗なシュートが決まり先制点を取られてしまった。

そして、取り返そうとしていた前半20分くらいだったと思う。自分は相手のクロスをブロックした。その時に外側に捻るような形で着地してしまった。着地した瞬間に足首に違和感を感じた。痛みはあったが絶対に交代したくなかった。しかし、時間が経つにつれて痛みが強くなって史登君に交代を伝えた。

ベンチではチームメイトからポジティブな言葉を掛けてもらえたが、貴重な交代枠を自分の負傷で使ってしまった事や優大が1列前ではなくアンカーの位置で出場させてしまった事、自分の怪我が無ければ勝利で終われてたのではないかと思うと悔いが残る。最後に追いついてくれたチームメイトには凄く感謝している。しかし、その光景をベンチから見ていて少し複雑な気持ちだった。

とは言えずっと悔しがっていてもしょうがない。
「この怪我にはなんらかの意味がある」
よしさんから試合後に掛けてもらった言葉である。このタイミングで怪我をした事は何かしらの意味があるのかもしれない。試合前のアップの方法、試合までの足首のケア、毎回何故同じ部分を怪我してしまうのか、様々な事を考え直す事ができた。早く復帰してまた1からレギュラー争いをしていきたい。

 リーグ初戦は述べてきたように個人的には悔しい結果に終わってしまった。しかしチームとしては先制されたにも関わらず引き分けにできた事は去年からの成長だと思う。引き続き日々の練習から北関東2部優勝に向かって努力していきたい。



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