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人生100年時代でも俺には足りない。

『将来どんな職につきたいの?』
『趣味はなに?』


大学に入り、交友関係が広がった。
実は地元が近かったり、
はたまた北海道や沖縄から上京してきたり
色々な人がいる。


そして昔からの知り合いである
親戚や、友達の両親と再会する場面も増えた。


この年頃になると
将来のことを本格的に考えることが多くなった。
そこで上の質問を受けるわけである。


どんな職につきたいか。
これはやはり年上の人から聞かれることが多い。

この質問にはいつも決まってこう答える。
『そうですね、まだ考え中です。』と。

ここで終わる場合はまだ良い。
さらに突っ込んでこられた場合は
『まぁ教職を取っているので高校の先生も視野に入れています。』と答える。


この問いを寝る前目をつぶって
心の中の自分に問いかける。
『自分は何がしたいんだろう。』と。


時は高校一年の頃。
文理選択があった。
そのころ弁護士になることに憧れていたので
三者面談で、文系クラスに進みます。
と言った。

そこで先生に、君は理系しかないよ。
理系に行きなさい。と言われた。


それもそのはずで、得意科目は数学も物理。
苦手科目は現代文。
そして好きな科目も全部理系科目であった。


今思えば
ここで先生に止めてもらえなかったら
何が書いてあるかもわからない六法全書と
にらめっこして
人生が終わっていたのかもしれない。


高二に進級して次はパイロットになりたかった。
たくさんの国に行きたい!
色々な文化に触れたい!
無料でいけるやん!と。


そして同年八月。
修学旅行で初飛行機に乗った。
どうも
あのお腹あたりに感じるGが気持ち悪いと感じた。
しかも家族と過ごす時間もあまりなさそうだなと思い、パイロットも断念した。



そして三月。
コロナウイルスにより、学校が休校になった。
塾に通っていなかったので
クラブチームのサッカーと学校を奪われたら
手元には勉強しか残っていなかった。

ここで本気で考え始めた大学受験。
数々の研究室を調べ、
行きたい大学リストをつくって
過去問を買った。


そしてこの時思った。
大学受かって、途中で退学して
起業するのかっこよくね?と。

このときから起業家になりたいと
考えるようになり、
それと同時に大学受験に向けた勉強がはじまった。


時は飛んで同年十二月。
サッカーを引退して学校も終わって
ひきこもり勉強生活がはじまった。

このとき英語の勉強をしていたときに
日本の大学に入って少し後に外国の大学を
受け直そう。と考えた。
そしてそのまま海外に移住しよう!と。



友達にはよく言われる。
夢見すぎじゃね、と。


これは自分のいいところでもあって
悪いところでもある。

目標は高く!というが、
実現できるかどうかを考えて
努力するか諦めるか決める能力を持つのが
大人らしい。
夢をあきらめるのが大人なら
俺は一生子供でいい。


こんなまわってまわって
今の夢はユネスコで働くことであるが、
また変わるかもしれない。
世界遺産センターで働けたら最高!と思っている。


正確には変わってはいない。
今も弁護士になりたいし、パイロットだって
楽しそうだ。
どんどん増えているのである。
あわよくば全部なりたいと思う。

上の写真に使っているのはバンクシー展
に行った時に撮った一枚。
これに行って、バンクシーになりたい!
と友達と騒いだが、
これだけは違う気がする。


日本は就職したら定年まで
基本的に同じ会社で働くという人が多い。

これはすごいと思うし、
尊敬もしているし、
自分を育ててくれた両親には感謝しかない。


でも、自分にはできない気しかしない。
あれもこれも挑戦したい!
やってみたい!という気持ちで
理系なのに世界遺産を勉強し始めたり、
数理科学科なのに簿記の勉強をしたりしている。


これを聞くと
なにか多趣味で夢がたくさんあるやつだが、
昔はこうではなかった。
転機があったのだ。

時は中学三年。
自慢じゃないが頭が良かった。
一回聞けば大体理解できるし、
簡単な授業は退屈だった。


ここで勉強に対する意欲が落ちてしまい、
サッカーに没頭した。

しかし、サッカーの試合でも勝てなかった。
そして、都立高校の受験に落ちた。

この出来事で全てが変わった。
私立に行くことになって
高額な学費を3年間出してもらって
こんなんじゃダメだと思った。


なんだかんだ3年間勉強を本気で頑張ったし、
サッカーもきつい練習に耐えて最後まで戦った。


受験も第1.2.3志望校全部受かった。

やる気もなくダラダラしてた中学時代。
倍率2倍の中堅高校に落ちて
エンジンがかかった。


人は簡単に変われないというがそれは違う。
少しのきっかけがあれば簡単に変われる。

そう。
このブログを読見終えた次の行動から
360度変えることができるのだ。

18歳の学生の戯言で他の人と比べたら大した挫折もしてない浅い人生かもしれない
けどこんなもので
1人でもやる気になってくれたら嬉しい。


まだやりたいことの1000分の1もできていないというのにすでに人生の5分の1がすぎてしまった。

では、残りの人生の
やりたいことリストを埋める旅にでも出ようか。



#エンジンがかかった瞬間

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