習性
女は最後に捨ててやったと、したり顔をしているのだろうが、私からしてみれば意地も仁義も持ち合わせない自己決断能力の欠如した人間が最後に必ず取る安易な習性のような物で、
私は、私を守る!だの、
私の!素晴らしき人生!だの、
女の!女の為の!だの、
意気高々と自分に言い聞かせているのであろうが、そんな物はむしろ常に一人の人生に離れる事無くある訳だし、
普段の生活で自分がどんなに流されるまま、言われるがままにしか生きてこなかったという事には立ち直らずに最後に純然たる被害者面をできるのだからタチが悪い。
だからその顔は間違えているよ。むしろ恥じた方がいい。
と、言いたいが、恥じた所で習性であるので未来永劫それが治る事はないので言うだけ無駄というものだが、何かあると一言言わなければ気が済まない私の性質も相当習性。
救いのない人間同士がどうしてお互いを捨て合うのか。
少しは我慢しろ。学習しろ。
と言いたい。