見出し画像

「男性は仕事、女性は家事」なんて当たり前はもういらない

例えば、もし日本の「男性は仕事、女性は家事」が逆だったらどうなるだろうか?
「男性は家事、女性は仕事」だったらこの世はどうなるのだろうか?

たぶん男性がいらなくなる。そう考える理由はもちろんある。

男性は弱い、女性は強い。力ではなく精神的にである。

「俺は毎日仕事して給料もらって家族を養ってるんだぞ。家事くらいちゃんとしろ」
こんなことを言ってるバカな男性は未だに多いのではないだろうか。

この言い分には間違いがいくつもある。
まず、「毎日仕事して」の部分だが、おおよその人は週休2日休みをとっている。働いている時間的にも1日の半分程度。
家事は毎日する。何かあれば24時間対応しないといけない。例えば子育てとか。休みなんてない。

プラスでいうと責任感の強さも違う。仕事はまあ人を頼ればなんとかできたりする。もちろん真面目にしっかりしている人からすれば気分の悪い言い方ではある。それは申し訳ない。しかしそこまで責任感を持って仕事をしている人がこの世にどれだけいるだろうか。
家事は自分がサボれば誰もフォローしてくれない。全部自分1人でしないといけない。もちろん、しっかり協力している男性もいるだろう。でも数は絶対多くない。

次に、「家事くらい」の部分だか家事はむちゃくちゃしんどい。やることの種類はバカみたいに多い。そんなわけないだろと思う人がいれば1週間洗濯をして干して畳んでだけでもしてみるといいと思う。たぶん続かない。続けられるのであればこれからは手伝ってあげるべきだ。家事はそれだけじゃない。

男性は仕事しかできないが、女性は仕事も家事もできる。男性が仕事しかできないから、女性が家事をしている。それを自分が働いて養ってやっているなんておこがましいことをいうなと思う。
男性は仕事で給料をもらえるが女性は家事で給料をもらえない。まさしく24時間365日サービス残業。労働環境改善も必要だがこっちもやるべきことがあるのではないか。

女性はほんとに強い。それに泣き言を男性の前ではほとんど言わない。それどころか男性を慰めおだててくれる。

男性の中に、どれだけの人が女性のことを気遣い協力できている人がいるどろうか。

僕はこのnoteを通じて、別に男性も家事を手伝えとか女性ももっと社会進出するべきとかそんなことを言いたい訳じゃない。

ただ知っておくべきだと思う。日本人は当たり前と言われていることをあまり考えない。これは当たり前にしていいことではないと思う。生まれたときの性別で生き方が決められるなどあっていいわけがない。

今は女性も社会進出しやすい世の中だし、男性が家事を手伝うのも自然なことだと言う人はいるかもしれない。確かに増えてはいると思う。
でも、多くの人の中に「男性は仕事、女性は家事」という当たり前がある限りは変化しているとは言えない。

必要なのは全ての人が今のままでいいのか?と考えることだと思う。そして難しいけど発信する。

たまにTwitterで内の旦那さんがこんなことしてくれてうれしかったというつぶやきを見ることがある。
これはほんとにいいことだと思う。こういうのはもっと増やしていくべきだと思う。積み重ねて変化し出すこともある。

最後に、男性も女性も仕事をしている人も家事をしている人もお疲れ様です。お互いに協力しあえば今より少しだけでも何か変わるかもしれない。愛し合い出会えた二人なのだから、二人にとっての最善は常に考えてほしいなって思います。

「社会を変えるのは国じゃない、企業である。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?