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小説『魔都に烟る』

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【目次】→ https://note.mu/yuurin/n/nf193445e2279   ☆表紙は鶏三昧さんが描いてくださったローズ嬢です♪☆西洋の魔都と呼ばれた都市をモデル… もっと読む
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#寝物語に読んどくれ

【連載小説モドキ目次~魔都に烟る】

  【マガジン】 ☆魔都に烟る〔本編全31話〕  テケトー人物関係相関図  part1 part2 par…

悠凜
5年前
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魔都に烟る~あとがき~

      ……長かった。(笑) こんな練習モドキにお付き合いくださった律儀で優しい方々、…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part31/エピローグ~

       その日、新聞記者のジョン・ストックは、ターミナル駅で列車を待っていた。  大…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part30~

       気がつくと、そこは見覚えのある一室。  ローズは長椅子に凭れかけさせられてい…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part29~

       一触即発の雰囲気の中、取り巻く空気の流れだけが、唯一、時間の流れを示している…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part28~

       ローズも男爵も微動だにせず、時すらも止まってしまったかのような空間。鮮やかに…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part27~

       ━神眼。  それが一体、どんなものであるのか、ローズには見当もつかなかった。しかし、レイの言葉の端々に潜む不穏なニュアンスに、心が蝕まれるように染まって行く。  「……もちろん『神眼』とは人が付けた呼び名。本当に神の眼であるはずもない。それでも、人から見れば、畏怖に価するものであることは間違いなかったのでしょう」  拘束されたままレイを睨み付けている男爵に、レイは坦々と言葉を放つ。  「それでも、神ならざるものに喪われたものを戻すことはできない。……いや

魔都に烟る~part26~

       レイの放ったひと言が、ローズの胸の内に大きく広がって行く。  (……レイ………

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part25~

       「ふん。今さらそんなことを言っても、ガブリエルにはもう届かんぞ」  ニヤリと…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part24~

       レイにとっても、ガブリエルは血を分けた存在であるはず。それでも、この状況に於…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part23~

       ローズは静かにレイの傍らに立った。その顔を、レイが感情の読めない目で見上げる…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part22~

       「……それが出来ないから……お母様は命を絶ったの?」  「そうでしょうね………

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part21~

       身動き出来ずに硬直するローズの目を見つめ、レイは口元を僅かに歪めた。  「……

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part20~

       「……レイのお母様と言うのは……」  ローズの問い掛けに、レイは半分伏せた睫毛をそのままに言葉を探していた。  「……私の産みの母こそ、“禁断の血”を持つ人間として最高峰、と言ってもいいでしょう」  「……え……?」  レイの答えは、ローズの予想とは違っていた。  「母は東洋の、ある集団……まあアシュリー家やゴドー家のように裏を支える組織ですが、その中でも謎に満ちた二大勢力、の力を双方とも受け継いでいる稀なる存在でした」  確かにレイの持つ力のことを