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小説『魔都に烟る』

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【目次】→ https://note.mu/yuurin/n/nf193445e2279   ☆表紙は鶏三昧さんが描いてくださったローズ嬢です♪☆西洋の魔都と呼ばれた都市をモデル… もっと読む
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2017年1月の記事一覧

魔都に烟る~part10~

       ローズを残し、テラスからひとり翔び立ったレイは、彼女が示した方角へと進んでい…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part9~

       ローズがレイの屋敷に来て数日。  いくつかの宴に顔を出し、レイとローズの関係…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part8~

       屋敷に戻ると、レイはすぐに自室へと引いてしまった。  どこか、様子が違う。 …

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part7~

       柱の影から窺うレイの目に、女がローズの方へと近づく様子が映る。  (……そろ…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part6~

       「……よくも私にそんな口を……!あなた、私を誰だと思っているの……」  そん…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part5~

       今宵、クラーク子爵夫妻が主催すると言う、それなりの規模の夜会。  「……私は…

悠凜
7年前
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魔都に烟る~part4~

       何にせよ、決めてしまった以上は仕方ない。  二人は、お互いのことを第三者に訊かれた場合の、最低限の辻褄合わせをしておくことになった。  まず、ローズが驚いたのはレイの年齢。初めて灯りの下で顔を見た時に、考えていたよりずっと若いとは思ったものの、まさか自分より歳下とは。  (19歳って……私より二つ下!?)  おとなびてはいるが、そんな歳の男にされるがまま手玉に取られたと言う事実は、ローズの自尊心を激しく揺すぶった。再び燻り出した炎を何とか奥底へと鎮める。

魔都に烟る~part3~

       男の言うなりにするのは腹立たしかったが、確かに裸のままではいられない。しかも…

悠凜
7年前
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