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Advance Odyssey|Day1|赤黒バイクvs黒単ゼナーク

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いつもお世話になっております。

Yuunagiです。

本記事はメンバーシップの新たなコンテンツとして提供させていただくアドバンス関連の調整禄になります。

今まで沢山のオリジナルレギュレーションに関わる記事を投稿させていただきましたが、「記事のテーマを決めてそれについて深掘りしていく」というコンセプトを取っていました。

しかし、アドバンスのレギュレーションに関しては殆ど深掘りが出来ていないという現状もあり、一度時系列を関係なく様々なアーキタイプを触って自分なりの結論を出していきたいという思いがメンバー間であったため、今回のアドバンスは特定のテーマを決めてそれだけについて記載するのではなく、その時々で様々なテーマを取り扱ってその結果を文章として記載していこうと思います。

その関係で、普段は敬語を混ぜた口語体を使用していますが、このコンテンツに関しては敬語を混ぜない口語体(常体?)がメインになると思います。

それでは、Advance Odysseyを何卒宜しくお願い致します。

※オデッセイは長い冒険みたいな意味で使われているはずですが違ったらごめんなさい。


アドバンスを始めるにあたって

まずはアドバンスの環境を改めて把握する事に専念した。

筆者はアドバンスの理解度がかなり低い状態であり、Vault大会に出てもマジックを使うかマジックを意識したアーキタイプをちょこっと使う程度だった為、アドバンスの知見を活かしたプレイというのは殆ど出来ておらず、とにかく自分のマジックのプレイに不正解を減らす事だけを考えていたぐらいのものである。

俺は44枚なのに相手は39枚

折角アドバンスをやっているのだから色んな事に手を出してみようかという事で、山札を増やしてみるという事をマジックで行ってみた。

意図としてはX枚目の〇〇が欲しいけど枠が無いな~という気持ちを解消したいという所から来たものである。

結論から言うと、この試みは皆様が思っているとおり失敗した。

まず、X枚目の〇〇が欲しいという気持ちは従来の40枚のリストよりも引ける確率は確実に上がっていた為、そこの部分は解消出来た。

問題はマジックの肝でもある赤決断とカラクリバーシとコルフレを引く確率が下がっている事である。

赤決断はギリギリ天秤が0.3赤決断ぐらいのポテンシャルを持っているので見て見ぬふりが出来るとして、問題は代用の効かないカラクリバーシとコルフレである。

トリノドミノの採用を検討している場合ではない。

生きたサイバーチューン君

元々、禁断自体は以前筆者が投稿した記事のように、特定のカードを引く確率を少しでも上げたいという狙いが存在しており、このような思考があるのにも関わらず、ガワの枚数を増やして対応できます感を出しても無駄だなと思ったタイミングでちょうど黒単ゼナークがこの世に誕生されたので、45枚マジックとはお別れをする事にした。

話が脱線したが、今回は以下の2つをとにかく読んだ後に様々なメディアを閲覧する事とした。

https://gachi-matome.com/trend-dm/#11

→【環境考察】アドバンス環境 2024年6月【最強デッキ】の現URL

※以前の記事を確認する限り、Wordpressを利用しているっぽいが最新記事は1つの記事を毎回更新して、以前の記事を新たに作成しているっぽいので、将来的には全然違う記事の内容になっているかも。
埋め込みするとデッキビューの画面みたいなのが出るので、一旦これで。

元々マジックしか殆ど使っていなかった事と、特に誰かと調整を続けるわけでもなく殆ど座学というか自分の思考だけでVault大会に突撃していた状態だったので、個人的にお世話になった。

メディアを色々漁って思うのが、とにかくアドバンスの情報発信というのは少ない。

また、情報を発信してくれる方々が少ない事から、特定の意見に寄り過ぎる、とも考えられるため、自分たちで回して結論を持つ事が現在最も重要だとも思った。

※これはアドバンスだけでは無くてオリジナルも同じ事だと思う。どうしてもnoteかyoutubeが主流である事から、回す時間が取れないとその一部分を切り取って判断しなければならなくなるというかなんというか。自発的に何かをしないと、情報がその記事や動画の段階で止まってしまう。

ゲーム性で何となく思った事

・完成されたリストというのはアドバンスにおいては中々作れない

→流石にマジックは完璧だろと思った矢先にエクストラホールが採用されたりしているので、リストが完成されないというよりは「寄せの概念」みたいなのが無限に存在する印象。「これが結論構築!」みたいな主張は中々し辛いと思った。

寄せの対象次第ではガラッと基盤が変わる事もあり、サンプルリストの枠を出ない理由はこういった所にもあると思われる。

・上に関連して、一概に有利だ不利だと言えない

→結局、基盤が変わる可能性もあるから全体的なアーキタイプを見て自分のリストが活きるのかどうかを判断する方が大切な気がする。

という訳で、入賞リストや記事を眺めているだけではマジで分からんからいっぱい回そうの気持ち。

赤黒バイクを回そう

という訳で、元々質問箱からリクエストがあったというのもあるのだが、赤黒バイクを回すことにした。

サンプルリスト

「アーテルも単騎も積んでないし何これ?」から始まりそうな気もするが、個人的にはマジック相手に5点ぶち込んでも盾でどうにかなるみたいな所を目指したかったのでずっと前からこんな感じのリストを使用中。

コブラは5枚目のドキンダムソウルみたいな運用が出来ればいいなという事で1枚だけ採用。

黒単ゼナーク登場後、バリューが発揮しきれない所もほんの少し気になる。

また、封印が禁断カウンターの段階まで剥がれていない時はそんなに嬉しくもないので、今回は確定で除去できるという部分を評価してゼナークハンドを最大枚数採用する事とした。

ピリオドは現行プールではそれなりに強く扱えるが、黒単ゼナーク相手では6ターン目まで何もできない点がネック。

一応、バインドシャドウに引っかからないという点は評価出来るので、黒単ゼナーク側の動きが弱めな時は輝いたりする。

VS黒単ゼナーク

という訳で早速黒単ゼナークと回してみる事にした。

サンプルリスト

トムライ+シニガミはゴウモン+一松みたいなのがいいのかな?

という訳で早速だが上のバイクとぶつけてみる事にする。

相性認識

黒単ゼナーク側が先攻で有利な感覚(60%↑ぐらいの感覚)

黒単ゼナーク側が後攻で有利な感覚(60%↑ぐらいの感覚)

そもそもの話、バインドシャドウで下バイクが寝るから不利だよとかいう話じゃなくて普通に不利な状態が続く印象を受けた。

戦績自体は先手後手ぐちゃぐちゃにやってみてバイク側が13-17で負け越しという形。

思ったよりもバイク側が勝ったが、ドキンダムソウルが3連鎖以上するゲームが複数回あった+ゼナーク側の引きが異常に弱いゲームがあったので、対戦の成績は信用していない。

何よりも、先手で圧倒的な動きをする事もあるのに、後手で捲る手段も割と太めに用意されているという観点で劣っている事が分かる。

目指すゲーム進行(赤黒バイク視点)

テスタをキャスト出来たときは可能な限り封印を外しながら殴る、テスタをキャスト出来ない場合はドキンダムのソウルをキープしつつ、ハンドが枯れたらトップからドキンダムのソウルを引く事を祈る進行しか殆ど取れず。

ドキンダムのソウルがあるから、意外と寝かせられるみたいなのはデメリットにはならなくて封印というギミックがゼナーク側にプレッシャーをかけるのではないかという甘い考えを持って本調整に臨んだ訳だが、ハイスピードで着地するゼナークに一気に盤面とハンドのアドバンテージ差をつけられてしまい、本当に幻想である事も分かった。

ドキンダムのソウルがあるとはいえ、結局自分が上手く封印をはがせなかった場合は最大で4枚しか封印を剥ぐことが出来ない、という事は自力でコマンド持ちのクリーチャーをキャストして2枚封印を剥いでおかないといけないという事である。

また、封印を全て外したからと言って自分が必ずゲームに勝つ訳ではない。

手札の儀を待機させた零龍が最後の最後で待ち構えている。

という訳で、禁断開放した場合に自分が勝つ方法は以下の2つ。

・解放したターンにリーサルまで持っていく
・解放したターンに相手の盾を全て割り切って返しに手札を使い切らせない

ちなみに1つ目の解放したターンにリーサルまで持っていく事は難しい。

大体はクロックがトリガーとして出ているか、ゼナークハンドなどを踏んで貰って自分の下バイクからブラックゾーンを出す程度の事しか出来ないからである。

また、2つ目に関してはバインドシャドウを退かせない状態で自分にターンが返ってきても、ドキンダムのソウルを利用して先にバインドシャドウに封印を置かないと、そのまま下バイクが殴る事が出来ずにターンを返す事となり、返しに手札の儀達成から零龍が卍解してゲームに敗北する地獄が待っている。

※ちょこちょこレッドゾーンZを採用しながら回していたが、手札の儀のプレッシャーが凄すぎて、あえて乗せる事なくブラックゾーンだけで突っ込ませて、単純に手札を5枚与えてお祈りするというケースも存在した。これらの事から黒単ゼナーク相手のレッドゾーンZの役割はほぼ皆無に等しい事もあり、満を持して不採用とする事が出来た。

この手札5枚もザンバリー、アイロン、ギャスカが存在する事からそう簡単に相手が手札を残しておく事も難しい。

また、非アクティブ時の禁断開放に関しては相手が手札0でパンチしてきた場合、クロックを経由して自分のターンが来なければそのまま零龍が卍解してドキンダムを消してくるので、ドキンダムに受けの役割を持たせる事は、他のアーキタイプに比べて難しい。

盾を厚くする事で自分にターンが返って禁断開放のチャンスが生まれるという事自体はその通りであったため、たまたま封印のギミックを一番強く扱えたからこそ起きた現象なのかなとも思っている。

※おそらくマジックなんかは盾が厚くても厳しい気がするため。

ここまで記載して分かるように、黒単ゼナーク相手にどれだけ盾を厚くしても赤黒バイクの場合はクロックを経由しないといけない場合が多数存在する為、実質的にクロックが埋まっていなければいけない=42.7%以下といった展開が予想される。

※12.5%でコブラがトリガーするので実際はほんの少しだけクロックがトリガーする可能性は高いが50%を超える事は難しいように思える。

検証のまとめ

・赤黒バイク側は黒単ゼナーク側の先に動いても強く、後手で捲るという部分に喰われている事から有利にゲームを進める事が難しい
・ドキンダムのソウルは過剰に信用してはならない
・非アクティブ地の禁断開放はゲームに敗北する可能性もある

という訳で、上に掲載した赤黒バイクのリストだと黒単ゼナーク側に土をつけるのは少し難しいのかも知れないと考えた。

今後は赤黒バイクを取り敢えず、全体面と回しながら寄せの構築を意識するのか、洗練されたリストを模索するのかを判断したい。

恐らく前者にはなると思うが、まだまだ練習が足りないのが現状である。

黒単ゼナークに関しても、プレイがある程度言語化出来る状態までは高める必要がある。

今回のAdvance Odysseyはここまでです。

次回の更新をお待ちください。

※忘れていた事があれば追記するかも知れません。

重ね重ねの宣伝にはなりますが、ぜひメンバーシップ加入もご検討宜しくお願い致します。

https://twitter.com/Yuunagi199

この後に、あとがきの記載がありますがメンバーシップの方に向けて記載した連絡事項のようなものなので、あとがき目当てで購入する事は推奨しておりません。

~あとがき~

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