壱【4/22~29調整録/オリジナル】青黒コンプレックス|CSレポート|黒緑アビス
いつもお世話になっております。
Yuunagiです。
本記事はメンバーシップ専用の記事になっており、GP2024-1st終了後から投稿までに調整した内容をお伝えいたします。
初回記事なので、公開部分を多少多くして公開しますので、何となく文章の雰囲気を感じ取っていただけますと幸いです。
以下、無料記事で加入の参考にしていただければと思う記事です。
GP直前から終了後
自分の中ではチーム戦という事はありながらも、黒緑アビスと白緑天門の2つが強くて、この2つに勝てるとしたら5cが強いかも・・・?という事を考えながらも、こちらの調整時間をしっかり取る事が出来ずにそのまま黒緑アビスと白緑天門が強いという事でGOしました。
赤青マジックに関しては、黒緑アビスに対して後攻を取ってしまうとゲームに負ける可能性が大きい事、白緑天門にサイフォゲートが採用される事によって単騎マグナムにアクセス出来なかった時の勝率が低くなったことから、少し不利目な立ち位置にいたと判断していました。
その後、GPの結果を見てXのリストを漁る事となります。
気になったのは以下のアーキタイプです。
・コントロール軸マジック
・青黒コンプレックス(優勝リスト)
まずはこの2つのリストから触る事としました。
コントロールマジック
触ってみた感想
結論から言うと、テンポのメリハリが従来のリストよりも付いていると思いました。
コルフレを手に入れてからの赤青マジックは明確にリソース放出前の溜めるフェーズ(緩急の緩の部分と言われている事が多かった)があるのですが、このリストだと、ボードでVT放出の準備や従来のリソース放出も存在しており、事変/VT複数枚等で差別化されたリストだと考えます。
対黒緑アビス
という訳で現行トップと考えている黒緑アビスと対戦させます。
本リストはVTを複数回投げる事が可能であるため、ボードを取られてからもゲームを継続できる事に強みがあります。
また、ヨービリン=リリンがマイナス効果による除去として黒緑アビスには採用されていましたが、ヤバーダンロウという破壊効果による除去カードに枠を譲った関係でmogi事変が生き残りやすくなったというちょっとプラスな現象が発生したりもしました。
※ヤバーダンロウ4枚の内1枚をリリンに差し替えてるリストも時々見るので過信は禁物ですが・・・
取り敢えず黒緑アビスともロングで良い勝負が出来る事が分かったので、一度こちらをやめて今度は青黒コンプレックスを触る事にしました。
青黒コンプレックス
触ってみた感想
ヴェルデ+ダムドのパッケージが予想以上に強かったです。
盾で受けながらアーテルなどで除去を嚙ませつつカウントを進める以外でここまで上手にカウントを進めるパッケージは驚きました。
という訳で早速色んなアーキタイプと回す事にしました。
今回の目的は「CSで継続的に使えるアーキタイプかどうか」の判断です。
対戦の結果をサンプルとして掲載していますが、コンプレックスをキャスト出来る確率のブレによって大きく変わりますので、あくまで参考程度にご確認ください。
※次回記事より、なぜこういった数字が出てその要因が何かについても記載させていただきます。この数字は上記に記載したとおり参考の数字なので、この数字を信じる事はおやめください。
あ、ゴスペルはどうしようもなかったので先に言及します。
対赤青マジック
取り敢えず先手後手を入れ替えてそれぞれ10回ずつ回してみました。
データとしては先攻6-4、後攻4-6という結果に収束してしまい、勝率は大体50%となります。
これはあくまで目安なので、次にどのゲームで勝ってどのゲームで負けてるかを判断します。
勝つゲーム
まず最初にコンプレックスをキャスト出来るターンです。
先攻の場合は1~3ターン目のキャスト、後手の場合は2ターン目のキャストの時に勝つゲームが多くありました。
次に相手のカラクリバーシを1打点目のトリガーで受ける事が出来たゲームも同じく勝利に繋がる要素となりました。
上2つの条件を満たしながらシャッフでコスト3を宣言出来ればしっかり蓋も出来たという感覚です。
負けるゲーム
結論から言うとコンプレックスのキャストが遅かったりカウントが進まない状態でロングゲームに入ると負ける事が多かったです。
シャッフ等で止めながらゲームを進めたところにVTをキャストされ、アーテルなどのブロッカーで止めてもコルフレやボンキゴ下の呪文を撃たれてそのままリソースを蓄えたカクメイジンが走る→単騎やファイナルストップのキャストでGG
コンプレックスは除去の面ではヴェルデ+ダムドのパッケージもあり能動的に動けるのですが、どうしても中途半端な状況を作ってしまう事があるようです。
そもそもコンプレックス自体もコルフレで簡単に止まるという現実もあり、どれだけ寄せても有利だよという主張は現時点では出来なさそうに見えます。
というわけでVTを出すタイミングをずらしたりコンプレックスのカウントを早める事が出来る学校男を採用してみようという事で一旦マジックとの調整を終了します。
対黒緑アビス
先攻8-2の後攻7-3でした。
現状は黒緑アビスに秩序の意思が採用されていないという事もあってこんな数字になってると思います。
勝つゲーム
序盤にコンプレックスをキャストしながら黒緑アビスの特徴であるコスト帯が被りがちという弱点をシャッフやボンキゴ下で上手くついて、相手の革命チェンジを上手くカウント進行に加えながらダムドで最後稼いで終わりです。
ブルーインパルスを踏ませるだけでもカウントが一気に進みますし、取り敢えずは有利だと言っても大丈夫だと思います。
負けるゲーム
コンプレックスをキャストするターンが遅くなる所に黒緑が4マナからしっかり回り始めると盾次第でさっくり負けちゃいます。
仮に盾が強くてもコンプレックスが引けなければあまり意味もないですし、ここはアーキタイプの宿命といったところでしょうか。
対白緑天門
先攻4-6、後攻5-5という結果になりました。
これ、勝つゲーム負けるゲームというよりコミュニティ内での天門側のプレイがよろしくない可能性があるという話が出たので、コンプレックスを回す際は再度検証しなおします。
プレイの良しあしはともかく、ゲーム自体を解析してみると、天門側がゲンムをキャスト出来ても、盾次第ではそのまま受ける事が可能であり、ゲンムを除去しながらミュート等で延命、また展開している関係でブルーインパルスが立ったりするので、そのままコンプレックスのカウントをヴェルデ+ダムドのパッケージも含めて進行させる事で勝利するという事が何度かありました。
サイフォゲートが盾からどれくらい出てくるかに依存するゲームも多く見られたので、ゲンム出たら負け、エモコアでたら難しいみたいな捉え方をしていたんですけど天門には意外とやれそうだなという事でリストも変更を加える事としました。
回した結論
継続的に使えるかと言われると微妙だが初週は黒緑アビスが多い可能性があるという事を考え、通りが良いと思われる。
何よりコンプレックスのキャストでゲームが変わる(そりゃそう)要素が様々なゲームで確認されておりTier1を張れるアーキタイプとはまた別物のように思われる。
・マジックには有利とは言えず不利寄りな感覚
・黒緑アビスは秩序が採用されていないので有利に進められる
・白緑天門相手には思ったよりもやれる
いずれもコンプレックスのキャストがしっかりしたタイミングなのであれば
という事で、GP後のCSという事もあり黒緑アビスを中心にメタゲームが動くと考えて、この週では青黒コンプレックスを使用する事となりました。
CSレポートその1
対戦結果
反省と次の方針
取り敢えず仕方のない負けだったので今回は通らなかったねという事で切り替える事とします。
ただ想像以上に黒緑アビスを使用するプレイヤーが少なかった事、逆に赤青マジックを使用するプレイヤーが多かった事を考え、コンプレックスの調整を一旦切り上げる事で決定しました。
また、赤青マジックが多いという事もあり、次に黒緑アビスをしっかりと触る事にして翌日を迎える事にします。
黒緑アビス
リストは殆ど完成されたものが世に放たれているので、各地で入賞したリストを確認しながらそのカードがどういった役割を持つのかを探す事としました。
ガナテハ
結論から言うと、黒緑アビスで先攻を取った時のバリューを最大まで上げるカードだと現時点では判断しています。
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