ネカフェ戦記 最終幻想
7/6 某所
選挙運動についてやることはやりきったと思う。
「ネトゲ戦記」から受け取った感動へのお礼――「暇空茜氏が著書の発売に際して脅迫を受けたという発言を無条件に信じる」という自分自身に課した責任。
※一応、無条件というわけでもなく、書店脅迫に関しては彼を信じてよい別の根拠もあるのだが、それはまた別の記事で紹介しようと思う。けっこうみんな気づいてないけど探せば印はあるんだよ。
ひまそらあかねの都知事選出馬に際して、僕はその責任をきちんと果たすべく行動した。そう胸を張って暇空茜に言える。なんの後ろめたさもなく、いつか彼と顔を合わせることがあったら笑って肩を叩いてやれるだろう。
さて、それはそれとして、僕が受け続けて来た嫌がらせにどう対応していくか。こっからはそっちがメインだ。
なんてことを考えつつ、ネットに接続。
ログインはせず、自分のツイッターをチェックすると・・・
「!」
き、消えている!
7/1以降のいくつかのポストが削除されているではないか!
アカウントを乗っ取ったのは監視目的ぐらいに思っていたが、ここまでやるか!
つまりそれってどういうことだってばよ・・・!?
脳裏をよぎった可能性は、
・僕におかしな発言をさせて最後の混乱を引き起こす
・投票日当日にアウトな発言をさせて公職選挙法違反を狙う
・自分たちに都合の悪いポストを消しておく
・僕とDMしている知人、友人、作家さんたちを騙して何かをそそのかす
色々とヤバすぎる!
これは「堀口英利」界隈をウォッチしてきた人でないとわからない危機感だろう。
匿名性をいいことに粘着嫌がらせをしまくる連中・・・いわゆる「カルピス軍団」と呼ばれる存在・・・あいつらマジでなんでもアリなのだ。
だが、スマホが使えないため、どうにも対処が難しい。
メールアドレスや別アカウントを作ろうとはしてみていたものの、毎回アカウント作成時の二段階認証でお手上げとなってしまうのだ。
この社会、知らない間に相当スマホ依存社会になってしまっているんだなあ・・・なんて、呑気なことを言ってる場合ではない。
こうなったら頼りになるのは、お世話になっている編集部しかない!
無理を承知で「黒名ユウ」のツイッターへの注意喚起をお願いしなくては!
いそいで編集部に電話をかけるも、通じない。
そりゃそうだ。土曜日だ。
しかたない。ダメもとで明日もかけてみよう。うう、、、
7/7 某所
編集部に電話。やはり通じない。気ばかり焦る。
友人が誘い出されて被害に遭うイメージばかりが頭に浮かぶ。
7/8 某所
午前中、警察へ。今まで電話での対応だけだった刑事さんと、直接お話をすることができた。いやー、顔を合わせるってやっぱ全然信頼感が違うよね!
今後の行動指針などをアドバイス・指導してもらう。
そして、午後、ようやく編集部に電話が通じた。
「すいません! 可能ならでかまわないんですけど、編集部のツイッターで黒名ユウのアカウントが乗っ取られていると注意喚起をしていただけないでしょうか!」
息せき切る勢いの僕に対して、帰って来た返事は落ち着いたものだった。
「いや、でも・・・noteで黒名さんが削除されてるって言ってるツイート・・・消えてないですよ?」
・・・へ!?
「キャッシュかなんかを見間違えてないですか?」
おおおおぉおおぅ! そういうことか!
冷静に指摘されて気づいた。
スマホの電源を切って以来、僕はツイッターにログインせずに確認していた。そして、ログインしてない閲覧者に対して、ツイッターは最新のログを返すとは限らない。
そういえばそうだった!
ログインせずにツイツターを閲覧するなんて、東日本大震災のとき以来だったからすっかり忘れていたよ!
Oh! なんてこった、じゃあ、先日の記事といい、僕は完全に錯乱状態に陥って、ありもしない幻想にとりこまれた統合失調かなんかみたいに見えてしまっているってことか!
措置入院まっしぐらじゃねーか!!!!(笑)・・・笑い事じゃない!
それはさておき、僕のことを心配してnoteをチェックしていてくれたんだなーっていう事実に心がほんわかする。めちゃくちゃ心配をかけてしまった。迷惑もかけたことだろう。
だが、当の僕は実はあんまり気にしてなくて・・・幼少のみぎりからずっと「アイツは頭がおかしい」と言われるのは慣れっこだ。
3~6歳ぐらいの頃にはすでに、親とは話が合わなくなっていた。「どうしてこんな簡単な道理がわからないのか?」と不思議に思っていた。
それなのに、親も兄弟も、僕のことを「頭がおかしい」と言う。
唯一、僕のことを理解してくれたのは高校時代の恩師で、それで随分救われた。
孤独には慣れることができるが、それでもやっぱり理解者がいてくれるというのは違うものなのだ。
プロ作家になってからも「キチガイ」呼ばわりされたことがある。
「実在するVtuberさんをモチーフにした作品」という企画で原稿を依頼されたときのことだ。
激怒するファンと、面白がるファンと真っ二つに分かれるだろうなー。この仕事引き受けたら絶対、僕は叩かれるだろうなーと思いつつ、それでもやってみたくて引き受けた仕事だ。
そのときの僕の作品に対する想いや裏話などはこちらで読めます^^
で、まあ、案の定、出版されたら・・・っていうか、出版される前から、その小説は物議をかもし、喜んでくれる人たちもいたが、やはり一部の人たちの不興はかってしまい、さんざん叩かれた。
ある人などはアマゾンレビューで「作者と出版社に対する訴訟の呼びかけ」までおこなってしまい、さすがにそれはレビューの範囲を越えた行為だったためか、削除されてしまったようだが。
もちろん、ツイッター界隈でも「黒名ユウのキチガイ!」「死ね!」という声は上がり、メンションつきで罵声を飛ばされた。編集部には言わずにおいたが、この作品を書いたことで距離を置かれてしまった作家仲間もいる。
が、僕はそもそも「頭おかしい」とかそーいう「自分を理解してもらえない」ことには慣れきっているので平気だったのである。
もちろん、怒る人たちの気持ちもわかるので、それを咎める気もいっさいないし、編集部には「最高にエキサイティングな企画に携わらせてくれてありがとう」という気持ちしかない。
で、今回もまた然り。
暇空茜の味方をする、そして一緒に戦うことの意味が、一朝一夕で理解してもらえることではないということは覚悟の上だ。
「なんでそんなに必死なの?」というのはもっともな疑問だろう。
だから「頭おかしい」と思われるのは問題ない。
だが、自分の説明の仕方がよくないというのは問題で、編集部からの冷静な指摘は、めちゃくちゃ助かった。
っていうか、まさに作品作りの時も、編集者というのはこういう役割を担うものである。作家が創作意欲に任せてひとりよがりな表現に陥っていないか、そこをきっちりチェックできる編集者は、なくてはならない存在なのだ。
・・・というわけで、なーんだ、いつもの取り越し苦労だったのね。
じゃあ7/2の身に覚えのないログインの通知も、気のせいだったんだな!
と、ひと安心。
するわけねーだろ。さすがにそこまでお人よしではない。
いやがらせ疑惑 最終チェック
僕はおそらく3つの嫌がらせ(?)を受けている
1.投稿時のDDOS攻撃
これは都合4回、記録をつけている。
僕のポストのIPアドレスを辿って使用端末に攻撃を仕掛けているのだろう。
軽く見るつもりはないが、言うなれば「インターネットピンポンダッシュ」だ。幼稚で単純だが、それだけにタチが悪い。
2.ツイッターアカウントの乗っ取り
ポストの削除は僕の勘違いだったとして、7/2の別端末からのログインは筋が通らない。
3.スマホのリモート監視・操作
・ログインすらしていないnoteの埋め込みリンク画面
・G-コードが着信しなかった
ソフト脅迫とか、noteアカウントの乗っ取りとかはもう対処済なので置いといて、上記3つについて対応する必要があるってことだ。
あ、そう。相手に気取られたくなかったので伏せてましたけど、通報すべきはすべて、各所に通報してあります^^
OKOK!
そして、編集部の冷静な指摘でもうひとつ気づいたことがある。
それは「都知事選はもう終わってる」ってことだった(笑)
土日をハラハラして過ごしたため、選挙中のタイムリミット迫るノリで電話をかけてしまったが、よく考えたら選挙終わってんだよな。
一応、結果はテレビで見て頭には入ってたんですけど、テンションが緊張状態から戻らなかったという・・・。
そうなのだ。もう時間はいくらでもある。あとはゆっくりじっくり対応するのみだ。
小池百合子さん三選おめでとうございます。石丸さん、蓮舫さんも、ニュースでチラチラとしか見れてなかったですが、終盤戦、みなさんゲッソリとされていて、そうとう体力的にも厳しい戦いだっただろうなと思ってみてました。暑かったしね!
その他の候補者の皆さんも、みなさんお疲れさまでした!
まずはゆっくりと休養をとって英気を取り戻してください。
あと、暇空さんも、暇空応援団のみんなもお疲れー!^^/
なるくんも大丈夫だっただろうか? ブッ倒れていないか心配。
なんか僕ひとりだけ途中からスパイ大作戦になっちゃってたんですけお・・・でも、そんな体験めったにできないし、作家としては今後の小説のネタとして貴重だなと思ってます!
で、今回、僕は、反省は後回しにして自分の信じるまま行動した。
戦いの最中で反省して仲間の士気をさげたくなかったし、どのみち、途中で反省しても中途半端なものになるだけだ。
だいたい選挙の応援なんて初めてのド素人なのだ。間違って当たり前。ぐちゃぐちゃ考えて時間を無駄にするよりは、なんでも試してみたほうが効率はいいだろう。
そこは暇空さんも織り込み済みで、その上で「助けてくれ」と言っているわけで、なんかやらかしたからといってそれを責めたり恨んだりするような人ではない(確信)。
というわけで、次回からは黒名ユウのとった行動をまったり検証していく反省タイムです。
みんなも色々と反省はあると思う。やらかしたーとか、穴があったら入りたい、みたいな経験もしたことだろう。
でも。大丈夫、マイフレンド。
多分、僕以上にやらかしている奴はいないからな!^^
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