暇空茜(ひまそらあかね)と共に戦い続けることができる世界
・ひまそらあかねを応援する目的として利用する
・黒名ユウを誹謗中傷しない
・人の悪口をつけ加えない
・下記文言を明記する
「暇空茜(ひまそらあかね)と共に戦い続けることができる世界」(c)黒名ユウ
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著者:黒名ユウ
今回、僕はひとつずつ言葉を奪われていった。
脅迫めいた文言で心の平穏を、そして発信の場所を、ネットへの接続を、パソコンを、さらには家族の身の安否を。
携帯端末だけが無事だが、それも位置情報をとるためかもしれないと考えると本当に恐ろしい。
用心のため携帯を持ち歩くこともやめた。
つまり、沈黙状態となった。
僕の言葉は社会へアクセスする権利を奪われたに等しい。
あっという間だ。凄いスピード感だ。たった一週間でこうだぞ?
なんかマニュアルでもあんのかよとすら思うほどだ。
もうライフハックってレベルじゃねーぞ、これ。どーなってんだ。
ヤバイ相手とはわかっていたが想像以上だった。
こんなのと戦ってたのかよ、暇空茜(ひまそらあかね)は!
これが今起きていること。令和版の「沈黙の春」だ。もう夏だけど。
やがて来る未来だ。いや、もう始まっていたというわけだ。
僕は今、何かあったときに110もできない状態で、あちこちを移動しながら僕の声を届けている。いつでも大声で助けを求める叫び声を出す気構えで。
なんだそれ?
「声を届ける」ただそれだけのためになんでこんな思いをしなきゃいけないんだ? なんだこれは?
いつの間に、こんな仕打ちがまかり通る世界になっていた?
暇空茜(ひまそらあかね)の危機感がよくわかった。身をもって知った。Mee Tooだ。
最早「ある意味、それは嬉しいことでもあるな」と開き直ってすらいる^^;
彼をより理解する助けになったから。
暇空茜(ひまそらあかね)の支援者たちよ、より多くの人にこの声をとどけてほしい。僕にはもうできないことだから。
そして改めてつくづく思うのは、社会の仕組みを変えるだけじゃ太刀打ちできない問題でもあるということだ。やはり、社会の制度や仕組みだけでなく、僕ら自身も変わることで対抗するしかない。僕らは目を覚まさなければならない。
僕は彼の味方になると決めた時、「暇空茜(ひまそらあかね)がいなくなったあとの世界」を想定した。
彼だけに頼った戦いはいつまでも続けられないと予想したからだ。
だが、今はもう考えを変えた。
みんなの姿が僕に考えを変えさせてくれた。
暇空茜(ひまそらあかね)の言葉が、無言の背中が僕を変えてくれた。
僕は今、未来を見ている。
「暇空茜(ひまそらあかね)と共にいつまでも戦い続けることができる世界」を。
沈黙の来ない春を。
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