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宇都宮ライトレールを見てきました(R5春)

どうも。
何度もネタにしている宇都宮ライトレールですが、今年のGWも見に行ってきました。
宇都宮に行くと雨に当たるというジンクスはいつになったら無くなるのだろう?と思いながら今回は車を使用して沿線を見て回りました。
なお、写真については駐車場に駐車して行ったものもしくは停車中に撮影したものを掲載しています。

昨年11月の時点では、まもなく試運転開始というタイミングでしたが、今回は全線試運転が開始した直後のタイミングとなります。

1.宇都宮駅東口~平石

宇都宮駅東口で昨年11月19日に脱線事故が発生しましたが、通常の営業運転では使用しないルートで試験を行った際に脱線事故が発生したそうです。地域住民に対してもしっかりと事故の原因報告が行われていました。

宇都宮駅東口電停

また、私が訪問した前日の4月29日(土・祝)は、実際にHU300形が宇都宮駅東口に来て、市民へ車内の公開が行われていたようです。

宇都宮駅東口 脱線箇所

なお、脱線が起きた箇所については、線路の上にあった舗装が剥され、再度軌道工事が行われている様子でした。

鬼怒通り

鬼怒通りから平石にかけては、昨年11月と大きく変わったところはなく、強いて言えば、路線図が電停に表示されたり、宇都宮ライトレールのロゴが書かれたところでした。

平石電停
宇都宮ライトレールの車両基地(敷地外より撮影)

この日は休日で、前回は平日に訪問したという違いがあるため比較できませんが、車両基地に止まっている自動車は少ない一方で、17両のトラムが車両基地で休んでいる姿を見ることができました。
次回宇都宮へ行くときは、全線開業後になりますので、このような光景が見られるのも今回が最後になるのではないかと思っているところです。

2.平石~清原地区市民センター前

こちらの区間は、鬼怒川から終点方は専用軌道となっており、軌道面が見づらいのですが、平石~平石中央小学校前までは併用軌道になっています。
昨年11月の段階では平石中央小学校前~鬼怒川橋梁にかけて工事が行われいましたが、その工事も完了し、まもなく開業という雰囲気が感じられる光景に変わっていました。

平石中央小学校前電停
鬼怒川橋梁(右岸側)
飛山城跡~清陵高校前
電柱の広告(清陵高校前電停付近)

個人的に面白かったのが、電柱に載っている広告に電停名が明記されていることです。
まだ開業はしていないものの、地域のランドマークとして溶け込み始めており、バス路線の新設ではこのような広告は無理だと思いますが、トラムだからできることだと感じました。

3.清原地区市民センター前~ゆいの杜西

こちらの区間は最も整備が早く進んでいる区間がある一方で、野高谷町交差点に建設されるオーバーパスの橋梁工事が遅延した影響で今年3月末の開業予定が8月に遅れることになりました。
工事自体は昨年度(R5.3末)までに完了させるということもあり、今回の訪問では、構造物が完成していることを確認しました。
一番大変であった野高谷交差点の橋梁ができたのを見て、「おおー」と感動してしまいました。

グリーンスタジアム前電停
野高谷町交差点

4.ゆいの杜西~芳賀・高根沢工業団地

昨年11月に訪問した際は、工事の真っ最中で、電停も型枠を組んでようやく形が見えてくるというところもありましたが、今回は電停が完成しており、この現地訪問の数日前である4/27(木)からこの区間でもトラムの試運転が始まりました。
電停には路線図や周辺の地図も張り出され、分かりやすい電停になっているようになっていました。なお、運賃部分についてはテープで隠されており、開業後に運賃が見られるようになっていました。
また、電停部分にはロープが設置され部外者が立ち入ることができないようになっています。

ゆいの杜中央電停
芳賀台電停付近から終点方向を撮影
芳賀町工業団地管理センター前電停
かしの森公園前電停から起点方を望む(起点方は60‰の急こう配)
かしの森公園前電停
かしの森公園前電停
芳賀・高根沢工業団地電停
芳賀・高根沢工業団地電停
芳賀・高根沢工業団地電停

5.最後に

いよいよ8/26に開業することが決定しました。
4/27より全線で試運転が開始され、開業まで秒読みになっているように感じました。
次に現地を訪問するときは開業後になりますが、どのように宇都宮のまちが変化しているか?そして、これからどのように変化していくのかを楽しみにしています。


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