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JCOMMに参加して

8月20・21日両日で熊本であった日本モビリティマネジメント会議(JCOMM)に参加してきました。

今は土木設計を中心とした仕事をしていますが、私の修士号は、公共交通の利用促進で取得しましてます。そのため、自己研鑽として休日だったり、昼休みの休憩時間は公共交通の利用促進のことを勉強しています。

就活を終えてから、交通まちづくり系の勉強会や学会に参加することは、就活時の件があって、精力的に参加することを躊躇していました。

しかしながら、この学会は学生時代から興味があったけど、今まで参加できていなかったこと。修士論文で携わったまちが今回賞を受賞したこと。そして、九州・熊本で開催することから、参加することにしました。

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今回紹介する写真は、熊本在住の頃に撮影していた写真が中心になります。

この1年半、「密を避けろ」だの、「不要不急の移動は控えるべき」だの言われ続けてきたこともあり、約2年ぶりに再会する人が多くいました。

もちろん、この社会情勢でも関西の勉強会はオフラインで行われていたので、そこで出会った人たちやお師匠の退官記念講義で3月に会っている方々もいますので、そこまで久しぶりではない人もいたりします。

その中でも、印象に残った再会や交わした言葉があったので、今回更新することにしました。

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1.就職活動の苦い思い出

まずは、就職活動の際にお世話になった会社の社長(就職活動時は副社長)さん。
私が就職活動が上手く行かず、お師匠に泣きついて紹介してもらい、内定を頂いたにも関わらず、もう1社、同時期に受けた今の会社で働くことになり、お断りさせてこともあって、凄く後ろめたい思いを抱いていました。
もちろん、それ故、お師匠に対する後ろめたさがあったのですが、今回、面と向かって内定を頂いたことのお礼と、内定をお断りしたことについて謝罪をしました。

ところが、社長さんが、僕に対して冷たく当たることもなく、折角、再会した訳ですし、「名刺交換しようよ!」と言ってとても温かく接して頂いたことで、このような勉強会への参加に対しても(特に九州において)前向きになれるようになりましたし、お師匠に対しても後ろめたい思いも無くなって、就職活動前のように接することができるようになりました。

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2.大学の研究室メンバー

大学の研究室で同じ時間を過ごした友人と修了して以来、約1年半ぶりに再会しました。

LINEやInstagramといったSNS等でも一切やり取りすることはなく、再会したため、その日、お互い久しぶりに顔を会わせたにも関わらず、(僕が元々コミュニケーション能力が低いというのもありますが)上手く会話することができませんでした。

その時は、そんな風にしか接することができませんでしたが、その後に私が彼の職場の人と名刺交換する機会があり、その方から彼の様子を聞いたりして、話す話題を用意できたこともあったりして、翌日顔を会わせたときには、1年半前に戻って会話することができました。

その時に「やりたいことできてる?」と聞かれて我にかえりました。

就職活動でこだわっていたこと。それは、自分のやりたいことができるか否かということでした。

「できているかいないか」と言われると、「できていない」というのが本音。
もちろん、会社の中では、自分がやってみたいとかワクワクする仕事は行われています。

でも、自分がやっている仕事が楽しいかと聞かれるとまず先に「つまらない」とか「しんどい」という言葉が出てきますし、ワクワクするかと言われると、ワクワクはしないです。
ただ、ネガティブなことばかりではなく、仕事を通じて業務担当者との信頼関係を築くことができたり、設計した「もの」が形になっていくのを見ているとそこに「やりがい」を感じます。

その中でもやはり、今の会社で設計畑を歩むべきなのだろうか?転職もしくは、転勤を希望して、公共交通の利用促進でしたり、新しい公共交通を創造していく立場に一日でも早く動くべきなのだろうかと日々悩んでいるということも本音ではあります。

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3.同業他社の先輩

構造物の設計が中心で今の仕事にワクワクしていないということを思い悩みながら、幼馴染が勤務している会社で公共交通の業務をされている方とお話する機会を得ました。

その幼馴染は、彼の父親と私の父親は同じ会社の同僚同士で、僕と彼は土木系の建設コンサルタントで仕事をしています。今までの人生の中で唯一、距離が遠くなったり、近くなったりを繰り返す不思議な縁を持つ友人です。

その先輩と会話の入りで、その幼馴染の話題が出てきました。

あまり話はできていないみたいではありますが、夜遅くまでやることがあれば話をしているようです。

話は、戻りますが、「今やりたいことができていない」という悩みについて、相談した時にとても印象に残った言葉が「○○くんは、公共交通の将来を作る立場だからそのような意識を持って行動すればいい」(○○は私の本名が入ります)という言葉でした。

そう考えたときに「今できること」、例えば、解析するための理論や自己研鑽と言う名で公共交通先進地域の視察、新しい公共交通を活かしたまちづくりの流れなどを勉強しようと思えるようになりました。

このような再会が自分にとっては、次のステップに進むために大きなきっかけになりました。

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4.最後に

今回、JCOMMを通じて3人の人と会って話したこと、思ったことのエピソードを書き出してみましたが、これだけでなく、たくさんの出会いや再会を得ることができました。

この再会が、9月の「人と会う旅2021in KANSAI」だったり、11月の上旬に行ってきた「人と会う旅2021in TOKYO&結婚式」に繋がってきたりしています。

次回は、「人と会う旅2021in TOKYO&結婚式」か、今年の総括?どっちになるのでしょうか。

次回の更新もお楽しみに。

※仕事の内容に関して悩みを書いていますが、今雇って頂いている会社には感謝しており、その中で日々頑張ってやっておりますので、温かい目で記事を読んでいただけると幸いです。

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