見出し画像

宇都宮ライトレール・JCOMM宇都宮

どうも。
今回は、日本モビリティマネジメント会議(JCOMM)宇都宮と宇都宮ライトレールに乗ってみての感想を紹介します。

1.日本モビリティマネジメント協議(JCOMM)

僕がこの学会に参加するのは2年ぶり2回目。
前回参加した時は、隣県の熊本ということもあり、気軽に参加しましたが、去年は松江だったので不参加。今回は、宇都宮なので結構遠いのですが、年に1~2回通ってライトラインの建設状況も見に行っていたので身近な街になっていたことから参加することにしました。

(1)福岡から宇都宮へ。

15:00からのポスターセッションに参加するため、福岡を11:10に出発する飛行機で一旦東京(羽田空港)へ。

ANA248便(ボーイング787-9)

空港到着後、東京駅へ向かい東北新幹線で宇都宮へ。

東北新幹線E5系

宇都宮へ行く際は東北新幹線を使うか宇都宮線(在来線)を使用するか迷うところですが、最近は宇都宮に行くときは新幹線を利用することが多くなっています。
ただ、同じ栃木県の小山市となると宇都宮線のグリーン車を使用します。

宇都宮へ到着後、宇都宮駅東口にある施設でJCOMMが開催されているため、そちらへ向かいました。

(2)JCOMM1日目

1日目はポスターセッション参加し、懇親会へ参加しました。
ここでは、再生塾やQサポネット、大学・大学院時代に出会った方に挨拶をしていきました。

JCOMMのモニュメント

その後、私は九州在住の方を中心としたグループと一緒に宇都宮の屋台村へ遊びに行きました。

宇都宮屋台村

この晩、深夜1時まで吞みましたが、私を含め会社の同僚(当時)がこの飲み会がきっかけで新たな挑戦に進むことになりました。

僕はというと勉強会に参加する立場から運営に回るという話ですが。。。

(3)JCOMM2日目

2日目は、一番最初に私の大学院時代のお師匠がディスカッションするということがあり、それに参加しました。
その後、2番目のセッションは無視して開業して間もない宇都宮ライトレールに乗ることにしました。
宇都宮ライトレールの乗車については次の章へ。

その後、13:00~のポスターセッションに参加したあとに2つのディスカッションがあり、その後解散になりました。

2.宇都宮ライトレール初乗車

2020年の春から工事状況を定期的に観測してきた宇都宮ライトレールもついに8/26に開業しました。
今回、開業から1カ月ほど経った宇都宮ライトレールに全線乗ってきました。

前日の晩に既に乗車を終えた方の感想は、専用軌道区間で横揺れが激しいという噂を聞いていましたが果たしてどうだったのでしょうか??

(1)全線を乗ってみて

HU300形

沿線の光景はとことん見て回っていますが、専用軌道区間は初めてみる光景が多かったので大変刺激的でした。

鬼怒川橋梁
犬山城電停付近
野高野町交差点

この日は土曜日だったこともあり、休みの人が多くいることから工業団地に向かう需要はあまり大きくなく、商業施設のベルモールがある宇都宮東口~宇都宮大学陽東キャンパス間の利用が多く感じました。
また、宇都宮駅東口から終点まで乗りましたが、併用軌道を走るため、信号の影響を受け、下り列車は定刻より5分程度の遅れがみられました。

乗ってみて感じたことは、専用軌道区間においては横揺れを感じました。
また、下り列車は鬼怒川を渡るまで信号に引っかかりやすく、上り列車は信号に引っかかりにくく感じました。
どうしても、上り列車は、宇都宮駅に向かうことが目的となっているため、宇都宮駅で東北新幹線や宇都宮線の列車に正確に乗り継げるようにすることを念頭に置いているため、このようなダイヤになるのは仕方ないように感じました。

土曜日の昼間しか見ていませんが、個人的には宇都宮駅東口~平石間の区間列車を15分おき、宇都宮駅東口~芳賀・高根沢工業団地間の全線を走る列車を15分おきに走らせて宇都宮駅東口~宇都宮大学東陽キャンパス間の高需要区間の供給を大きくする方が良いのではないかと感じました。

(2)地元の人の声

ライトラインに乗車する中で地元の方にお話を聞く機会を聞きましたが、ライトラインの開業に対して好意的に感じられているように感じました。

40~50代くらいの男性からお話を伺いましたが、その時仰っていたのが、車を運転しなくても良質な公共交通にアクセスできるようになったことがとても助かったと仰っていました。

鬼怒川左岸側のゆいの杜在住の方でしたが、ライトラインが開業する前は1日数本しかないJR関東バスしかなく、公共交通で生活するにはとても不便なところから12分おきに朝から深夜まで走る公共交通が整備されたことにより、生活の質が相当向上したのではないかと感じられる一場面でした。

3.最後に

学会を通じて人の繋がりを作ることはとても楽しく、貴重な機会になりました。
また、新しい公共交通が開業することでどのようにまちが変わっていくのかを見れる機会はとても貴重な経験だと思っています。

私は、JCOMMが終わった後、小山に移動し、高校からの友達と呑んで翌日福岡へ帰りました。

年明けに宮崎で吞んだ際にその友達から転職して小山を離れるという報告を受けてしまったので、今後、宇都宮や小山に足を運ぶ機会はほとんどなくなると思いますが、機会があればまたライトライン開業数年後の宇都宮やコミュニティバスのブランディング化に成功した小山市の「おーばす」も見に行きたいと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?