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考察 2024.09.11

自己が拡散する 個人、自己、瞬間、実存 個の唯一性 苦痛する身体 消えるための自己を構築する薬 苦痛は強く自己という概念を生じさせる 苦痛や自己は言葉を求める 言葉は自己を放散させる 自己も言葉も過程であって絶対ではない 誕生の過程 人類史の過程 死後の過程 これらは単線的な叙述の上にはない 認識論上の限界 現実感の限界 過程とは不完全かつ不可知を意味する 過程さえ過程かもしれない 過程とは絶えざる指向性であり裂け目である 裂け目から裂け目への間に自己や言葉がある 認識論上の限界とは生の絶対性を必ずしも導かない これはつまり生の相対性をも導かないという意味であり 生は裂け目で囲われているし分断されている 言葉や理性は人類や社会によって絶対的に支えられているものではない 理性と言葉は一対一で対応しているわけではない 
裂け目に縁取られた「過程」

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