愛のオーディションがおばさんだった訳

https://kangaeruhito.jp/article/554106

ちょこちょこ反響頂いて、嬉しい限りのWEBマガジンです。改めてきゃびぃさんに感謝…🥺✨
さて今日は後半の記事に書かれた小池先生の『煌月おばさん』発言について(笑)

これ、どういう事かと申しますとね、私のいた時代の宝塚は、小池先生の作品だけ往々にして先にオーディションがあったんです。
ロミジュリも愛と死はオーディションでした。
先に男役は全員【死】を踊って、その後に何名かピックアップで名前を呼ばれ、その人達のみ今度は愛の踊りを踊る、という型式だったように思います。
自分が愛の踊りを踊るとは微塵も想像していませんでしたが、何故か名前を呼ばれてしまい、私もそのメンバーに入ることに。
振り付けを頂いてからすぐ踊る、という感じだったのですが、それまで7年間ずっと"男役は歩幅は大きく!""がっしりとした踊り方で!"と言われてそれを追求していたので……始めにスタンバイする時に、私は仁王立ちから踊り始めてしまったみたいなのです。←記憶なし

踊り終わって先生を見たら…そこには頭を抱えているポーズの小池先生が。笑

全員が踊り終わった後に先生からのお言葉がいくつかあって、結構厳しめの評論だったと思うのですが、その中の一つが『煌月なんて始まりのポーズは買い物に行くおばさんでしたよ。』だったんです😂😂😂😂😂

え、愛のオーディションなのに私おばさん表現しちゃった?!😂あかんやん😂

という事で、これはもうはなからチャンス無いんだと思ってたら、何故か蓋を開けてみたら香盤表に【煌月爽矢…愛】となってたんですよねぇー。
愛の役は私の宝塚人生の中で最も記憶に残る大切な役の中の一つだし、"おばさん"に愛をやらせてみようという賭けに出て下さった小池先生には本当に感謝しております(笑)

明日は、ご存知の方もいらっしゃるであろう私が持ってたバレエ団『Yバレエカンパニー』のお話を書きます。
Yの発足のエピソード、Yの中での分担制度、泣ける同期愛!wぜひ読んでね😂
ではでは。
ゆーき

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