最近感じる「壁」と「限界」

最近、「壁」や「限界」を感じることが多い

よく言うところの、
「自分の中の壁を感じた」とか、「自分の成長に限界を感じた」

という類の「壁」。

理由は自分の中でもう明確になっていて、
自分はずっと、「"誰か"になりたい」と思って努力を継続してきたから、
自分の「オリジナル」が無い。

小、中、高校、そして大学のすべてのステージで、自分にはいつも、憧れの存在や、尊敬出来る人、理想の人物像があって、
常に「自分以外の何か」になろうとしてきた。

もちろん、各ステージで、常に理想像を追いかけて来たから、自分で言うのもなんだけど、同学年の人よりも、価値観だったり、見ている視点(視座)が高いなと思う事はあった。

ただ、自分のオリジナルがないからこそ、
人によっては、「つまらない人」だと思われている事も自覚している。
「質問に対する返答が、いつも予想の範囲に収まる」と言われた事もあった。

それは多分、質問されたことに対して、自分の正直な感想や意見を述べるのではなく、
「相手が求めていそうな言葉」や、「自分の理想像の人だったらなんて答えるか」を、答えているから。

そりゃ、つまらない人に映って当然だよな。


最近のエピソードでは、就活でインターンシップに行った際に、ある女の子の学生が1人いて、
その人が前に出て、大勢の前で発表をした際、その場にいた全員が温かい気持ちになって、自然と笑顔になるという現象が起きていた。

なぜ、その女の子はその現象を起こせたのかを自分なりに考えてみたところ、
その子には、その子にしかない「個性」や「良さ」、「オリジナリティ」があったと思う。

瞬時に、「今の自分には出来ない事だな」と察して、そこで一番自分の中の壁や限界を感じた。


今は、自分の理想像と、自分の中にある本物を追求している最中だから、
他のやり方にコロコロ変えるような事はしないけど、
いずれその方法で壁にぶつかった時の打開策は今から考えたり、学んでおく必要はあると思っている。

理想像を追い求め、価値の高い自分になっていく事と、
良い意味で自分の理想像なんて持たずに、たた、今を一生懸命に楽しむ事は、
「トレードオフ」なのかなって、今の自分は思う。
けど、多分この先、その2つを両立して進行できる術が、見つかりそうな気はしている。

ただ、今は自分の信じた理想像を貫き続けて、
イメージだけど、壁にぶつかったときに、回り道をして壁を通過していくのではなく、
壁に対して真っ向からぶつかって、突き抜けるまで自分を高めるイメージ。

まぁ、就活で出会ったその女の子は、完全に後者の、「今をただ純粋に、楽しんでいる」タイプで、そう言う人が、人の心を動かしたりしていくのかなと思った。

ただ、「多様性」という、非常に使い勝手の良いフレーズを使えるのであれば、
理想像を追求している自分もまた、「個性」になるのかなって思うけど、
多分、それは個性にはならないよな。

それでも自分は、今、自分が「これだ!」と思ったものを貫き続けたいと思う。

たとえ、それで自分の個性が薄まってしまったとしても、
それでも成し遂げたい自分の理想像と、自分の中の本物は決まっているから。


Eveっていうアーティストの、
「ドラマツルギー」っていう曲がすごく好きで、特にサビの直前の
「ずっと僕は何者にもなれないで」というワンフレーズが好き。
好きというか、自分の大学生活や、人生をワンフレーズでまとめるとそんな感じで、感傷的な気分に浸れて気持ちいいってだけ。

いつか、自分は「何者」かになれるのかな。

いつか、「代えの利かない自分」になれるのかな。


そんな不安を胸に抱えながらも、今の自分が信じた理想像を、追求し続けたいなと思う。


今回のブログは、結構良い記事になったと思う。
感覚的な話だけど、「なにを書こうかな?」と意識して文章を書くのではなく、

「頭の中にある思考をそのまま文章化した」というブログは、素直な感情と思考が乗った良いブログになる感覚がある。


そんなブログを増やしていけたら良いな。


ではまた。おやすみなさい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?