「圧倒的なブランディング」の下にある2つの要因
前回の記事では、「なぜハイブランドは、高価格でも売れるのか」について説明しました。
結論として、
①消費者の感情を刺激する「情緒的価値」
と、
②消費者の達成感を刺激する「自己実現的価値」
という2つの「付加価値」を付けられることが、ハイブランドが消費者に求められる、買われる理由であると述べました。
そして、消費者が、「この価値に対してなら、高い金額を払っても良い」と考える「価格プレミアム」
この価格プレミアムを生み出す要因として、
「圧倒的なブランディング」
があるからであるというところまで、前回の記事では説明しています。
では、その「圧倒的なブランディング」の下にある要因とは、一体なんなのでしょうか。
まず1つ目は、「圧倒的な商品価値」です。
そもそもブランディングというのは、実態としての「商品」がないと構築出来ません。
つまり、商品自体に価値がなければ、消費者からのブランドイメージなどは得られないのです。
商品の①見た目、②品質、③スペック
この3つが、商品価値の構成要素であり、
それぞれのクオリティを高めることが、
「圧倒的な商品価値」へと繋がります。
圧倒的なブランディングの下にある2つ目の要因は、「徹底された品質管理」です。
いくら商品の見た目が良くても、すぐに壊れてしまったら。
その商品は果たして、良い商品であるといえるでしょうか。
言えないはずです。
つまり、「品質」を管理することが必要です。
また、ここでいう品質というのは、商品だけでなく、「ブランド」の品質管理ということでもあります。
ブランドとは、概念であり、
ブランディングとは、「イメージ戦略」です。
つまり、消費者から見たブランドのイメージに、「一貫性」と「信頼」を保つことが、
「ブランドの品質を管理する」ということです。
①圧倒的な商品価値
②徹底された品質管理
この2つが、「圧倒的なブランディング」の下にある要因と言えるでしょう。
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