ブランディングの前にするべきことは、「実態としての商品作り」である

ブランドとは、「概念」であり、

ブランディング=「イメージ戦略」である。

ということは、これまでの記事で説明してきました。

つまり、

①ブランド価値の構築

②ブランド価値を伝える

③ブランドイメージの確立

という流れが、「ブランディング戦略」であり、ブランドの価値を伝える手段が、
「マーケティング戦略」となります。

強力なブランディングが構築されていれば、自社ブランドの商品が「勝手に売れていく」という状態を作り出すことができ、それほどブランドにとってブランディングというのは重要なものになります。

しかし、ブランディングやマーケティングといったものは、あくまで「戦略」であり、

戦略ということは、「テクニック」でしかありません。

つまり、ブランディングやマーケティングの戦略がいくら優れていたとしても、

「実態としての商品」が、無ければ、単なる作戦止まりなのです。

さらにいうならば、「実態としての商品価値」があるかどうか。

つまり、商品にどれだけの価値があるかで、

その後のブランディングやマーケティングの効力の度合いが変わってくるのです。

自分自身を商品と取られたセルフ・ブランディングにおいて、

まずは「自分自分」の価値を高めること。

具体的には、商品価値を構成する3つの要素である、

①見た目

②品質=内面・人格的要素

③スペック=特技など

という、3つのクオリティを高めていくこと。

そして完成した「価値のある自分自身」があって初めて、

相手からどのようなイメージを持ってもらうかという「ブランディング」や、

相手にどのように価値を届けるかという「マーケティング」

が効力を持つのです。

テクニックの前にまずは「実態としての価値」を磨くこと。

これが、ブランディングの前にするべきことでしょう。

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