【Tips】自身の商品価値を構築し、代えの利かない人間に成る方法
この投稿では、自分自身を「商品」として捉え、その「商品価値を高める方法」や、その価値を高く魅せるための「セルフ・ブランディング」を主なテーマとし、
①自分自身の価値を高める方法
②作り上げた価値を、高く魅せる方法
③「代えの利かない人間」になるための方法
についても、理解していただける内容になっています。
🟪セルフ・ブランディングで自分の「商品価値」を高める
まずはじめに、私がこのnoteを通じて、ブログを書く理由を書いていきたいと思います。
結論から述べると、
「自分の商品価値を高めるため」
さらに噛み砕いていうならば、
「自分の商品価値を高める要素の一つである人格的要素を磨くため」です。
まずはじめに、私は大学生活において、「自分自身の価値を高めること」を意識しながら過ごしてきました
英語で言い換えると「セルフ・ブランディング」となります。
🟥商品価値を高める為の「土台形成」
自分自身を「商品」と捉えるのであれば、
その商品価値を構成する「土台形成」が必要であり、
その土台の価値を高めていく事が、
「商品価値を高める」ことに繋がっていると考えています。
その、商品価値を高める為の「土台形成」は、大きく分けて以下の3つであると考えます。
この3点が、私の考える商品価値を構成する3つの要素であり、
①容姿・身だしなみとは、商品の「見た目」や「パッケージ」と同じ意味を持ち、
②人格・内面的要素は、商品の「品質(クオリティ)」や、「品質保証」と同じ意味を持ち、
そして③長所・強みは、商品の「スペック」と
同じ意味を持っていると私は考えています。
以下では、商品価値を構成する3つの要素の
それぞれについて、深堀りしていきます。
🟥①商品の見た目=「容姿・身嗜み」
そもそも、「自分を商品として捉える」とは
どういうことなのかを説明しなくてはなりません。
読者の皆さんが、自分のお気に入りの「商品」を買うことを想像してみて下さい。
ここでは、「ブランド物のバッグ」を買うことを例にして説明していきます
例えばあなたが、欲しいバッグを選ぶ際、
まずそのバッグのどの部分を見て「欲しい!」または「買いたい!」と思うでしょうか
おそらく、「見た目」だと思います。
人が何かを選ぶ際、まずはじめに判断基準となるのは間違いなく「見た目」または「身だしなみ」、
人間でいうところの「外見」となります。
見た目というのは、いわば「期待値」であり、「イメージ値」で在ると私は考えています。
例えば、金額が高い商品を目にした際、どのようなことがその商品から感じられるでしょうか。
考え方は人それぞれですが、私ならば、
「これだけ金額が高いなら、きっと良い商品に違いないだろう」と思います。
つまり、商品の見た目を磨くことで、
相手からはその商品への「期待値」または「イメージ値」が醸成され、
結果的に商品価値を高めることに繋がります。
🟥②商品の品質(クオリティ)=「人格・内面的要素」
しかし、いくら見た目が最初の判断基準となるとはいえ、購入したバッグが「すぐに壊れてしまったら」、果たしてそのバッグは良い商品であったと言えるでしょうか。
言えないはずです。
ここでいうバッグの「耐久性」。
これが先ほど述べた商品の「品質」です。
英語で言い換えると「クオリティ」ですね
商品の品質は、人間でいうところの「内面」、「人格的要素」に当てはまると私は考えています。
要は、「外見が良くても、中身が薄っぺらい人間には価値が見出されない」ということ。ここで述べた品質(内面、性格)を言い換えるならば、「人格的要素」となります
外見(見た目)だけのハリボテの「期待値」や
「ブランディング」だけでなく、
しっかり中身が詰まっていると相手に思ってもらうことも、商品価値を高めることに繋がります
🟥③商品のスペック=「長所・強み」
商品の価値を高めるための3つ目の要素は、「強み」または「スペック」だと考えています。
先ほど例にしたバッグならば、
「どのくらいの大きさなのか」、「どれくらい持ち物を収納できるのか」、「革の素材はなんなのか」といったところでしょうか。
私という商品の強みは、
「会話力」、「傾聴力」、「質問力」から成る「自分を売り込む営業力」だと思っています。
私は誰かと会話をする際、その相手の「自己重要感を高める」能力が秀でていると思っています。
自己重要感とは、「自分という存在には価値があるんだ。」と信じる気持ちの程度のことですね。
この特技を手に入れるために、今までの大学生活で会話力や傾聴力を磨いてきたつもりです。
常に相手の求めている事と、求めている言葉を理解・察知、把握しながら、自分自身を相手に売り込める事。
これが私の強みの一つだと感じています。
また、マーケティング、ブランディングの学習を通じて得た「マーケティング思考」も、私の強みだと考えています。
私の考えるマーケティング思考とは、
①常に相手のニーズを理解しようとし、
②そのニーズを充足する圧倒的な価値を提供し、
③自分を選んだ先にある相手にとってのメリットまで想像してもらうこと
という3つのステップから成る「導線」を設計することです。
・自分を売り込む営業力
・マーケティング思考
これらが、私という商品の強みです。
🟩私がnoteブログを書く理由
さて、かなり前置きが長くなってしまいましたが、
ここから「私がなぜnoteブログを書いているのか」を述べていきたいと思います
私は大学に入って、「インプットしたことをアウトプットすることが重要である」ということを学びました。
例えば、ある本を最初から最後まで読み終わった時、
せっかく読んだのに、結局どういうことをその本から学べたのかを答えられなかった経験はないでしょうか。
もしその経験があるならば、それは本を読むという「インプット」の作業は出来ていても、それを発信する「アウトプット」の作業が出来ていなかったからだと思います。
要は、自分の特技である「トーク力」や「会話力」、
また、日々のインプットとアウトプットを通じて獲得した「マーケティング・ブランディングの知識」を「自分の中に完全に落とし込む」ために、私はこのnoteブログを書いているのです。
アウトプットは、知識を自分の中に落とし込むために非常に重要な過程です。
知識を自分の中に落とし込むためには、
①考える→②まとめる→③発信する
という一連の流れが必要だと私は考えています。
そして、インプットしたことを「ブログを書く」という行為を通じてアウトプットしようとした結果、
「自分自身にとって、何が無駄で、何が失敗なのか」を浮き彫りにし、見直すことができるとも考えています。
以上のように、「学んだこと」や「身につけたい特技」など、
自分の中にインプットされたものをこのnoteブログを通じてアウトプットをし、「自分の中に完全に落とし込む」こと。
これが私がnoteブログを書く最大の理由かなと思います。
🟦人格・内面的要素を磨く意義
自分の商品価値を高める、言い換えると
セルフ・ブランディングをしていくにおいてまだ書ききれていないことは多いのですが、
最後に私の考える「内面を磨くことの意義」について述べて、この記事の結論に入っていきたいと思います。
最近よく、「人は外見が9割」のようなフレーズを目にします。
このフレーズを見るたびに、「人の持つ内面的要素の重要性が軽視されているな」と思います。
当然、私自身も他人を評価する最初の判断基準は、どうしても外見が9割になってしまいます。
なぜなら、1回も会話をしたことがない人の
内面なんてわかるはずもないし、
判断材料がどうしても外見に偏ってしまうことに異論はありません。
しかし、外見は、あくまで人を判断する「入り口」にすぎないと思います。
外見は確かに、その人を判断する最初の判断基準ではありますが、
先ほども書いたように、「内面が薄っぺらい人には価値が見出されない」のです。
せっかく見た目が好みの時計を買ったのに、
数週間で壊れてしまったら、その時計は二度と選ばれる事はありませんよね。
またも前置きが長くなってしまいましたが、
私が思う「内面を磨く重要性」とは、
「代えの効かない人間に成れること」
だと考えています。
マーケティングにおける、その商品の価値
の高さを測るフレームワークで、
「VRIO分析」というのがあります。
そのうちの「I」とは、imitability、
日本語で「模倣困難性」であり、
読んで字の如く、
「他の人が簡単に真似できるかどうか」
ということを表しています。
この、自分という商品の「模倣困難性」を高める術こそが、「内面を磨くこと」だと私は考えています。
見た目だけではなく、積み重ねてきた「努力の過程」や、人としての「中身」に「価値」を見出してもらうこと。
また、自分自身も、目の前の相手の「中身」や「努力の過程」に価値を見出してあげられるような、深い視点と価値観を持つ事。
さらに、自分という商品の最も深く、中心にある、絶対的な信念や正義である「美学」を持つ事も、商品価値を最大化するために重要な過程だと最近は考えています。
どんな商品も、それが作られるに至った
「ストーリー」や「コンセプト」があり、
それは上記で述べた「美学」に値すると私は考えます。
「常に自分の中に一貫性の有る美学を持ちながら、身だしなみと人格を磨き、相手に人間性をしっかりと提供することが出来る、価値の高い人間で在り続ける努力をする事」
これらが、私自身のこれからの課題であり、
目指すべき目標なのかなと、考え始めて居ます
🟪「代えの利かない価値」を作り上げる為に
今回の記事のまとめに入りたいと思います。
ここまで、「自分の商品価値を高める」ことをテーマに、商品価値の3つの構成要素である、
①商品の見た目=「容姿・身だしなみ」
②商品の品質=「人格・内面的要素」
③スペック=「長所・強み」
を高めていくことの重要性。
また、日々の学習でインプットしたことをこのnoteブログを通じてアウトプットし、
「人格的要素の形成」を図ることの重要性などを説明してきました。
しかし、商品価値を高めただけで終わってしまっては、セルフ・ブランディングをする意味が無いと私は考えています。
自分の商品価値を高めることが出来たならば、その価値を届けるべき相手に「伝える」、そして、「その価値を最大限高く見てもらう」という、
「ブランド価値の最大化」が最終課題であると考えています。
そもそも、いくら自分という存在に価値があったとしても、
その価値の存在が相手の頭の中に無い、
つまり「認知」されていなければ
その価値は「存在していない」のと同じです
そのため、日々の努力の継続を通じて
自分の価値が高まったという実感があるのであれば、
「あー、価値が高まったな」で終わりにするのではなく、
その高めた価値を、相手に「伝える」という
「セルフ・プロデュース」が、最後の重要課題となります。
また、自分を「商品」と捉えるのであれば、
自分の全ての行動を、「売っている」という
感覚を持つことも大切でしょう。
自分の「言動」「行動」「思考」「経験」
「見た目」「内面」…
これら全てが「自分が売っている商品」です。
HERMES、LOUIS VUITTON、GUCCIのようなラグジュアリー・ブランドは、
決して「セール」や「安売り」をしません。
それは何故か。
安売り=売れていない、もしくは価値が下がっている
という事の証明であるからであり、
いくら「破格」だと言われようが、
常に自身の価値を担保する価格を保ち続け、
価値の高いブランドで在り続けることが、
何よりも自社ブランドの強力なブランディングを築き上げる事に繋がっていると理解しているからです。
ラグジュアリーブランドのこの考え方は、自分という商品を作り込む上でも非常に重要であり、
決して自分の商品価値を安売りせずに、
「どうすれば自分の価値を高く売れるのか」を徹底的に考え、PDCAを回す事。
そして、自分が相手に売るモノの軸となる、
①身だしなみ、②人格、③強み、そして④美学という4つの価値をしっかりと高めていき、
半年後、または1年後に、しっかりと
「見た目」と「経験」、そして「知識」が、「財産」として目に見える形で残っているような自分を作る事。
これが、「自分という商品の価値を高める」
という事だと私は考えます。
当然、自分という商品を作り込む作業は
容易ではなく、
毎日の努力の継続が必要となり、時には、大変だ、辛い、と感じる事もあるかもしれません。
ですが、そもそもブランディングという活動は、マーケティング戦略のような比較的短期的な利益を得る為の競争戦略ではなく、
自分の「イデオロギー(思想)」や、「大切に
したい文化」、「貫きたい美学」の徹底的な
深掘りによる「自己理解」および、「相手との丁寧な関係性構築」の上に成り立つ長期的な活動のため、努力や苦労がすぐに成果として現れないものです。
機械で簡単に作ったグラスは果たして高値で売れるでしょうか。
売れないはずです。
しかし、職人が一つ一つ丁寧に作った骨董品のグラスは、高値で売れます。
それは何故か。
それは、その商品に、
作った人の「熱量」や「美学」、そして「ストーリー」が込められているからです。
自分が目の前の出来事に対して、どのような
気持ちで、どのくらいの熱量を注いでいるかは、
時計であれば、
その「時計が作られたストーリーを作ること」と同義であると私は思います。
また、これは私が常に考えて居る事なのですが、
苦労をして努力を継続した上で出した結果や
成果を出す事で得られる「楽しさ」は、
「楽(らく」や「優越感」などの、日常に転がって居る手頃に獲得することが出来る感情を得る事よりも何倍も快感であり、
その努力の過程で得た「辛さ」や「苦労」は、
決してマイナスではなく、
必ず自分自身の価値を底上げしてくれる
「付加価値」になると、私は考えています。
長くなりましたが、
こうして、日々の積み重ねを通じて作り上げた
「今日の自分の商品価値」を、
「昨日の自分よりも高く買ってもらう」こと。
これが、セルフ・ブランディングの本質であると、私は考えています。
これからも私は、日々の生活や、このnoteブログを通じて、
自分の価値を高め、その価値を高く見てもらうこと。
そして、その高めた価値を、届けるべき相手に届けられるような「質の高い積み重ね」をしていきたいです。
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固定記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
私のnoteブログでは、主に以下の3つのテーマに絞って記事を展開しています。
🟦①自分という商品の価値を構築し、その価値を最大限高く魅せるための「セルフ・ブランディング」
🟩②作り上げた価値が、売れる(伝わる)仕組みを作り上げる「マーケティング」
🟥③作り上げた価値を、正しく、確実に相手に届けるための「会話術」または「営業スキル」
の、3つです。
一つの記事に対し、テーマは一つに絞ってあり、
5分程度の時間で、
⭐️日常生活にも応用できる知識や、
⭐️自分自身の価値を高めるための具体的な手法
などをお伝えできる内容にしています。
是非読んで頂けたら嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
(最終編集日・2022年 5月10日)
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