最近、自分の変化を実感している話
最近、「俺って変わったなあ。」と思う場面が多い気がする。
変化というと、良い方向に変化する場合と、悪い方向に変化してしまう場合があるが、私の場合は、個人的な観点からすると、良い方向に変化したと感じている。
そのエピソードを一つご紹介したい。
私は大学1年生の初期から今に至るまでの約2年間、スポーツクラブでアルバイトをしている。
私の働くスポーツクラブは会員制なため、2年間も働いていれば、「顔馴染みの会員さん」というのができてくる。
つい最近、私のことを2年前から知っている会員さんに、「祐ちゃん、(その会員さんからはそう呼ばれている)最近変わったよね。」と言われた。
どう変わったのかを尋ねてみたところ、以前のような「フワフワした感じ」が無くなったのだという。
私のフワフワした柔らかい性格が好きだったというその会員さんは、とても寂しそうだった。
しかし、そこに私の成長を感じて喜んでくれてもいるようだから、少なくとも大切な会員さんに不快な思いはさせてないようで安心した。
自分の変化を他人から指摘されたとき、自分ではその変化を自覚していないケースが多いような気がする。
しかし、今回のケースでは、私には、「自分が変わった」という自覚が確かにあった。
その会員さんの口から出た、「フワフワした感じが無くなった」というのは、実は私がこれまでの大学生活で「意識的に変えようとしてきたこと」であったからだ。
私の長所の一つに、「人当たりの柔らかさ」があると思っている。それは、私の良いところだという風に捉えている。
しかし、人当たりが柔らかいことと、「ヘラヘラしていること」を混同してはならない。
そう、私には、「ヘラヘラする癖」があるのだ。
そのせいで、人から舐めた対応をされたり、その癖が災いして、人間関係で痛い目を見た経験が何度かある。
それを自覚していた私は、大学生になり、「ヘラヘラしないように」意識しながら過ごしてきた。
その成果が、2年経ってようやく人から気づいてもらえたことに、私はとても大きな達成感を感じた。
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とはいっても、人当たりの柔らかさという私にとっての長所をなくしてしまうようではあまりにももったいない。
長所を残しつつ、短所を克服していくことが大切なのである。
ヘラヘラしないこと=人に対して冷たい態度を取ること、ではない。
あくまで、自分の短所を「矯正」するための意識づけである。
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長所を残しつつ、短所を克服する。
こうして文章にするのは簡単だが、実際には難しい。
しかし、ふと湧き出た感情を、そのままにして自然消滅させるのと、こうして文字にすることで「記録に残す」のとでは、成果の現れ方が全く違うと私は考える。
今後も、このように日常生活で得た小さいヒントを文字に表し、自分の中で確固たるものにしていくつもりだ。
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