今の自分の「商品価値」はいくらか

最近、自分を「商品」として捉えて、自分の「商品価値」を高める、英語で言い換えると「セルフブランディング」についての記事を投稿し始めた。

今回は、セルフブランディングにおいて私が非常に重要だと考えている、「今の自分の価値はいくらなのか」という視点、感覚について書いていこうと思う。

まず初めに、「今の自分の価値はいくらなのか」というのは、非常にアバウトな見解である。

そもそも自分という存在に「価格」なんてついてないし、もし価格があったとしても、具体的な数字で認知できないため、「今の自分がいくらなのか」という質問にはなかなか答えにくいだろう。

では、この質問ではどうだろうか。

「今の自分の価値は、1年前の自分の価値よりも高いか」

これならわかりやすいのではないだろうか。
前回の記事で、一人の人間の商品価値を高めるためには3つの要素があると述べた。
その3つの要素とは、①外見②品質③スペックであり、
①の外見は、単純に自分の見た目である。
②の品質とは、人格的要素であり、内面、性格などが挙げられる。人間性、社会性なども含まれるだろう。
③のスペックとは、特技のことである。私であれば、現在の特技は、「目の前の相手をトークで楽しませることができること」であり、これから身につけたい特技は、「マーケティングの知識」である。

このように、その人間の商品価値を測るための要素は3つあり、①+②+③の総和が商品の「価値」となる。

話を戻そう。それではこれらを踏まえた上で、「今の自分の商品価値は、1年前の自分よりも高いと言えるだろうか。」

当然この問いに対する答えは人それぞれだろうが、ほとんどの人が、程度の差はあれど、一年前の自分よりも、今日の自分の価値の方が高いと言えるのではないだろうか。

私にはこの、「今の自分の価値はいくらか」という感覚があり、常にその感覚を持ちながら生きることを大切にしている。
なんなら、比べる対象は1年前の自分ではなく、「昨日の自分」である。
昨日の自分より今日の自分の価値の方が高いと言うためには、「今日という1日の間」に何かしらの成長をしなければならない。それを365日続けて、1年前の自分と比較している感覚がある。

大切なのは、「毎日、少しでも良いから、何かを積み重ねること」だ。本を1ページ読むだけでも、その「本を1ページ読む」という行動を、昨日の自分はしていないわけだから、その1ページ分、自分の「商品価値」が上がったと言うことができる。

私にとっては、今書いているこのnoteブログも、昨日の自分よりも、今日の自分の価値を固めるための行動なのである。

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