美学と熱量の重要性

今回は、「美学と熱量」の重要性について、自分が思う事を書きます。

自分は何かに取り組む時に、先にその取り組みの「目標」と「目的」を決めてから進める様にしていて、
それは、どうせ同じ時間を過ごすのであれば、少しでも有意義な時間にしたい。価値のある時間にしたい。という想いから来ているのも勿論あります。
目標と目的を伴う努力だからこそ、
そこに「美学と熱量」が生まれ、その取り組みに価値が発生する。そう思っています。

ただ、取り組みに対して美学と熱量を込めることの重要性は、自分の主観的な意味だけでは無く、
「第三者が自分を見た時の価値」にも繋がると考えていて、

例えば、2人の職人が、同じ種類の作品を作っていたとします。

1人の職人は、別に作品に対してこだわりも無く、ただなんとなく作品を作っている。

その一方で、もう1人の職人は、一つ一つの作品に対して、「俺はこういう作品を作りたい」という美学と熱量を持って、自分のこだわりを持たせながら丁寧に一つ一つ作っている。

この時、第三者視点からその2人の作った作品を選ぶ際、仕上がりや品質に差が無いとしたらどちらを選びたいか?
という話です。

きっと多くの人が、後者の、一つ一つの作品に美学と熱量を込めている職人が作った作品を選びたいと思うはずです。

作品のクオリティは全く同じはずなのに、
その作品の背景にある、作った人の美学と熱量に「価値」がある。
第三者がそう感じたとき、その作品の価値は跳ね上がると僕は考えます。

これが、僕の考える、美学と熱量の重要性です。

ただ、熱量というのは可視化出来ても、
その本人の持つ美学や信念というのは、あくまでその人の内側にあるものなので、
第三者からの評価がされにくいという側面があります。

だからこそ、こうしたブログだったり、
インスタグラム、ツイッターの様なSNSで、
自分の考えを丁寧に言語化して、「俺はこう成りたい」、「俺はこう思ってる」という形で発信する事が重要なのだと思います。

例え、大多数の人がその発信を適当に受け流したとしても、
その本人が一生懸命に考えた事を言語化した文章は、必ず「誰か」に刺さります。

その「誰か」を見つけられるか?
その「誰か」に、自分を見つけてもらえるか?
ここが、「自分を高く売る」ための重要な
分岐点になるのかなと。

こうしたブログや、インスタグラムのストーリー機能で発信した事は、便利なことに「保存」する事ができます。

その保存された思考は、先ほどの「刺さった人」にとっては、貴重な価値を持つコンテンツとして捉えられ、
何度も何度も見返してもらえる可能性が生じます。

ホストやキャバ嬢、アイドル、アーティストの様な、
「その人自身が商品であり、コンテンツ」の様な存在の「ファン」にとっては、

そのアイドルの今現在のキラキラしてる姿よりも、

「キラキラした姿の裏側にある努力や苦労」だったり、
「そのアイドルが売れてない時からの成長ストーリー」の方が、
価値があると捉える事が多いのも同じ理由で、

自分を商品とした場合に、自分が成長していく「ストーリー自体」を、商品として提供する事ができれば、「1部の熱狂的なファン」からの支持を集める事が出来ます。

そして、その一部の熱狂的なファンの熱をさらに加速させていくと、
「好き」、「応援したい」という応援の仕方から、
「この人の価値を、私がもっと押し上げたい!」と思ってもらえる所まで行きます。

それが、ホストやキャバ嬢で言うと高額のシャンパン、
アーティストやアイドルで言うと、CDやグッズ、有料ライブ、有料ファンクラブなのかなと。

言葉を選ばずに今回のブログの内容をまとめると、
「自分が磨いた美学と価値を、一部のファンにブッ刺すことが出来るか?」
と言うことであり、
「掴んだ一部の熱狂的なファンを離さないために、自分を磨き、自身の商品価値を高め続ける努力が出来るか?」
と言うことに集約されると思います。


ここまで先回りして自分というコンテンツの価値を高めていけると、
「個の時代」と言われる現代において強い存在になれるのかなと。





今回のブログはここまでです!

今日の自分が、昨日の自分よりも価値の高い自分に成れている事を願って、
また今日という1日を過ごします。

また読んでください!

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