ブランドロイヤルティを高める2つの方法

以前の記事で、自社製品が「選ばれる必然」を作るためのブランドエクイティについて投稿した。

ブランドエクイティの構成要素とは、
①ブランド認知
→自社ブランドがどれだけの人に知られているか
②知覚品質
→消費者が自社ブランドに抱く、製品の品質イメージ
⭐️③ブランドロイヤルティ
→ブランドへの愛着度
④ブランド連想
→〇〇といえば…の後に想起されるブランドのイメージ。強く、好ましく、ユニークなブランド連想が求められる。

以上がブランドエクイティの構成要素であり、
今回の記事では、③ブランドロイヤルティについて紹介したい。

ブランドロイヤルティとは、端的にいうならば、「消費者の、ブランドへの愛着度」である。

では、このブランドへの愛着度を高めるためには、どのような方法があるのか。
今回は2つ紹介したい。

①特権の提供
→まず一つ目は、「特権の提供」である。
特権とは、「そのブランドを選んでくれた人しか得られない特別感」のことであり、丁寧な接客やアフターフォロー、金銭的還元(ハードベネフィット)、イベントへの招待(ソフトベネフィット)などが挙げられる。

②ブランディング
→二つ目は「ブランディング」である。
ブランディングとは、端的にいうならば、「自社ブランドのイメージや価値を、維持し、高めて行く活動」のことであり、自社ブランドの強み、自社ブランドの競合他社と差別化できている点を、顧客に「価値」だと認知してもらい、顧客の頭の中に自社ブランドを蓄積していくことが基本戦略となる。

これら2つが、ブランドロイヤルティを高めるための基本的な方法である。

次回は、ブランドロイヤルティを高めることによって得られるメリットを紹介したい。

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