「認知してもらうこと」は最優先課題である
マーケティングにおいて、最も重要なことは何でしょうか。
企業がコントロール可能なマーケティングツールを表すフレームワークに、
「マーケティングミックス」というのがあります。
①製品(product)
②価格(price)
③流通(place)
④プロモーション(promotion)
この4つが、企業がコントロール可能なマーケティングツールとなりますが、これを見たら分かるように、まずは「製品(product)」がなくてはなりません。
そして「いくらで売るか」という価格を決め、
「どのような流通経路を辿るか」を決め、
「どのように知ってもらうか」を決めます。
そして、価値を構築し、その価値を消費者に高く見てもらうためのブランディング戦略という流れになってきますが、
マーケティングにおいて、「最優先にするべき課題」とは一体なんでしょうか。
それは、消費者に、自社ブランドを
「認知してもらうこと」
であると考えています。
なぜなら、優れたブランディングによって、いくら価値の高いブランドが構築できても、
いくら優れた製品を作り、優れた流通経路を辿っても、
その「価値」が、「消費者の頭の中に無かったら」、
つまり「認知されていなかったら」、
そのブランド価値は、「存在していない」のと同じです。
ブランド・カテゴライゼーションによると、
①知ってもらう
↓
②興味を持ってもらう
↓
③選んでもらう
という流れがあります。
これからもわかるように、
「まずはブランド」の存在を知ってもらうこと。
これが、マーケティングにおける最優先課題となるでしょう。
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