たまにの悔しい気持ちは悪くない

こんにちは!

私は3歳くらい?の時から、同じ先生のところでピアノを習っているのですが、
昨日、ピアノの発表会がありました。

2年に一度しかないので、とても大切な発表会です。

ピアノは趣味として大好きなので、
基本的に毎日触るのですが、発表会の前は特に、仕事に行きながら毎日2時間とか練習します。

小さいときは、
「間違えないように弾く!」というのが私の中で重要でしたが、大人になったらそういうわけでもなくて、

間違えないように弾くのはもちろんですが、
「ここをこう表現したいな〜」とか、
「ここで盛り上げて、ここは追いかけられてるようなイメージで、ここは語りかけるような弾き方で…」

という様に、
いろんな人の演奏を聞いたり、曲の背景を知って作曲者の気持ちを考えてみたり、
大事に大事に自分の中でその曲を育てるような感じで練習するようになりました。

だから、ただの趣味といったらそうだし、下手でも誰かに怒られたりするわけではないのですが、
練習通りの、練習した成果を発揮できるような演奏が本番でしたい!!と思います。

タイトルからもう分かると思いますが、
今回どうだったかというと、

うまくいきませんでした…

発表会は基本暗譜(楽譜を見ずに弾くこと)なのですが、一度別の鍵盤を触ってしまったら混乱してしまって、一部分がぐだぐだになってしまいました。

リハーサルでも、練習でも満足に弾けていた部分だったので、
あんなに練習したのに!!!とすごく悔しい気持ちになりました。

よくよく考えたら、
大人になってからの方が練習量も増えて、発表会に本気度が増している気がします。笑

でも、子供の時を含めても、今回みたいに悔しくて家に帰ってからわんわん泣いたのは初めてです。
あんなに練習したのになんであの部分で躓いちゃったんだろう?と思うとすごく悔しかったです。


1日経って落ち着いて考えたのですが、
大人になってから《悔し泣き》する機会って無くなったな…と思います。

単に大人になって気持ちも大人になったから、ということなのかもしれませんが、子どもの頃の方がもっともっと色んなことに全力だったような気がします。

だから、大人になってからも、たまにの悔しい気持ちも悪くないのかもしれない。と思いました。

私はすごく頑張ったことが上手くいかないのがすごく嫌いです。(みんなそうだとは思いますが😅)

私の今まで人生最大の嫌な出来事は、
高校で、誰にも負けない!と自分で思えるくらい勉強しても、テストで目指す順位が取れなかったことです。
元々負けず嫌いの性格だったので、
「なんでこんなミスしちゃったんだろう?」と思って改善して次に臨んでもできなくて、また次もできなくて、また次も、次も…
テストのたびに答案用紙で顔を隠してバレないようにしながら、めそめそと泣いていたのを覚えています。笑

「そんなこと?」と思うかもしれませんが、
今のところそれ以上嫌だったことに出会ったことはありません。笑
(それだけ幸せに生きてきたのかもしれない…)

でも大人になってから、悔しくて泣くことなんて全くなくなりました。

だから、
たまにの緊張感と、
たまにの悔し泣きくらいは、
あってもいいのかな〜と思った1日でした。

そして負けず嫌いの私は、
昨日は「もう発表会やりたくない!」と思っていたのに、
1日経ったら懲りずに次の発表会に向けて
メラメラと闘志を燃やしています🔥笑

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