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絵もまともに描けない、3D知識もない奴がVRoidでMMDまで作る方法(Vtuberも可)

この記事はVRoidでモデルを作ってVtuberやMMDでモデルを作れるようになるまでの作業工程解説記事です。

画像編集ソフトにクリップスタジオ、動画編集にフィモーラという有料ソフトを使っているのですが、そこを無料のものを使えば全工程無料でできます。

VRoidの使い方

ダウンロードしてください

ぶっちゃけ画力もセンスもないのでVRoidの使い方は「VRoid 使い方」で検索してやり方を習得したほうがいいです。最初はテクスチャとかわけわからんと思いますが、BOOTHというところで

無料で提供してくださる神からいいテスクチャを受け取れるのでそれでなんとかがんばりました。目と髪のテスクチャはお借りしたものです。たぶん使ってないと顔面えらいことになってます。

さて、VRoidは誰でもモデリングができるすっげぇツールですが、いろいろと痒いところに手は届かないところが多いです。

まず、これを3D化しようとしてVRoidって重ね着ができないんですよね。つまり緑色のシャツと灰色のジャケット一緒に作れないんです。

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(ジャケットの襟がピーンってなってるところとシャツが同時に作ることができない・・・)

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(最初は肌にシャツを書き込んでいやっ鎖骨見えとるやないかい!!!状態でした)

VRoidを使いこなしてる猛者はそんなことを物ともせず「そんな使い方する???」みたいなことやってますが、今回はUnityの力を借りることにしました。とりあえずVRiodで灰色のジャケット以外、「顔」「髪型」「シャツ」「ズボン」「靴」を制作してインポートいます。

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(画力がなければテスクチャも描けないのでとりあえず形が作れることを優先的にしました。靴も再現不可だったのですが、どうしようもならんので諦めました。)

Unityの使い方

(重ね着を使わない場合はこの工程は飛ばして「Vtuberができるまでは完成」まで飛ばしてください)

個人向けのPersonalでいいです。新規ユーザーからUnityHubをダウンロードしてください。

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ダウンロードしたらこんな感じだと思います(新規の場合プロジェクトはない)UnityHubとはゲーム機のSwitchやスマホでで例えるとホーム画面です。

ここからプロジェクトを管理したりいろんなバージョンのUnityを管理できます。

インストールから推奨リリース→モジュールをインストールに加えるとでますが、下の方の日本語にチェックがついてたらいいです。これにチェックがついてたらUnity内で日本語表示ができます。

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白い方がホーム画面、黒いほうがアプリ。とでも思ってもらったらいいです。ぶっちゃけどっち押しても一緒なんですけどね。

プロジェクトの新規作成から3Dにチェックが入ってることを確認してプロジェクト名をきめて作成してください。

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こんな感じだと思います。これは僕が作業中のものでいろいろ写ってますが本来はすっからかんだし、画面のレイアウトがちょっと違うと思います。Unityは画面のレイアウトがとても自由なので自分の使いやすいようにしているだけです。

メニューの日本語化とかは記述するのめんどいので「Unity 日本語化」とかで調べてください。Unityは日本ユーザー多いので有志の記事がたくさんあります。調べてわからないことはない!(理解できるとは言ってない)

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では、Unityが無事起動できたところで重ね着をするのに必要な拡張ファイルをインストールします。

これはVRiodのインポートしたファイルは「VRM」というものです。このままでは、Unityでは読み込むことができません。

最新版から

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ページ下のこっちをダウンロード。自分でわかりやすいところにダウロンードしてくださいね。

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そしてダウンロードしたやつをUnityへドラック→インポート

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これでVRMを読み込めます。ここにさらに神の遺物を召喚します。

はいどーん!

使い方は記事に書いてるのでそれを参考にしてください。これもさっき説明したみたいにドラックからのインポートで使えます。

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はいどーん!!記事を見てわかる通りここからこの緑色が貫通しているところを削る作業です。

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変態になりました。

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それを先程を同じように重ね着!!まともになりましたが、この画像はこれが理想なんだよな~~っで撮ったやつなのでまだお腹あたりが貫通してます。

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もっと変態になりました。さらにシャツっぽくするためにボタンを精一杯の影をつけました。

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ちなみに後ろは半ケツ。

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VRiodを触ってる知り合いの作業配信を見て髪型を再調整するなどもして・・・。

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完成です。

完成できたらUnityからVRM形式でまた保存します。

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モデルを選択したままエクスポート。

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なんかタイトルとかバージョンとか書かないとだめなのですが、これは個人用なので適当に埋めておきました。モデル配布するとかだったらちゃんとしてください。っでエクスポートで

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いっちょあがり!!

Vtuberができるまでは完成

ここまでくるとVtuberができます。

今回はこれ使ってますがもっといいのがあるのかもしれない。知らない。

顔認証ができるほうは「わーい顔認証できる~」ぐらいしかやってないので配信の仕方とかは知らないので検索してください。

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MMDの使い方

ではMMDで踊れるまでを解説します。ここからが軽く地獄です。今までも地獄だったけど。

まじでMMDはUnityと比べて無知レベルなので適当です。感覚ですべてやりましたのであしからず。

MMDをダウンロードする。

まぁ最初はミクさんでも召喚してきゃっきゃっしてください。

えーまず、UnityでエクスポートしたVRMはMMDでは動きません。PMXというものに変換しなければなりません。

はい、これ使ってください。元々は中国の方が開発したものを日本人が動画で解説してくれてます。すぐできます。まずこれをします。

すると

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MMDに降臨!!降臨させたときにモデルが真っ白にある場合は

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texっというファイルをMMD用モデルがあるファイルと同じ層にぶちこんでください。そこらへん記録残してないのでMMD側のあれそれは検索したほうが早いです。

とりあえずポーズでも取らせてみるか!!

こちらのをお借りしました。

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えらいこっちゃ

「ワンクリックでVRMをPMXに変換するツール」ではすぐできてましたが、今回はUnityを使って重ね着ツールでVRiod規格外みたいな感じになってるのでトゲトゲになりました。

これはボーンを設定し直さなければなりません。(トゲトゲじゃなくっても踊らせるためにはボーンの設定が必要です)

ではこちらを・・・

MMD用のモデルのボーンとかなんかいろいろを直してくれるツールです。すごいです。

このツールは拡張プラグインでいろいろできることを増やせます。なので、

これはVRoidで制作したものをええ感じにボーンにしてくれる神の遺物です。

これはさらにボーンを追加してくれる神の遺物です。

なんかわからんけどこれを入れました。これも神の遺物です。

これはVRiodで制作したものはサイズが小さいのでそれを修正できる神の遺物です。

クソ雑に紹介しましたが全部神です。

これらをダウンロードしてPMXエディタの

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ここにどーんと入れます。これで神の遺物たちを扱うことができます。

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だいたいはモデルが写ってない小さい小窓のほうで操作します。

まず大きさを変えます。大きさ変えるのだけは場所が違っててここです。

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だいたい1.2~1.4ぐらいがいいそうです。

ここからボーンのあれそれを色々します。

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まず「VRM2PMX変換モデルの最適化」

よくわからんのでそのまま処理開始

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準ボーン追加(PMX)って書いてるほうです

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わからんからそのままどん

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こっちもやっとけ(やけくそ感)

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できたら、ファイルの名前をつけて保存から保存してください。

万が一のために元々のファイルに上書きしないようにね。

再降臨

MMDに降臨

よし!!!!!

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足骨折しとるけど。元々のモデルの作りが荒いのとボーン追加を適当にやったのでこれ以上はわかりませんでした。動かしながら手動で手直ししていく方針でいきます。

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テンションがあがってスクショタイム

あとは踊らすだけです、そこらへんの使い方は「MMD 使い方」とかで自分の好きなモーションとかを探してください。

動画編集ソフトでちょこって編集いれて(フィモーラ使ってます)


完成!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

さらにモデルをアップデートする

さて、前回はネクタイの部分がテスクチャに固定されててぴっきーーんっと固まったままでしたが、MMDするならこれをなんとかしようと思いました。

pmxeditorでアクセをつけよう!!

方法としてはpmxeditorでネクタイを他人様からお借りしてつける方法です。

MMDやるならこれがないと無理ですね。

今回はこちらの衣装のネクタイのみをお借りしました。

もちろん規約をちゃんと読んで改造可であるものを使用してください。

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モデルをpmxeditorで読み込んで、スーツ衣装をドロップして追加で読み込みます。

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こうなりました。ここで気づいて沼に入っちゃたんですが、「あれ、自分のモデルでかくね???」

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アペミクさんと比べても巨人やんけってなって元のサイズだとサイズが合うので「こっちのほうが正解なんか???」って思ったけど、いろいろうまくいかなかったり、モーションが破綻しまくるのでサイズは大きいほうがいいみたいです。完全に沼に入って1日この作業に費やしました・・・。

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では、このスーツモデルのネクタイ以外はいらないので、削除します。モデルが写ってる隣の窓で材質とボーンのタブでネクタイ以外を探して消してください。

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それ以外のものを消すとバグったので手をつけてません。

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ネクタイだけになりました。「絞」と書いてるところをクリックしたらこんな感じのタブが出てきます。そこでネクタイ以外のチェックを外して「パーツ毎」って書いてるところを押すとチェックが外れてるものは消えます。

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ネクタイを移動させます。写ってる枠で「頂」「面」「骨」「剛」「J」と書いてるものをすべて押します。

「面」はテスクチャ「骨」はボーン「剛」は当たり判定「J」はよくわかりませんボーンの親戚ですかね??って感じに認識してます。

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ネクタイをびっと囲って囲いもれが無いか確認しつつ(あったらそれぞれのタブで手動で選択)

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はい。なんかちっげぇなぁというかちいせぇなぁ・・・・

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大きくしよう!!!

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さっきと同じようにネクタイだけを囲って・・・今度は「動」を押します。

そこの「値指定」のタブのスケールの部分で数字を変更→スケールボタンをポチッ!

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でかくなりました。(画像は調整後。でかくした瞬間なぜか知らんけど天高くに飛ぶ)

ただ首あたりにネクタイの付け根が貫通してるのでこいつを削ります。

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モデル画像で「頂」「面」のみを選択して消したいところを囲います。オレンジのつぶつぶみたいなので表示されたらOKです。

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これを「絞」のタブでネクタイを選択して「選択頂点を新規材質に分離」を押します。

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新規という名前で分離しました。あとはこいつを消してやるだけです。

次はこのままではネクタイは地上に打ち上げられた魚みたいになるので、動きを抑えます。

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今度は「塗」を押します。するといういったタブが開きます。「絞」でボーンだけを見えるようにしておいてください。(もちろんネクタイだけ表示も)

「塗」タブの「開始」を押すとネクタイに黒い点々が移ります。

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首に追従して動いてほしいので、シフトキーを押しながら首のボーンを選択、そしてあとは黒い点々を塗るだけです。普通になぞったら塗れます。

点々の色が変わってるのはウェスト値というものを変更しているからです。よくわかってないんですが、100だと固定される。数値が低くなるにつれ動きやすくなる。・・・・んじゃないかな???全部100で塗るとネクタイカチカチになったので

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そしてネクタイのテスクチャの色を変更します。テスクチャはここで変更できます。○○○○(ファイル名)¥○○○○(画像の名前)です。

完成です・・・・・。簡単そうに書きましたが、この作業ガチで一日かかったし死ぬほど大変でした。ぜんぜんわかんねぇもん

いろいろ手直しも

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前回の動画で脇の破綻はどうしようもねぇなと思ってたんですけど、コートの破綻はコートを削った削りカスでした。ネクタイの紐を消した方法でこいつらも消しました。

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ネクタイがシャツに飲まれるので剛体を調整もしました。けど飲まれるときは飲まれるのでもう知らん。

もっとMMDをやろう!!!!

前回やってなかったことは、「カメラ」と「エフェクト」自分が説明するより有志の理解している方の説明のほうが10000000倍ましなのでURLを乗せるだけにします。

カメラワークの作り方

どういうカメラワークにしたらいいかわかんないよ~~ですがもう己のセンスを信じてやる。・・・・だけ・・・。

エフェクトの入れ方。MMDにエフェクト入れるのはちょっとした作業がいります。

まぁ簡単なのでできると思います。

ただMMD初心者のためなんのエフェクトをいれたらいいのか分からなかったので「MMD エフェクト おすすめ」とかで調べたらエフェクトの説明してくれてる記事とかあるのでそれを参考にして自分がええやん!!っと思うエフェクトを見つけてください


完成です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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テンション爆上がりスクショタイム

絵が描けないそこの君も!!!!!!3D知識がゼロのそこの君も!!!!!!!VRiodでここまで制作してみよう!!!!!!!!!!!

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