「雷神の 少し響みて 降らずとも 我は留らむ 妹し留めば」
と靴職人を目指す青年は言った。
雷が鳴って雨が降らなくとも、貴女が行くなと言うならばここへ留まるのにと。
いや、貴女が好きだと言ったのだ。
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