綺麗な文字とは?

こんにちは、やすだっちです。
今回は、綺麗な文字とはなにか?です。
こんな切口から書きましたが、自分のことで言えば、綺麗な文字は書けません。
断言してしまいましたが、特にペン字は致命的です。
こんなんで書道の先生していますが、機械のように綺麗に書けるなら機械にお任せしたらいいと思います。
昔見た、天井から機械の腕だけ吊された調理用ロボットの滑らかな動きを見て、書道も出来ると思いました。
特に、書道教室で書くようなお手本は、個性がない分パターン化しやすいと思います。
そんなロボットが出てこないのは、単純に需要の問題だと思います。
筆文字が書けるロボット。ちゃんと肉筆です。
そこを避けるとしたら、自分の文字を書くしかないと思います。
「自分の文字」
それを習得しようとしたら、お手本がない方がいいです。課題だけ出してもらい、自分で書いてみる。
書道教室なんていらないじゃん。
そう、思うかもしれませんが、ここからが書道教室が必要な理由になります。
一言でいうと「気づかない」です。
書いたものが気に入らないときに、どうしたらいいかの書いた本人はわからない。
書道教室の先生はそんなわからないときのアドバイザー的な役割だと思っています。
一昔前の、今もあるかな「自分のお手本を真似ていたら上手くなる」は古いです。
結論から言うと上手くなりません。
「自分の文字」と引き換えにある工夫が入ります。
私はそれをしてしまったことで、上手くなるのと引き換えに自分の文字がなくなりました。
◯◯系の文字の書き方と、書道をしている人にはわかってしまいます。
工夫をするならば、先生のお手本を使うのではなく、生徒さん本人が書いたものをブラッシュアップして行った方がいい。
初めは、正直上手く行きません。
頭の中にあるものを手に伝え、出せるようになるには時間がかかります。
先生は、それをなるべく短い時間で習得してもらうためのアドバイザーなのです。
綺麗な文字とはある程度書のお約束にのっとって、
その人が見える文字だと思います。
ただ、習得には個人差はあることを付け加えます。

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