翔る

最近よく聞く楽曲

Pay money To my Painというバンドの楽曲。
「Butterfly soars」

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ボーカルのKが亡くなってしまってから
活動を休止しているため一部では
「伝説のロックバンド」と称されている。

ちなみにKは、
生前UVERworldのボーカルTAKUYA∞さん
とも交流があったようで、
KのブログにTAKUYA∞さんとの
ツーショットが登場したこともある。
P.T.P(Pay money To my Painの略称)のギターで、
紅蓮華など数多くの名曲を歌っている
LiSAさんのバンドのギターとして紅白歌合戦
にも出演したPABLOさんもUVERworldのことを
「めちゃくちゃカッコイイ!」
と過去にツイートされていたので、
PTPが存続していれば対バンなどあったのかもしれません。

そんなUVERworldとも実は繋がりのあるPTPのこの楽曲。
歌詞が凄く今の自分には刺さった。

歌詞は、
Butterfly(曲中ではShe)が一生懸命に飛ぶ。
でもそれをみんなは笑う。
「そんなの無理だよ(笑)」って笑う。
彼女(She)はただ独り。
誰もなぜ彼女が飛ぶのかを理解しようとする者はいない。
それでも彼女は飛ぶ。
周りなど気にせずに自分のために飛ぶ。
でも、結局最後に彼女は落ちていく。
翼を失くして落ちる。
それでも彼女は諦めない。
彼女は這う。
彼女は彼ら(みんな)にもう一度
飛びべることを見せるために諦めない。
そして、彼女を見てみんなは
「自分の夢はまだ終わっていない」
と気付く。
それが彼女が諦めない理由。

すごくザックリと大きくまとめると
こんな感じのストーリーになっている。
歌詞が全英詞になっているので、
「気になるけど英語わかんねえよ」
って方はこんなことを歌った曲なんだ
と思って聞いてみてください。

この曲はPTPのことを象徴した曲だそうで、
「She」はPTPというバンドのことを指しているのだそう。

バンドで音楽を続ける中で
馬鹿にされたり、中傷されることもあるけど
自分達の姿から「みんな」の中にいる
自分達と同じような気持ちを持つ人達に
「みんなみたいになるな。」
って自分達の背中を見せる

そういった意味もこもった楽曲。
この楽曲で「彼女」が自分に重なる部分もあって
すごく前向きにさせてもらった。

自分の目の前に「死」
が突如として表れて、
今まで大好きだった野球も
もう出来ない身体になってしまったし、
自分にとって大きな存在だったランニングも
もうたぶん出来ない。

どれだけ前向きにはなろうとしても、
やっぱりどこかに心の隙間はあって、
その隙間に「恐怖」や「不安」が
入り込んでくる。

そんな時にこの曲を聴くと、
背中を押してもらえるというか、
1人じゃないことを実感できる。
Kくんが亡くなってるからこそなのかもしれないけど、
魂の音と詞で聴く側の魂が震える感覚
本当に魂と命を削って作られた楽曲なんだと感じる。

俺も色んな人に馬鹿にされてきたし、
自分の夢が分からなくなって、
生きる意味が分からなくなった時期もある。
だからこそ、この楽曲で
自分の夢や自分が落ちたところからどう這い上がるか
っていうものをPTPがみせてくれた。
UVERworldに出逢ってなければ間違いなく
PTPが1番好きなバンド。
今でもUVERworldと同じくらい好きだし。

俺はまだ翼が無くなっただけ。
まだ這うことはできる。
彼らみたいに心が冷め切らないように
自分が思い出させる側に回れるように。

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