事前予想【中山牝馬S】

今週は3場開催ですね。
中山牝馬はぜひ当てたいところ。

馬柱を見るに荒れそう…。ハンデ戦かつ、牝馬限定ですから余計に。
まずは馬柱から

馬柱

私がいつもハンデ戦で考えることは斤量と馬柱のギャップです。
っと、その前に、データで見てみます。

【前走レース】

愛知杯組 4-2-3-29
(クールキャット、スライリー、ルビーカサブランカ)
ターコイズS組 1-2-1-11
(スマイルカナ、フェアリーポルカ、ミスニューヨーク)
日経新春杯組 1-0-1-0 該当馬なし
京都牝馬S組 1-0-1-13
(クリノプレミアム、ジュランビル)
アンドロメダ組 1-0-0-0 該当馬なし

【前走距離】
2000m 5-5-4-39
(クールキャット、シャムロックヒル、シングフォーユー、スライリー、ルビーカサブランカ、ロザムール)
1600m 3-4-2-37
(スマイルカナ、ドナアトラエンテ、フェアリーポルカ、ホウオウピースフル、ミスニューヨーク)
2400m 1-0-1-2 該当馬なし
2200m 1-0-0-16
(テルツェット)
1800m 0-1-2-20
(アブレイズ、ゴルトベルク、モリノカンナチャン、ローザノワール)

【レース間隔】
中10週以上 4-4-1-41
(アブレイズ、ゴルトベルク、スマイルカナ、テルツェット、フェアリーポルカ、ミスニューヨーク、ローザノワール)
中7週 4-0-4-28
(クールキャット、スライリー、ルビーカサブランカ)
中5週 1-2-1-10
(シングフォーユー)
中3週 1-1-0-5
(モリノカンナチャン)
中4週 0-2-0-4
(ドナアトラエンテ)

【斤量】
54キロ 4-3-0-22
(クールキャット、ホウオウピースフル、ローザノワール、ロザムール)
53キロ 3-3-3-39
(クリノプレミアム、ゴルトベルク、シャムロックヒル、シングフォーユー、ジュランビル、スライリー)
52キロ 1-2-2-18 該当馬なし
56キロ 1-2-1-8
(アブレイズ、スマイルカナ、フェアリーポルカ)
55キロ 1-0-2-20
(ドナアトラエンテ、ミスニューヨーク、ルビーカサブランカ)

【脚質】
逃げ 2-1-0-8
先行 1-4-2-27
差し 7-5-4-44
追込 0-1-3-45

【東西所属】
関東 4-7-3-63
関西 6-4-6-61

ここまで過去10年のデータを挙げてきましたが、ここで斤量とのギャップについて話をしていきます。

単純に、「近走戦ってきた相手が強いのに、斤量が軽くなる」「前走好走できたのは斤量が軽かった事が大きいのに、今回斤量が増えた」などです。

順にみていきましょう。

アブレイズ:斤量が前走より+2キロはキツイ
クールキャット:斤量が+1キロだけど、タフなレースになるならチャンスはある。
クリノプレミアム:4走前から考えて月に1回ペースで出走なので疲労がキツイ。斤量は52キロがいい。
ゴルトベルク:ディセンバーSは勝馬ローザノワール~10着までが0.6差の接戦の中、9着。5着のアドマイヤハダルが中山記念3着なので、ディセンバーS組を注視したい。
シャムロックヒル:4走前のマーメイドSは斤量50キロだったから勝てた。前走はレッドガランと0.5差だけど、そこから斤量+1キロがどうか…。
シングフォーユー:前走白富士Sでは力負けしたものの、勝馬は金鯱賞で1番人気になるであろうジャックドール。2着はアドマイヤハダル。馬券圏内に入った11回中、中山は5回。比較的相性の良いコースなので一発あってもいいかも。前走より-1キロも魅力。
スマイルカナ:最近は二桁着順が続いているためここでも厳しいと。斤量±0
スライリー:中山というより、ワンターンの方が良いと思います。中山牝馬Sはコースをぐるっと1週するのであまりよくないかと。斤量云々ではないと思います。
テルツェット:斤量56.5キロで前走エリザベス女王杯より0.5キロ重い。能力は十分にありますが、周りより重いのが気になります。ただ、休み明けの成績もいいですし、相手関係からして、勝ち切る可能性は十分にあります。
ドナアトラエンテ:できれば54キロが良かったと思います。良血+勢いのある横山武騎手なら意外と?と考えてしまいますが、東京の方が相性が良いと思います。
フェアリーポルカ:斤量±0。3走前クイーンSでテルツェットと0.2差。前走はミスニューヨークと0.5差。三浦騎手の継続騎乗ですので、期待はできます。問題は距離延長時好走してない事。
ホウオウピースフル:昨年の4着馬。昨年は不良馬場の超タフな馬場だったこともあり好走だと思っています。昨年より+1キロなので今回は厳しいと思います。
ミスニューヨーク:前走前が総崩れした中、最後方から直線だけですべてを抜き去って1着。前半34.3後半36.0を見るにかなりのハイペースだったので展開が向いた+馬場があっていたと考えられます。斤量が+2キロされることもあり、追込が好走していないレースなだけに前走のようなレースになると期待薄。
モリノカンナチャン:メンバー最軽斤量51キロ。ハービンジャー産駒なので馬場が渋る方が良いと思います。ただ、中山より東京の方が良いのでここでは軽視したいです。
ルビーカサブランカ:前走は52キロ。今回は55キロ。初斤量ではないものの、このハンデは厳しい。
ローザノワール:ディセンバーSの勝馬。前走からの斤量差は±0。継続騎乗で中山はダート1-0-0-0 芝1-0-0-0 とレース数は少ないものの成績は良い。相性が良い場所なだけにこの人気なら大穴候補。
ロザムール:中山は比較的相性が良いです。複勝圏内11回中4回が中山。そしてその内3回が稍重以上の馬場。馬場は渋る方がよい。雨予報なら穴候補。

【総評】
クールキャット、ゴルトベルク、シングフォーユー、テルツェット、フェアリーポルカ、ロザノワール、ロザムールまで絞ります。

軸候補:テルツェット
相手候補:ゴルトベルク、ロザノワール、シングフォーユー、フェアリーポルカ
条件付き:クールキャット(外枠)、ロザムール(馬場が稍重以上)


ではまた金曜日にお会いしましょう。

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