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手作りおにぎりなら、梅干しがぶっちぎりで大好きだよって話🍙

こんにちは、もちもちです。
今日は昼食が梅干し入りのおにぎりだったので、私の一番好きなおにぎりの具が梅干しであること、そしてそうなるに至った昔の出来事について書いてみようと思います。
何を突然!? と自分でも思いますが、何か書きたくなったんですよね。
いつまでも色あせない、ある夏の思い出話です。よろしければどうぞご覧くださいまし(๑˃ᗜ˂ )


元々は、梅干し自体そんなに好きじゃなかった

この見出しの通りではありますが、幼い頃は梅干しの美味しさが全然わかりませんでした。ただすっぱいだけで、こんなのがご飯のお供になるんか? なんて思ったくらいですし。
なのでおにぎりも、鮭やおかかなどが自分の中で定番かなーと思っていました。
それが今では、まさかの梅干し激推し。
もちろん手作りとコンビニものでは全然違うと(個人的には)思いますので、とりあえず手作りで考えています。
(コンビニおにぎりは「ツナマヨ」や「塩むすび」が好き。しかし手作りとなると、一番は梅干しです)

始まりは海水浴、やってきた極限の空腹

そんな自分が、とにかく「おにぎりの具は何が一番好き?」と聞かれて迷うことなく「梅干し!」と答えるようになったきっかけは、かなり昔に遡ります。
小学生高学年くらいの時だと思いますが……その日、家族で海水浴に来ていました。
もう時間を忘れてとにかく海で泳いで遊びまくり、ふと気がつくとお腹が空いていたのです。しかもあの時は手足を動かすのもしんどくて、尋常じゃないくらいの飢餓状態だったといっても過言ではなかったと思います。
お昼が少なかったのか、そもそも食べなかったのか、今となってはあまり思い出せません。が、とにかくもう歩くのがしんどいくらい本当に体力を消耗していたので、母に「もう泳げない、何か食べてきたい」と訴えました。
すると「バッグの中におにぎり1個入ってるよ」と言われたので、もうそれしかない! とばかりに、どうにか広い砂浜を這うように進み、余力を振り絞って海の家へ。
そしてようやく手に取ったのが、おそらく昼食の残りであったろうひとつのおにぎり、しかも梅干し入りだったのです。

普段なら進んで食べることはなかったであろう梅干しおにぎり

マジか〜これさっき残したやつじゃない? と、その時は思いました。普段だったら絶対手に取らなかった、梅干し入りおにぎり。すっぺぇもん。
しかしその時はもう冗談抜きで何か食べなくては死ぬ! と思うほどの超絶空腹状態だった。なので、こうなりゃ食べるしかないかとばかりにラップを破り散らし、すっかり冷たくなったそれにかぶりつきました。

すると、驚くほどに美味しかったのです!
あの梅干しおにぎりが!!
今までこれほど美味しいおにぎりを食べたことがあっただろうか!?
否、ないっ!!!
梅うめぇ!!!!(激うまギャグ)
めっちゃうますぎて草草の草ァ!!!!↑↑↑

(無論この頃はたぶんそんな言葉もなかったのだろうと思うと、時代の流れを感じるなぁ)

もう夢中で貪り食らいました。
ただ何も考えずむしゃむしゃと食べ堪能した、梅干しのすっぱさとご飯の甘さが見事に絡み合うあの味!
母親の手作りおにぎりは、もちろんいつだって美味しいです。が、何年も経った今でも、あの時あの海の家で食べた残り物の梅干しおにぎりを上回る手作りおにぎりは、自分の中では存在しないと思っています。
何しろ極限の腹ぺこでまさに死ぬ寸前だった自分を救ってくれた、唯一無二のおにぎりですから。
お腹が空きまくっていた効果もあったかもしれません。
母の手作りだったから、美味しいのは食べずともわかっていました。
でもあの時、あの梅干しおにぎりを食べていなければ、おそらくここまでぶっちぎりで梅干しおにぎりを好むことはなかったのではないか。
この時食べたのがいつもと同じ鮭やおかかだったら、きっと何も好みが変わることはなかった。
今でもふと、そんなことを思います。
手作りの梅干しおにぎりには、そんな特別な思い出が今も強く心に残っています。

おにぎりの具としてだけでなく

それからというもの、自分の中で梅干しは美味しいものランキングの上位に。
おにぎりの具としてだけでなく、お茶漬けにひと粒入れて食べるのもおいしいので、万能ですね。
あの時あのおにぎりを食べて良かったと思います。
梅干しの美味しさに気づくことができて、本当に良かった!
そんなことを思い出しながら、今日も美味しくおにぎりをいただいたのでした。

梅干しに限らず、おにぎりはいいゾ~!!!
みんなも、食べよう!(提案)

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