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noteデビュー3周年

おかげさまで、本日、noteさんから、
デビュー3周年のバッヂを頂戴した。
もうこれは200%、支えてくださった皆さんのお力添え以外の何物でもない。

ありがとう!

それまで、筆など取ったこともない私。
そもそも小説など書けるものなのかという不安。
それ以上に、長続きせず途中で辞めて仕舞うのではないかという不安が大きかった。
それでも、小説好きが高じ、書いてみっかと始めた
デビュー作《蝉が一匹、力無く啼いた》。
仕事をしながら、構想から始まり、ストーリー展開やら、トラップやら、人物相関図やらで、だいたい1年かけた。
 登場人物には拘りたかったので、全ての人物の履歴書・職務経歴書・人物説明書を書いた。
誰がいつ・どこで・どんな風に生まれ・どんな風に育ち、どんな人間関係や社会(コミュニティ)で揉まれて人格が形成されてきたか。
そしてこれら登場人物がどのような関係性で繋がるかを設計した。
産みの苦しみとは良く聞くが、私にはこれらを設計する過程が最も充実していたことを覚えている。
所謂、「あとは書くだけ」ってとこまで、仔細に設計した。

何故これ程までに準備をしたか。
それは、我流を貫いてどこまで行けるか、
とても不安だったから。
ちゃんと、途中で諦めずに、投げ出したりせずに、最後まで書き続けることが出来るのか、とてもとても不安だったから。

というわけで、考えながら書き進めていくなどということは、私の頭には最初からない。そんなことできっこない!(時間が惜しくて、実際やってみたが、あとになって辻褄が合わなくなっで墓穴を掘った)

さて、準備も整い、いざ、書き出すぞ!
私には、絶対やりたかったことがあった。

◆1.冒頭のある一場面。
   誰と誰がいつどこで何をしているのか
   わからないが、この本のメインテーマ
   がそこにあるような読後感を味わわせ
   たかった。
◆2.ウィリアム・アイリッシュ《幻の女》
   あの書き出しをもじりたかった!

この2つが効果的だったかどうかは、みなさんの評価に委ねたい。

さて、どのくらいの方が読了されたであろうか。
現在、朝比奈シリーズ、第二弾を構想中。
やはり、おどろおどろしいモノが書けたら嬉しい。

最後に、
改めて、皆さん、支えてくださって、
本当にありがとう!
マイペースで頑張るよ。



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