球蹴りに魅せられて

試合レビューを書いてます(グランパス)→ https://grapo.net/ 雑記…

球蹴りに魅せられて

試合レビューを書いてます(グランパス)→ https://grapo.net/ 雑記→note

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心に空いた穴を埋めに名古屋から磐田の試合を観戦しに行った話

はじめに僕は文章を書くのがものすごく苦手だ。磐田に彼を見に行ってあふれ出た未練を書きなぐっている文章ですので、誰かに何かを伝えられるような文章でもないことを先に…

チラ裏:応援の権利

アジアカップの敗退後、ネガティブな方向へと活発化するSNSを見て、同じ仲間であるはずのサッカーが好きな人たちによって「見えない繋がり」が殺された過去の出来事を思い…

桐島。ユースの中継あるってよ

普段なら月額1100円かかるjsportsが奮発して、7月2日に横浜FC u-18 vs 名古屋グランパス u-18の無料配信が決定。 春先のリーグ戦以降は中立地での試合やアウェイ開催が多…

シュトゥットガルト残留に向けて~最終節展望~

サッカーメディア各社が伊藤洋輝の招集予定のニュースを出し、普段追いかけられない方や忘れていた方にシュトゥットガルト、伊藤洋輝の文字が目に付く事になりました。 そ…

最近どうよ?:VFB伊藤洋輝(グラサポ目線報告)

ワールドカップに送り出した若鯱達のその後。皆さんは追ってますか?AZに菅原由勢、モンテディオ山形に山田康太、VFBシュツットガルドに伊藤洋輝。 名古屋グランパスはACL…

Road to Final:最後の手紙

2日前なのに寝れなくて出勤。多分今日も寝れない。体力が限界で書くレビューは天国なのか地獄になるのか? んなこたあどうでもいい。選手の背負ってるものに比べたら大し…

大好きなクラブの名前を刻ませてくれないか?

Jリーグヤマザキナビスコカップ、君は平成4年に生まれたそうだな。僕と同級生じゃないか。 今度、僕の大好きなクラブがキミの名前を貰いに行くんだ。 僕とクラブとの思い…

Bundesliga 2節:シュトュトガルド×ライプツィヒ 「VFB入門:日本人が心臓のチーム」

ブンデスリーグ第2節、ゲルトミュラー氏へ捧げる試合。VFBの対戦相手はRBライプツィヒ。赤牛さん翼を授けるグループのチームですね。昨シーズンリーグ2位の強豪です。 し…

VFBシュトゥットガルド:第0節(PSM)&第1節(グロイター・フュルト)

ブンデスリーグが先週開幕しましたね。開幕節から伊藤洋輝がベンチ入りしたことで様々な日本のサッカーメディアでも取り上げられました。「伊藤洋輝の人」としては取り上げ…

人の欲求とルートボックスってメンヘラの恋人みたいな関係ですね

毎年人気のルートボックス商品が出たら思う事。 ルートボックス(ガチャ)というのは辛いもので100円でパリ旅行へ行ける人もいれば、10万円でティッシュしか出ない人もい…

“Viel Erfolg” Hiroki Ito

僕は伊藤洋輝の活躍を願っているはずなのに、2回目の「いってらっしゃい」も笑顔で送れなかった。 名古屋を出たあの日。「次は笑顔で送ろう」と決めたのに 声が出せない…

「何かをする」理由を「サポーター企業を応援する」に置き変えたら、楽しくなった件について

皆さんは「髪を切る」事は好きでしょうか? 髪を切ると“印象が変わる”だったり、“気分が晴れる”と言った正の感情や感想をよく耳にする。 恋愛小説で失恋した主人公の…

グランパスだけ見てても分かる超ざっくりチェルシー:クロスオーバー紹介

明朝4時にヨーロッパ最強クラブが決まります。対戦カードはマンチェスターシティVSチェルシー。 普段Jリーグを中心に追ってる人もマンチェスターシティと聴けば 「ああ、…

チェルシー:選手別振り返り

とんでもなくギリギリの路線修正(監督交代)により何とか上位に踏みとどまった今シーズン。 最終節を前に、今シーズンの選手の奮闘を個別に軽く振り返っていきます。最終節…

【名古屋グランパス✖川崎フロンターレ】ヒーローの歩く道~2021.05.04(第十二節)

各記事に乗る『2-7』の数字。知らない所から飛んでくる石。訴える必要のなかった症状を訴えチームを助けた監督。ありえない日程の連戦で、必死に選手のために準備したチー…

【名古屋グランパス✖サンフレッチェ広島】寒空のUno a Zero~2021.04.14(第十九節)

4月でもナイターはまだ寒いですね。 怪しさ満点の無失点記録。 (贔屓チームandリーグののCLの試合の都合上、試合の見直しが間に合わなかったので、今回はフォトレポート…

心に空いた穴を埋めに名古屋から磐田の試合を観戦しに行った話

心に空いた穴を埋めに名古屋から磐田の試合を観戦しに行った話

はじめに僕は文章を書くのがものすごく苦手だ。磐田に彼を見に行ってあふれ出た未練を書きなぐっている文章ですので、誰かに何かを伝えられるような文章でもないことを先にお伝えしておきます。

僕は人に対して思い入れが強くなるようなタイプではない。周りからは「冷たい」と言われるような人だ。ましてや推しているチームを去った選手を追いかけて他のチームのサッカーを積極的に観るような事もしない。

はずだった…しか

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チラ裏:応援の権利

チラ裏:応援の権利

アジアカップの敗退後、ネガティブな方向へと活発化するSNSを見て、同じ仲間であるはずのサッカーが好きな人たちによって「見えない繋がり」が殺された過去の出来事を思い出す。

昔話をしながらふと思った事。

矢印のやりとり:応援と受け取りの関係応援している想いをつづったら、一般人にも関わらず感謝の言葉をくれた「ひとりのサッカー選手」がいた。

その選手からお礼をしたいと言って連絡があり、わざわざ素晴ら

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桐島。ユースの中継あるってよ

桐島。ユースの中継あるってよ

普段なら月額1100円かかるjsportsが奮発して、7月2日に横浜FC u-18 vs 名古屋グランパス u-18の無料配信が決定。

春先のリーグ戦以降は中立地での試合やアウェイ開催が多く配信もなかったので、この試合で「久々に観るかあ」と思ってる方や貴田選手の影響で“今回初めて観てみよう”と方もいるかと思います。

ユースを長く追っている方達に最大限の敬意を持って、ユースの全選手が素晴らしい選

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シュトゥットガルト残留に向けて~最終節展望~

シュトゥットガルト残留に向けて~最終節展望~

サッカーメディア各社が伊藤洋輝の招集予定のニュースを出し、普段追いかけられない方や忘れていた方にシュトゥットガルト、伊藤洋輝の文字が目に付く事になりました。

そんな伊藤洋輝ですが、所属チームの状況がまあまあ悪い、というよりものすごく悪い。チーム自体の選手年齢層が若い事、主力選手の怪我、コロナなどで「個のクオリティで負けたら勝てない」「集団で状況を打開する術がない」状況が続いています。

注目され

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最近どうよ?:VFB伊藤洋輝(グラサポ目線報告)

ワールドカップに送り出した若鯱達のその後。皆さんは追ってますか?AZに菅原由勢、モンテディオ山形に山田康太、VFBシュツットガルドに伊藤洋輝。

名古屋グランパスはACLにルヴァンカップ、リーグ戦の大混戦の戦火の中、週末はSNSの音声コンテンツで大忙し!と、名古屋を追いかけてる人は中々他のチームまで追う時間が無い!

ましてやAZに関しては日本で合法的に試合を見れる手段も少ないので余計に見る機会が

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Road to Final:最後の手紙

Road to Final:最後の手紙

2日前なのに寝れなくて出勤。多分今日も寝れない。体力が限界で書くレビューは天国なのか地獄になるのか?

んなこたあどうでもいい。選手の背負ってるものに比べたら大した事じゃない。勝ちたいんだ。

前哨戦の天皇杯、結果は完敗。涙が出てきた。負けたからじゃない。あれだけ90分「なんとかしたいんだ」と言う選手の気持ちがピッチに決して美しいとは言い難い状態で出てたのを見たのが初めてだったからだ。

選手の息

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大好きなクラブの名前を刻ませてくれないか?

大好きなクラブの名前を刻ませてくれないか?

Jリーグヤマザキナビスコカップ、君は平成4年に生まれたそうだな。僕と同級生じゃないか。

今度、僕の大好きなクラブがキミの名前を貰いに行くんだ。

僕とクラブとの思い出を話すから君の名前を大好きなクラブにあげてくれないか?

拝啓:ルヴァンカップ

スポーツ選手を目指すが、先天性右側腎無形成で小さい頃は疲労が溜まりやすく、練習後には毎回具合が悪くなりスポーツをする度に指導者の人達から「肩を叩かれる

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Bundesliga 2節:シュトュトガルド×ライプツィヒ 「VFB入門:日本人が心臓のチーム」

Bundesliga 2節:シュトュトガルド×ライプツィヒ 「VFB入門:日本人が心臓のチーム」

ブンデスリーグ第2節、ゲルトミュラー氏へ捧げる試合。VFBの対戦相手はRBライプツィヒ。赤牛さん翼を授けるグループのチームですね。昨シーズンリーグ2位の強豪です。

しかし、昨シーズンからの直近の成績はあまり振わず、開幕節も敗戦してしまい、今回のVFB戦は「絶対に落とせない試合」となりました。

スタメン

VFBは中盤のクレメント以外のスタメンは開幕節と同じ。VFBは前線のキーマンであるカライジ

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VFBシュトゥットガルド:第0節(PSM)&第1節(グロイター・フュルト)

VFBシュトゥットガルド:第0節(PSM)&第1節(グロイター・フュルト)

ブンデスリーグが先週開幕しましたね。開幕節から伊藤洋輝がベンチ入りしたことで様々な日本のサッカーメディアでも取り上げられました。「伊藤洋輝の人」としては取り上げてもらい嬉しい限りです。

そんな中で自分が日本からできる事は何だろう?と考え、毎試合のレビューなどをやろうか考えましたが、普段の観戦&レビューはプレミアリーグとJリーグを主戦場としているので、ブンデスリーグの流行やプレーの引き出しはあまり

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人の欲求とルートボックスってメンヘラの恋人みたいな関係ですね

人の欲求とルートボックスってメンヘラの恋人みたいな関係ですね

毎年人気のルートボックス商品が出たら思う事。

ルートボックス(ガチャ)というのは辛いもので100円でパリ旅行へ行ける人もいれば、10万円でティッシュしか出ない人もいる。その為に人は「投資」をする。

その「投資」を最小限にしたいと言う考え方は至極当然の思考だと思う。

名古屋グランパスは非常にうまくルートボックスビジネスをしている。隣県の球団に試合を見に行く時に自分も他球団のルートボックス商品を

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“Viel Erfolg” Hiroki Ito

“Viel Erfolg” Hiroki Ito

僕は伊藤洋輝の活躍を願っているはずなのに、2回目の「いってらっしゃい」も笑顔で送れなかった。

名古屋を出たあの日。「次は笑顔で送ろう」と決めたのに

声が出せない代わりに、マスクを濡らした7月3日。

今シーズン。50番や4番が話題に上がる中、ジュビロの試合に来ている人たちの中で15番を背負って彼を応援している人は、彼が磐田に帰った年より確実に増えていた気がする。

“伊藤洋輝を応援する大きなパ

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「何かをする」理由を「サポーター企業を応援する」に置き変えたら、楽しくなった件について

「何かをする」理由を「サポーター企業を応援する」に置き変えたら、楽しくなった件について

皆さんは「髪を切る」事は好きでしょうか?

髪を切ると“印象が変わる”だったり、“気分が晴れる”と言った正の感情や感想をよく耳にする。

恋愛小説で失恋した主人公の8割は髪を切ったページの次のコマでは新しい恋が始まっている。

こういう人達を僕は「髪切り勝者」と呼んでいる。

一方で僕は「髪切り敗者」である。

育った環境や育つ過程で起きた出来事の影響もあり

二桁を数える歳を超えた頃にはすでに自

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グランパスだけ見てても分かる超ざっくりチェルシー:クロスオーバー紹介

グランパスだけ見てても分かる超ざっくりチェルシー:クロスオーバー紹介

明朝4時にヨーロッパ最強クラブが決まります。対戦カードはマンチェスターシティVSチェルシー。

普段Jリーグを中心に追ってる人もマンチェスターシティと聴けば

「ああ、日本がロシアW杯のベルギー戦で最後にスーパーカウンター決められた時にめちゃくちゃ良いパス出したデブライネとかいるチームでしょ?」

「とにかくすげー強いチームだよね?」と言うように、一度は名前を聞いた事があるチームではないでしょうか

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チェルシー:選手別振り返り

チェルシー:選手別振り返り

とんでもなくギリギリの路線修正(監督交代)により何とか上位に踏みとどまった今シーズン。

最終節を前に、今シーズンの選手の奮闘を個別に軽く振り返っていきます。最終節前、CL前の読み物としてどうぞ。

GK編2004年からチェフが「追いかけ続けていた」メンディが移籍加入。1stチョイスとして大活躍。ケパはカップ戦のキーパーとして、カバジェロはケパやメンディの精神的支柱として役割を全うした。

No,

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【名古屋グランパス✖川崎フロンターレ】ヒーローの歩く道~2021.05.04(第十二節)

【名古屋グランパス✖川崎フロンターレ】ヒーローの歩く道~2021.05.04(第十二節)

各記事に乗る『2-7』の数字。知らない所から飛んでくる石。訴える必要のなかった症状を訴えチームを助けた監督。ありえない日程の連戦で、必死に選手のために準備したチームスタッフの方たち。そして試合に臨んだ選手。

試合は結果が全てというけれど、自分の心の中では『2-7』で負けようが、外野から石が飛んでこようがヒーローだ。

そんなヒーローがプライドを背負って戦ってくれた試合を振り返る(感情的になるのは

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【名古屋グランパス✖サンフレッチェ広島】寒空のUno a Zero~2021.04.14(第十九節)

【名古屋グランパス✖サンフレッチェ広島】寒空のUno a Zero~2021.04.14(第十九節)

4月でもナイターはまだ寒いですね。
怪しさ満点の無失点記録。

(贔屓チームandリーグののCLの試合の都合上、試合の見直しが間に合わなかったので、今回はフォトレポート的な感じで)

守備感覚のギャップ
齋藤が守備で生き生きしていた訳だが、ピッチでは突っ込む齋藤に稲垣が「プレスに行くな」と制止される場面も。

プレスをスタートする側と判断をする側で話し込む姿も見られた。

守備のスイッチャーになっ

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