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川根本町GRスタディーツアーその1

吉田雄人ゼミの第2期修了生の新谷さんのお誘いを受け、静岡県川根本町に1泊でスタディーツアーをしてきました。

行きの車の中では、新谷さんから川根本町についてブリーフィングが。7000人から順調に人口は減っていて、毎年200人くらい減っている。高齢化率は、40%を超えて、静岡県内2位。川根町、中川根町、本川根町と3つの自治体があったが、川根町が島田市に合併。中川根と本川根が合併して、川根本町が出来上がった、ということを教えていただきました。また、宮田さんからは、大井川鐵道が蒸気機関車やアプト式の列車を現役で走らせていることなどのレクチャーが。夏のシーズンは機関車トーマスのラッピングで50万人近い人が来るということなどを教えていただきました。

さて、川根、と聞いて思い出すことはなんでしょうか?
年輩の方は「お茶」と即答される方が多いと思います。けれども、お茶の単価が往時の3分の1ほどになってしまっているということで、後継者の問題や新たなイノベーションの生まれにくい土壌などについても教えてもらいました。

他にも、寸又峡温泉や接岨峡温泉、千頭温泉など、泉質の良い温泉群があったり、「夢の吊り橋」に代表される吊り橋も多くあり、観光地としての資源も多く眠っていることなどもわかりました。

そういう中で、色々みていこう!ということで、湖上の駅であるとか、蒸気機関車との伴走であるとか、お茶の淹れ方講習だとか、長島ダムという巨大ダムであるとか、川根本町資料館であるとかを、見学して回りました(これだけでも相当の文量になりますがメインディッシュではなかったので割愛!)。細かく案内をいただく新谷さんは、実は川根本町出身でもなんでもなく。支援している会社(ゾーホージャパン社:http://www.zoho.co.jp)が川根本町にオフィスを開設するというご縁で、関わり始めたというのがきっかけ。それ以来「プロジェクトK」と銘打った川根本町の活性化を議論する会議を月に1度ファシリテーションするのが、ボランタリーな役割になったということで、案内の丁寧さも上手さも川根育ちさながらのものでした。今回は直接お話を聞くことはできませんでしたが、ゾーホージャパンの川根本町オフィスは拝見させていただきました。新谷さんからシングルマザーの積極採用や地元高校との連携事業についてレクチャーをいただき、とっても地元貢献を意識している企業だということがよくわかりました。

ということで、「その2」に続きます!

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