【編集部取材】　尾張名古屋はカフェで持つ？ウィズコロナ・アフターコロナ下での、食を中心とした名古屋観光のゆくえ　愛知県名古屋市

2022.02.28

東京・大阪に次ぐ「日本第3の都会」名古屋。

東京・大阪に比べ、土着性がより高いことなどから、長らく「巨大な田舎」と揶揄されたり、観光地としての魅力に乏しいことなどがしばしばネタにされてきた。

一方、その土着性・閉鎖性故に、食を中心に固有の文化が育まれ、それが近年、観光資源として注目され始めている。

コーヒー1杯にトーストなど様々なサービス・オプションが付くモーニングなど、独特の喫茶店文化も全国的に知られるようになってきた。

しかし、2020年に発生したコロナ禍は、ようやく盛り上がりはじめていた名古屋観光ブームにも、暗い影を落としている。

今回は、こうした中、ウィズコロナ・アフターコロナに向け、「複数の出口」が見え始めた観光施設・飲食店について取材した。

＜目次＞

入場者数が少ないことは、本当にマイナスか？

「あいスタ認定店」は、安全・安心の一応の目安。

コロナ禍以前からあった、テイクアウトの素地。

地域のインフラとして機能する喫茶店。

今後は「あえて供給を抑制する戦略」が鍵か。