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今日も人生最高の日

あきやさんの講演会の日。
電車に乗りながら、こんなふうにつぶやいた。

電車がちょっとだけ大きく揺れた。
もし、この揺れが脱線とか事故になって、私は死んじゃったとしても今なら後悔がないなあ、と思う。(飛行機に乗るときも、車が危ない運転をしてきたときも、私はだいたい今死んだら~と想像するので、癖みたいなもの)
あきやさんの講演会はまだ聞けてないけど、それに向かってわくわくしている、その気持ちだけでじゅうぶんなのだと思う。

原宿で降りて、カフェに向かう。イコさんとランチをする約束をしているからだ。予算会やNANA会では会っていたけれど、ふたりで会うのは今考えるとだいぶ久しぶりだった。前日に公開されたnoteがめちゃくちゃ刺さっていたので、話したくて仕方なかった。ランチをしながら、いろんなお話をした。最近の私がぼんやり考えていたことを話していると考えの焦点がだんだんと合ってくる。

愛されたい と思っている自分を受け入れること。
ただ、これは誰に愛されたいか、まだよくわかっていない。神様?とか自分?とか、いろいろ考えるけどまだなにかが眠っているような気がする。私は誰かに最終的にあなたは必ず幸せになれます!愛されます!って保証をされたいのかもしれない。でも、最後っていつなのだろう?朝の自分が思ったように、今死んでもいいやっていつでも思えるようにすることなんだとすると、ご近所物語で実果子が言っている「目指すのはハッピーエンドじゃない。鍛え抜かれたハッピーマインドだ」が理想に近いのかもしれない。

感情の封印を解くとメンヘラがでてくるはなし。
私は今まで良くも悪くも理性で生きてきて、感情を封印していた。それは、中高生のころ、自分にものすごく自信がなくて、まわりのひとに依存的で、めちゃくちゃメンヘラだった。それじゃあよくないよな、と私は感情を封印して鋼のメンタルを手に入れた。このおかげでよかったこともたくさんあるんだけど、自問自答を始めて、私は自分の感情をもっと出していきたいなと思うようになった。そして今感情の封印を解くと、好き!楽しい!という気持ちがたくさん出てくるようになったんだけど、メンヘラの自分も一緒に出てきて病んでたいへん困っている。これは理性と感情がスイッチのようにON/OFFのどちらかしか選べないような状態になんだけど、目指すのはボリュームを上げ下げするようなダイヤル式?で調整できるように理性と感情がバランスよくミックスされた状態に自分を持って行けるようになりたい。

自問自答後に買ったけど気分じゃなくなった服が手放せない。
自問自答前に買った服は自分の判断基準を持って捨てられるけど、自問自答後に買った服はなかなか手放せなくて困っている。これはイコさんがいろんな角度から質問してくれたおかげで、クローゼットの最適量を超えて、服としては好きだけど、クローゼットのキャパオーバーのために嫌いになっていたということがわかった。しかも、できればボロボロになってからさよならしたいタイプ。(買って間違いだった!と思えばそれはすぐ手放せるけど、一時期はスタメン張ってたものはむずかしい。)これは講演会の中であきやさんもクローゼットをイメージして、そこがぎゅうぎゅうなのは嫌だから買わない的なことを言っていて、私は服を買うときにクローゼットの妄想はしていなかったなと思うので、クローゼットから妄想できるようにしていきたい。そして、そもそも私が服を捨てられないのは、服が私のことを大好きだと思ってるからなんだけど、私の気持ちが冷めた時点で服のほうも私を好きじゃないかもしれない、服に愛されてるなんてとんだ勘違いかも、と大爆笑しながら歩いて幻冬舎に着いた。
(イコさんいつもどうもありがとう😭)

講演会の内容は私があえて書く必要はないと思うんだけど、“なりたい”“好き”“似合う”についてとても丁寧に伝えてもらったように思う。
途中までは、ふむふむなるほど〜って思ってたんだけど、本のワークのところで、とりあえず家にある本を想像したときに、“好き”にいれたい!と思った本が、“なりたい”かも?と思ったら、“なりたい”と“好き”がよくわかんなくなった。“好き”なら“なりたい”に決まってない?“好き”じゃないものに“なりたい”ことなんてなくない?考えれば考えるほどよくわかんなくなったので、質問コーナーで質問した。

なりたいは理性。
好きは本能。

と回答していただいて、脳みその回路がばちんとつながった。

私は今は、本能(感情)のままに生きたいと思っているから、“なりたい”と“好き”がものすごく近くて、区別がつかなくなるんだな〜と思った。それがわかったので、しばらく“好き”と“似合う”の2本軸で行けばいいのかな〜と思った。

その時点での私の脳内で浮かんでいた本のワーク。

好き/なりたい

似合う

王国については、もともと熱く語るnoteを書きたいなと思ってるので、“似合う”という観点からも書けたらいいな。ただ、王国に関しては“似合う”というより、10代のころから何十回も読んでるので、私が王国に寄せにいってる可能性もある。もはや一心同体・・・。

ガールズホリデイについては、最近新しく“なりたい”と思ったというかこういうファッションしたい〜!(成仏かもしれないけど)というのがあるので、なんらかの形でお披露目できればいいなあ。

そんなわけで、今の私にとっては“なりたい”=“好き”だとわかって大満足で講演会を終えたのだった。あきやさんのサインをもらって、いろんなガールズと話した後、私はサンダルを修理に出しに新宿伊勢丹へ行った。それでも時間があったので、じゃあ紀伊國屋に行ってみよう〜と気軽な感じで行った。(このあいだ由岐さんと遊んだときに紀伊國屋に行ったのが私の紀伊國屋デビューだったんだけど、あのとき行ってなかったらサクッと行動できてなかったので、とても感謝してる🥹)

2階にある本を端から端まで見る。時間もたくさんあるわけではないので、平積みになっている本だけを見ていく感じ。

目についた気になる本があった。

この本は、どれに当てはまるんだろう?そう考えたときに“似合う”だな、と思った。表紙に文字が詰まっている感じ、私の脳内っていつもこんな感じだなあ、と思ったのでこの本を“似合う”本として選んだ。

そこから何冊か“好き”かな?と思う本があった。“なりたい”本は“なりたい”=“好き”だから見つからないかもと半ば諦めていた。“好き”かな?と思う本はだいたい表紙が繊細すぎて、これはもう成仏できたなれない“なりたい”なんだよな〜と思った。(DIOR的な世界観)そんなふうにふらふら歩いていると、また目に飛び込んできた本があった。

“なりたい”だ、と思った。さっき、“なりたい”=“好き”だと納得したところだったのに、こんなにスッと“なりたい”本を見つけた自分に驚いた。気の迷いかも?と思って、近くにある似たようなジャンルの本もじっくり見る。だけど、ほかのものにはなぜかまったく惹かれなかった。
写真の色、配置、タイトルの感じ、すべてがとてもよかった。

そして、私は思った。
いつかこんなふうになれたらいいな、と。

びっくりした。
私は“なりたい”を見つけたら、120%の力を常に注いで“なりたい”を追っかけないといけないと思っていた。そのためには多少の犠牲も付きもの、そんなふうにストイックに“なりたい”を目指していくのだと思っていた。だけど、そこまでストイックになれる“なりたい”が見つからなくて、宙ぶらりんだった。だけど、この“なりたい”は、いつでも見える場所に置いて、その場所を祭壇のようにきれいにして、ちょっとずつ目指して行きたいと思ったのだ。

でも、ほかにも“なりたい”はあるかもしれない。頭の片隅に置いて、そこから移動する。

“好き”かもしれない本は何冊かあったけど、いまいちしっくりこない。そんなうちに短歌のコーナーになった。そういえばこのあいだ句集を探したときに、句集はいいなと思う表紙のものが多かった。短歌もおんなじようにいいなと思うものがあった。だけど、せっかく俳句に慣れ親しんでる今、短歌はなんか違うよなあと思った。そして俳句はこのあいだ表紙買いしたけど、私は今日の講演会を経て買いたいからこのあいだ買ったのを選ぶのはちがうよなあ、とも思った。そして、詩のコーナーに行く。

とても素敵なきれいな青とピンクの表紙の本がだった。詩はほとんど接したことがないけれど、詩というジャンルを選ぶのもとてもいい気がした。これは“好き”な気がする。

そう思いながら、一応上のフロアも見ようと思った。可能性があるのは4階の絵本と5階の芸術。ふらふらほかの階も歩きながら軽く見ているとびっくりすることがたくさんあった。

まず、ビジネス本やHOWTO本は脳が拒絶していた。もう一文字も読めないくらいに脳が拒絶していた。デザインに関する本もだめだった。写真集とか画集とか、そういうのは大丈夫だったけど、個人的な解釈だけど少しでも商業のにおいを感じると脳が拒絶するような気がした。

そして、絵本はいいかも?と思ってたのにあんまりぴんとこなかった。私はやっぱり子ども向けだけではだめなんだなあと思った。冷静に考えると、私が子どもに固執してる理由ってなんなんだろう?そこを深掘りしてもいいのかもしれないなあ。

そんなわけで、確信を持って2階に戻る。
さっき見つけた3冊を手に取り、レジで購入した。

講演会を聞いてたときは、本で“なりたい”“似合う”“好き”なんてできるのかな?と疑問だったんだけど、本の表紙って想像以上にいろんな情報がちょうどよいバランスで、いろんな気づきがあるんだね。3冊読んで、骨に刻みたい言葉は見つかるのか?わくわくしている。
1年に1回ワークして、1年かけて本を読むとかも贅沢で楽しそう。

あきやさんの講演会は、講演会の内容だけじゃないミラクルがいつもある。これからもずーっと応援してます!次回はオンライン(しかもアーカイブ参加になると思う)ですが、9月はまた会場に足を運ぶつもりでいるので、それまでにずんずん穴を掘っていけるようがんばります🕳️⛏️

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