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けいはんなサイクルレース C1

雨予報も幸いに外れ、暑くもない曇天の中けいはんなサイクルレースが開催された。実に3年ぶりだそうだ。

RCSに組み込まれていたが学連の大会を一時的に中止にしている関係で一般カテゴリのみの開催、特例でエントリーが認められたので出場。せっかくのチャンスは無駄にできない。


コースは京都府は精華町にあるけいはんなプラザを起点とする周回コース。田舎だろうと期待していなかったが、ニュータウンの外れにある美しい直線の並木道、どこまでも続く直線、適度なアップダウン、試走の時点で楽しかった。こんなにワクワクするレースを走るのはいつぶりだろうか。


今回はサポート要員を兼ねて高村とひえいやすとを召喚。前日に散々高村と騒ぎ散らし、日付が変わる頃に爆睡。レース前からアドレナリンが出っぱなしだった。

鬱クワガタ

京都駅からほど近いところにホテルを取る。けいはんなプラザまで30分ちょい。イオソも目の前にあり、狭いが最高の立地。美山のあれはなんだったんだ。

5時頃に起床して7時過ぎに会場入り。雨予報なのでローラーは持ってこなかったが、軽く会場周辺で乗りアップは済ませることができた。


レース前、先日のインカレで亡くなった選手のため黙祷が捧げられる。彼とは直接話したことはないが、同じレースを走ったことがある。


黙祷が捧げられレーススタート。

今回のテーマは不調でも後手を踏まないこと。

ファーストアタックが決まる。1人なので落ち着きムードになる。少し差を開けて逃がす方が安定するし周りにもそう伝えしばらく泳がしながら周回を重ねていく。

先程の選手が吸収されるとまたアタック、今回のレースでは逃げを打つ選手が多い印象だった。後ろの方が休めるのは確かだけど、取り返しのつかない逃げが決まることを恐れ常に前に。登坂区間でも粘れている、心拍は高いけど。


上げれるところは上げて削っていく。30秒程度の登りなら苦手ではないし、絶対値のアドバンテージがある。

キツイけどガツガツ行く。

途中、集団がふたつに割れる動きがあった。不穏な空気を警戒して前方にいたからそのまま回して千切るよう周りに促すも目論見は失敗。再びひとつに集団がまとまる。

高校生軍団が積極的に飛び出して逃げる、強い。しかし集団が本気になればすぐに追いついてしまう。全員が吸収された登り区間で道の端を使いながらアタックを掛ける。

すぐにタイム差が開く

このまま広がればいける、そう思ったが集団が下り区間で飛ばしてくる。さすがに太刀打ちできず登り始めで吸収、そのままペースアップ。


やられた


登り始めではなく、潔く平坦区間で吸収されればまだついていけたかもしれない。致命的なミスで集団が離れていく。


逃げて捕まらないことも大事だけど、捕まる場所も考えないといけない。またひとつ俺は賢くなった。


後手を踏まずにチャレンジして得られたものの1つだ


久しぶりにレースを組み立てていく感覚を感じることが出来た、出て確実にプラスの経験値になったと思う。


次戦は群馬、今季のJBCF最終戦


全力で行こう、後悔しないように。

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