駄文

タイトル「言葉は重い」にしていたが、不毛な文章なので「駄文」に変更。
次の記事の補足(蛇足)的内容になるかなと思い、公開しています。






先々週、COMOLYの山田社長の講演を聞きに行った。
前日に会った友達から精神的カフェインを大量に摂取していて、その日はほとんど眠れていなかった。
ガンギマリだった僕は、気がついたら、質疑応答の時間に「私もひきこもりの人に仕事を提供できるようなことをしたいのですが、meta anchorを先に立ち上げていたから、COMOLYを運営できたと思いますか。資金や人的がなかったらできたと思いますか。」と、質問をしていた。
山田社長は、「やってみたからできた。周りは全員反対していたけど、やってみてその時その時で発展させていった。」と答えてくれた。
その後も3つくらい質問をして、答えてもらった。
我ながらとても具体的なことを質問できたと思う。
講演後に、山田社長から「起業をするつもりなんですね。いつでも連絡してください」と、名刺をもらった。

僕は人生において、人から名刺をもらったことがほとんどない。
もらったとしても、状況的にとりあえず配っておく、いう名刺をもらったくらいだ。
山田社長から名刺を手渡しされたとき、少しだけかもしれないが、僕の考えや発言を認めてもらえた気がした。
そう、名刺をもらえてとても嬉しかったのだ。
この名刺は、買ってきた名刺ファイルに入れて大事に保管している。
この名刺を見ながら一週間考えていた。
自分は起業をするつもりなのだろうか、と。



前日に精神的カフェインの濃い友達と会った、と書いたが、僕が彼に言ったことを思い出す。
「先生と生徒の関係にはなりたくないんだ。それは友達じゃない。」と僕は言った。
この台詞は、僕にとってとてもおっかない台詞だ。
その友達は、非常に頭が良く、ギターが上手く、僕と良く似た物の見方をして、そして僕より先を見通し思考する人だ。
その人に僕は「対等でありたい」と言った。
つまり、僕は彼に、「貴方と対等な友人であり続けるべく、自分をアップデートし続ける」と宣言したのだ。

COMOLYのやっていることは、僕が布団の上でひっくり返りながら妄想していたこととよく似ていた。
勿論COMOLYのほうが緻密で具体的だ。僕はそこまで深く妄想できなかった。
その僕の布団の上の妄想を、山田社長は立って実現した。
その人に、「起業するなら、いつでも連絡して」と言われた。



僕は起業するつもりなのだろうか。
友達も山田社長も、僕の延長線上にいるとか僕の先にいるとかそんなつもりはないし、そう思われていることにいい気持ちはしないかもしれない。
先週の2つの言葉も、僕が勝手に重く捉えているだけだ。

恐ろしい。
自分が研鑽を積むことを諦め、その友達の教えを請うていって、笑い合えなくなるのが。
名刺をもらった感動を忘れ、障害者雇用で安全だが名刺を手渡しで貰えなくなる日々。
そうしてまた自分は大したことのないヤツだ、価値のないヤツだ、何も達成できないヤツだ、と身体に刻んでしまうのが恐ろしい。
このnoteを公開するのも恐ろしい。



ということを書いてはいたが投稿できずにいて、今朝、ある録音音声を聞いた。
その音声は、僕が2017年に元ひきこもり当事者として、ひきこもりの家族の前で自分の体験を話したものの録音だ。
2017年の僕は「自分と同じような苦しんでいる人たちを助けたい」と人前で言っていた。
ずっとそう願っていた。
(ここでこのnoteがあまりに駄文なことに気付く)


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