弟よ、20歳の誕生日おめでとう

ハッピーバースデー、マイブラザー。
自分の誕生日を迎えるよりも、
兄弟の誕生日をお祝いする方が嬉しいのはなぜだろう。
他人事だから、きちんとお祝いできるのかな。
自分で自分のことを祝うのって、なんだか面映ゆいもんね。

きみもいよいよ20歳になった。
大人の仲間入りだ。
お酒が飲めるし、タバコも吸える。
ハタチになって解禁されるのはそれぐらいか。
「カルピスチューハイ」を飲んでみたいと、きみは言った。
残念ながら、お目当てのものはスーパーで売ってなかったので、
ほろよいシリーズを何本か実家の冷蔵庫に入れておいた。
また時間が合う時に一緒に飲もう。

最近は大学の部活が忙しいようで、あまり会えてないね。
元気でやってるかな？
なんでも器用にこなすから、あまり心配はしてないけど気にはしている。
毎日、朝早くから、夜遅くまで頑張っているのは知っているよ。
その頑張りは、いずれいろんな形できみを助けてくれるはず。

これまでは最下級生で大変なことがたくさんあったよね。
朝練の準備をしたり、先輩に怒られたり、いいように使われたり。
そのときの気持ちを忘れないで欲しい。
ぼくに言われなくても、分かってるだろうけど。
きみは、今年から大学2年生になって、先輩という存在になる。
どんな先輩にきみはなりたいんだろう。
憧れの人はいるのかな。
今度、一緒に飲むときにそんなことも話してみたい。

大学の授業にはついていけてる？
ぼくはまったく畑違いだから、アドバイスできることは少ないと思う。
でも、話を聞くことくらいはできるから、
何か困ったことがあったら頼りにしてくれると嬉しい。
話すだけでも楽になることって結構あるから。
とにかく、また今度会うのを楽しみにしてる。
男子、3日会わざればっていうぐらいだから、
きみもぼくも最後に会ったときから、随分変わってるだろう。
楽しみにしてるよ。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
面と向かってなかなか言えないので、書いてみた。

このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無職の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。