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ランウェイで笑って、アニメ1話の光と影。

いよいよはじまりました、アニメ「ランウェイで笑って」。
この日をどれだけ待ち望んだことか…。

おもしろい漫画ある?って聞かれたら、ほぼ必ず「ランウェイで笑って」を推すぐらい好きです。連載1話を見て、もうね一目惚れ。


アニメ1話を見るか、漫画1話を見てもらったらわかると思うんですが、本当に緻密に作られている作品で、この漫画を描ける猪ノ谷言葉先生って、間違いなく他のジャンルでもおもしろい漫画描けるんですよ。マガジンは絶対離しちゃダメだよ。

現在、ほぼ日で連載中の「百人一首が笑っている」というコンテンツで「ちはやふる」作者の末次先生が「ヒットする漫画にはふたつの型がある」と仰っています。


ひとつは「全く新しいものを描くこと」。
もうひとつは「大きな何かを内包すること」。

個人的には、漫画に限らず、ヒットする万物に共通する要素だと思います。
こういう情報がただで手に入るから、ほぼ日はホントありがたい。

ランウェイで笑っては後者に当てはまりそうですが、実は前者も内包しているハイブリッド型。ヒットしない理由がないんだよなぁ…。


さて、アニメ1話よかったですねー。
きちんと1話で描ききらなきゃダメなところを全部入れれてるし、原作が持つ雰囲気もしっかり出せてる。最終話までこのクオリティを維持できればかなり完成度が高いまま完走できるのでは。

ただ一点だけ懸念。
見せ場である「服を魅せるランウェイの表現」がイマイチ。
まだまだ漫画の表現に追いつけてない。
急に柔軟剤のCMはじまったかと思ったわ笑

漫画だとできる表現が、アニメではできないんですよ。
つまり、アニメ独自の表現を見つけなきゃいけない。
これができるかできないかで、神アニメか良アニメか別れる。
育人のように製作陣も、回を重ねるごと成長して欲しいですね。

今日も日刊ムショクを覗きに来てくれて、ありがとう。
アニメで心に風を起こすのは、なかなか難しい。


このnoteは「日刊ムショク」と題して、
無色の毎日をつらつらと綴る。
平日は7時ごろ、休日は9時ごろに更新予定。
また明日、時間があれば、覗いてね。

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