見出し画像

私の人生の教科書『Aquatimez』

こんにちは。
今回は aquatimez の再結成のニュースを聞きまして、
aquatimez の思い出を記事にしたいと思い、
こちらの記事を書くことにしました。

再結成の上で、1人でも多くの人が aquatimez に
興味を持ってくれたらなということで
この記事を書いています。


彼らの曲を初めて聴いたのは、2006年。
当時の私は中学2年生。
毎日の勉強が難しいと感じ、唯一得意だった数学も、
計算ではない、証明が出たことでつまずいてしまう。

人間関係も、悪くはなかったが、
代わり映えのない日々。
そんな中、テレビで『決意の朝に』の
このフレーズを聴きました。

「辛い時辛いと言えたらいいのになぁ」

もうこのフレーズは衝撃でしたね。
辛さの正体はわからないですが、
どこかモヤモヤしている私の気持ちを
救ってくれた曲になります。

そこからAquatimez が好きになり、
続けて発売された2曲目。
『千の夜をこえて』

「好きな人に好きって伝える
それはこの世界で1番素敵なことさ」
ここの歌詞も好きなんですが、

「無傷のまま人を愛そうとしていた」
この歌詞も刺さります。

恋愛って、
「相手はどう思っているんだろう?」とか、
「この言葉で相手を傷つけちゃったかな」とか
色々と考えてしまいますよね。

好きな人には好きって伝える、
その気持ちを後押しする曲でした。

今でも好きな人ができたときに聞きたい1曲です。

『決意の朝に』『千の夜をこえて』が収録されている
『風をあつめて』

受験期もaquatimezと共にしました。
『ALONES』中の英語歌詞の
「why do we feel so alone anytime」の
歌詞を解読するために英語を勉強したのも
いい思い出です。

その次の『小さな掌』もいい曲ですね。
最初の前奏が好き。PVの男女の掛け合いも好き。

「何もかもうまくいく時ではなく
何もかもうまくいかぬ時にこそ
人は大切な存在に気付くのでしょう
どんな僕も愛してくれる君へ
ありがとう いつもそばにいてくれて」

もうサビの歌詞が好きすぎましたね。
当時は受験生。
何もかもうまくいってなかった時期でした。
この言葉にはほんと支えられてきました。

『ALONES』『小さな掌』が収録されている
『ダレカの地上絵』


高校生になり、私はアルバムにも手を出し始めました。
ストーリー性のある歌詞がすごく好きで、
『いつもいっしょ』『静かな恋の物語』
『うたい去りし花』『メメント・モリ』
『LOST PARADE』『未来少女』など、
何度聞いてもその世界観を楽しめる名曲です。

そして高校生の終わりに聞いた
『真夜中のオーケストラ』


高校生活も終わりに近づき、
勉強に集中したりと、当時の私は、
周りと距離をとることがあった時期。
でもホントは一緒にいたいなと思った。
そういった孤独の感じ方で共感を持てる曲でした。

また、この歌詞の、
「幸せなんて小さなスプーンで
掬えるくらいで充分なんだ
分け合える人がいるかいないかだけだ」
という歌詞はとても印象に残っていて、
今でも私の人生のモットーになっています。

この時期になると、Aquatimez の歌詞も、
哲学的になるものも増えてきたなと感じましたね。
この曲が収録されている
「カルぺ・ディエム」が「今を楽しめ」という
意味であることをネットで調べたりしました。

『メメント・モリ』『真夜中のオーケストラ』が収録されている
『カルぺ・ディエム』

そして、大学時代を過ごし、社会人になり、
aquatimez好きの友人とドライブに行った時は、
アルバムを流しながら、
永遠と自分語りをしたこともありました。

その後、2018年。解散のニュースが流れました。
私はこんなにaquatimezを推していても、
ライブにはまだ一回も行ったことがありませんでした。

絶対最後に見るんだ!という思いで、
チケットをゲットし、ライブに参加。

アルバムもほとんど聞いていたため、
aquatimezの曲は結構知っていると自信があり、
今回歌う曲も全部知っているかな、とは思いましたが、
1曲だけ知らない歌がありました。

それが『over and over』です。

「世界にいる一人一人に頷いてもらえるような
生き方をしようなんてグロテスクなエセ道徳だ」

当時の私は、教員として、
(当時の私は学校の先生でした)
嫌われないようにどこか意識してた
部分があるように思います。
その結果、無理をしてしまったこともありましたが、
その言葉のおかげで肩の荷が降りました。

そして、もう1つ。
ドラムのTASSHI さんが発した言葉は、
今でも心に残っています。

「目標がない人は急いで目標を見つける必要はない
目の前のことをまずはやればいいさ」

夢はすぐに持つ必要はない。
ただ、一歩は踏み出した方がいい。
すごくいい言葉でした。

その後、aquatimezは解散し、その年度で、
私も教職から離れて別の仕事を経験しました。

私は、教職を離れてみて、
改めて教職の良さに気づき、
教職の世界に戻ってきましたが、
その時、ちょうどボーカルの太志さんが、
「Little Parade」を発足した話を耳にし、
太志さんもインタビューの中で、
「歌の世界から離れて居酒屋でバイトした
そしてまた音楽の世界に戻ってきた」と言っており、
状況が私とシンクロしていて親近感を覚えました。

『ユニコーンのツノ』は、
私の大好きなストーリー性を残しながらも、
私の新しい人生を推してくれる、
そんな良いメロディーと歌詞でした。


そして、待ちに待った、aquatimezの再結成!
単純に嬉しいですね!

次はどんな曲が聴けるのか、楽しみにしています!


ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事を読んでいただき、
少しでもaquatimezの魅力を感じることが
できたのであれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?