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日記を読みかえして。

2023/1/30「友達と約束していたのに、そんな気分になれずにお断り。ごめんね。」
2023/2/2「神戸に古道具を探しに。だけど体調があんまり良くなくて楽しめなかった。」
2023/2/3「宿直。あんまり寝れない程疲れた。大泣きしながら○○(バイト先)向かった。生きるのしんどい。」
2023/2/10「ぼーっとしてやるべきことだけはやって出発できたからそれで良い。」
2023/2/14「大泣きしたので、あー悲しいって感情がまだあるってホッとした。」
2023/3/3「何してても涙が出てくる。寝たくないし、起きたくない。何が辛いかも分からずで。涙しか出んね。出るだけマシね。」
2023/3/20「パズル7時間くらいした。完成した。」
2023/6/2「5/23に書こうと思ったけど止まった。色んな色んなことがあった。罵倒されまくった。投げ飛ばされて、苦しいこともあった。自分で見つけたお家も、自分の意志とは裏腹に出ていかなきゃいけなくなったし。目を瞑っていたくて受け入れたくなくて自分で自分でって思ってたけど、もう無理だって。本当に自分を見失って立てなくなって、自分で自分を殺してしまうと思ったから打ち明けた。」

2023年が始まってからの半年間、突然やってきた地獄から全然抜け出せなくて、どんどん底に落ちていく感覚だった。今が落ち着いていて、忘れてしまいそうになるけど、本当に自分が自分じゃなくなるくらい苦しかったんだなと思う。

2023/6/12「辛くて苦しいはずなのに、次から次へと傷つく暇もなくやってくるから、全部受け入れられてるような顔をして、辛いも苦しいも全然感じることもなくて悲しみに疎くなる自分が怖かった。でも大丈夫。怖いと思った時に走ってかけつけてくれる、いつでもお家に泊めてくれる、おかえりって迎え入れてくれる職場の人たちがいて、沢山助けて手伝ってくれて最悪の状況から脱却できた。本当に本当に救われた。全力で恩返ししていきたい。もう一つ、新しい同居人が。ずっとの推し、○○(彼の名前)だよ。ほんとに自分でも信じられない。一緒に住んでいることはもちろん、私をすごくすごく大切にしてくれていること。あー幸せだって思える、それが嬉しい。」
2023/7/13「久しぶりに開いたら一カ月ぶり。続かなくなった、というよりは一人じゃなくなった、ここにいっぱい書いて、向き合って悩まなくても毎日たくさんお話を聞いて消化させてくれる人がいる。○○が彼氏になりました。毎日たっくさんの愛情を注いでくれとるよ。こーんなにも何も疑わず信じられる自分がいることが嬉しい。毎日一緒にご飯を食べて、隣で寝て、一緒のお仕事頑張って。愛情で満たされてて、幸せ…の言葉しか出てこんね。少し前の苦しみが嘘みたいに楽しい。やっぱり起き上がれる。大丈夫。」
2023/8/1「私のこと本当に好きなんだなーってことがひしひしと伝わってきて嬉しかった。私を必要としてくれてありがとう。本当にありがとうだー。」

苦しみから抜け出させてくれて、毎日溢れんばかりの愛情を注いでくれる人に出会えたこと。私を必要だと思ってくれる人が一人でもいる日常はこんなにもキラキラして、私らしくいられて、自分を好きになれるんだって、今しっかりと感じてる。私を生き返らせてくれて、全力で笑うとか、嫌なものを嫌だと言うとか、出来なくなっていたことをもう一度出来るようにさせてくれたこと。誰かを頼る勇気を持たせてくれる人。そのままの私を肯定し続けてくれる人。私、本当に元気になったんだって、打っていて涙がでてくる。ありがとうって何度伝えても足りないな。

何回も何回もどん底に落ちた。2023年に入る前だって、ずっと、暴力も暴言もいじめも、一人ぼっちで本と日記が友だちなのも、声を殺して泣くことも、眠れなさも、私の日常には付き物だった。明日が怖いことも一日を終えるのが精一杯なのも、ずーっと当たり前だった。当たり前に抱えないでいいことを当たり前に抱えて、覚えなくていいこと知らないでいいことばっかり知ってしまって考え方が歪んで。私が私らしくいても良いかなと思えるのは一人でいる時ばっかり。好きなものを好きだと言ったり、出した自分の声を聞いたりすることが本当に怖かったんだ。

だから、一緒にご飯が食べられること。隣で眠って隣で目覚めること。好きなものを好きだと言っても大丈夫なこと。笑ったら、同じように笑うこと。泣いたときは抱きしめられること。握った指を繋ぎ変えて手で繋いでくれること。毎日、私を尊い生き物だと大事にしてくれること。この全部全部が、だいすきな人との日常だってこと。

もう大丈夫。また、傷ついても、なんて思わない。この人となら、私は絶対大丈夫なんだ。私と出会ってくれてありがとう。日常を180度変えてくれてありがとう。

久しぶりに開いた日記。読みかえして今の大切さに気が付く。やっぱり、色んな意味で日記は私のたからものです。そして、玄関に並ぶお揃いの靴も、私の大事な大事なたからものです。


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