あかしまな風のなかで

体裁や見映えや出来やセンスより
熱意それこそが総てじゃねェのかい?

暴(あかしま)な風に飛び出で駅向かふ星はまたたき街はまだ夢の中にて

真夜中のただあやふやなる薄影を
踏むや踏まずや惑ふ吾居て

擦り切れてボンヤリすらばするほどに不思議と歌は湧き出でてくるもの

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