ゆたかカスタマーサクセス(YutakaCS)

大手レビューサイトや、AIチャットボット、法人向けバックオフィスSaaSで4年ほどカス…

ゆたかカスタマーサクセス(YutakaCS)

大手レビューサイトや、AIチャットボット、法人向けバックオフィスSaaSで4年ほどカスタマーサクセスをしています。 整ったカスタマーサクセスやぐちゃぐちゃなカスタマーサクセスも肌で感じて見てきました。 本質にしっかりと切り込んだ価値提供をするために匿名で情報提供をしています。

最近の記事

カスタマーサクセスをやめたくなるパターン1選

皆さん仕事は楽しいですか? こういったイケイケな業界で、ただ楽しい言っているヤツ大量発生していると思うんですけど、こういうこと言っているヤツのことってちょっと薄っぺらく感じちゃいます。 楽しいなんてことは基本なくて、何かを成し遂げたときに「よかったー」ってほっとする瞬間に楽しいというよりは、この仕事しててまあ良かったんかなって思うのが本質だと思っています。 イチローもプロになったら学生時代と同じようには野球を楽しめなくなったと言っていました。けど何かを達成するとそれが快感

    • これからカスタマーサクセス職を考えている方へ。(新卒も是非読んでね。)

      カスタマーサクセスはそんな綺麗なもんではないぞ。ここでいう綺麗というのは、カスタマーサクセスは、企業が提供する製品やサービスを通じて顧客満足度を高め、長期的な顧客関係を築き喜びを共有する美しい職業。 ここに対してカスタマーサクセスという職は綺麗かどうか。 というお話になります。 結論、カスタマーサクセスは綺麗な職ではない。 ということを知っていただきカスタマーサクセスを検討している皆様がカスタマーサクセスに対してミスマッチを起こさないようにしていただくのが、本記事のテーマ

      • SaaSで値引きするのはやめてくれよ。

        SaaSってなんだったっけ。 SaaSとは 考えるのも大変なのでChatGPTに聞いてみました。 今回のテーマで話をしたいのは初期投資が少なく必要な分だけ支払うことができる。の部分です。 必要な分だけ支払えばいいですよーって言っているのに、値引きしましょうの矛盾に気が付かないといけないと思います。 SaaSの商品を値引きすることのデメリットとは 矛盾どうこう言っているけど問題がなければそれでいいじゃん。 という方に向けて私がデメリットをお教えします。 それは一言

        • カスタマーサクセスをするのに必要な○○力(実務ベースで)

          ①エクセル力(スプレッドシート力) これはチームに一人いると相当違いを感じると思う。 ・社内向けに簡単にでいいからカスタマーの情報をまとめたい ・カスタマー向けに定量の効果をデータをまとめたい ・活動成果、KPIをまとめたい まとめるのにセールスフォースが使えればそれはいいことだが、 簡単にセールスフォースが使いこなせるなら苦労はない。 簡単にまとめてくれというのは簡単だけども、簡単にまとめるのは簡単に出来ない。 スプレッドシートの扱いに慣れていると社内の情報共有はやり

        カスタマーサクセスをやめたくなるパターン1選

          営業(FS)にカスタマーサクセスを浸透させたい。

          フィールドセールスの皆さん。契約後のカスタマーのこと、少しでもいいから思い出してください。フィールドセールス、売るの上手すぎ問題。 先日カスタマーサクセスは要するにもうちょい売ることの意識を持ったほうがいい。 という話をしました。 ところがどっこいフィールドセールスの皆さんは本当に売るのがうまいです。 なんでも売ります。 うんこ味のカレーでも売ってくるんじゃねーかって勢いで売るのがうまいです。 しかしながら考えてみていただきたい。 うんこ味のカレーをなんやかんやセール

          営業(FS)にカスタマーサクセスを浸透させたい。

          なぜ解約率をKPIに置いてはいけないのか。

          なぜ解約率をKPIに置いてはいけないのか。その答えは単純で守りに入ってしまうからである。 カスタマーサクセスは守りの組織なのではないか? このように思う方も当然いるんだろうが、はっきり言おう。 カスタマーサクセスは守りより攻めが大事だと。 サポートじゃなくて成功をつくらないといけないから当たり前じゃね? と思っているそこのあなた。 大甘です。九州の醤油くらい甘い。 その言葉通り実践できてますか?言葉通りの組織になってますか? 今一度自分の手を胸に当てて聞いてほしい。

          なぜ解約率をKPIに置いてはいけないのか。

          解約したいと言われたときの対応方法

          大嫌いな解約カスタマーサクセスをしている人に「嫌いな言葉は何ですか?」とインタビューをすると、5000兆年連続で1位を獲得しているのが「解約」です。 カスタマーから解約したいですと言われた日にはしんどすぎるので、対応方法を授けたいと思います。 解約したいと言われた場合の2パターン。 ①解約するか迷っている ②解約することを決めた この2種類です。 ①解約するか迷っている これはまだなんとかなる可能性は高いと思ってほしいです。 例えば 「現状使用率が低いので他社に乗り

          解約したいと言われたときの対応方法

          「カスタマーと仲良くなれたらそれが本当のカスタマーサクセス。」それ本気で言ってます?

          寄り添うだけではダメって話。 「カスタマーサクセスは顧客と関係性を築き、顧客の成功を助けるんだ!そのためには顧客と仲良くなるくらいじゃないと!」などと世界中のカスタマーサクセスが偉そうに言っているのを幾度となく見てきました。 ただこれ、あながち間違いでもなく、半分正解で半分不正解かと。 「仲良くなって、それで、何?」って話なんです。 寄り添い型カスタマーサクセスが陥りやすい罠が、「カスタマーサクセスの存在意義は、カスタマーを成功させた先にあるビジネスの成功。」その意識

          「カスタマーと仲良くなれたらそれが本当のカスタマーサクセス。」それ本気で言ってます?